JTCで働くということ❷
前回で提示した特徴について解説させていただきたいと思います。
・年功序列に基づく賃金体系
こちらは実に日本らしい特徴なのですが、勤続年数が長い人の方が賃金的にも実務的にも有利になります。
退職金なども勤続年数をもとに計算されることが多いため、JTCにおいては若いうちに入っておくor正規雇用にしてもらうというのが1つ重要な指標になります。
中途採用だと契約社員から社員登用して、それまでの勤続年数がリセットされるパターンも結構あるので、私みたいな中途採用組は注意が必要です。
・何かを変えようとしても変わらない体質
基本的には人間の性格と同じで根本は変わりません(笑)
フランスの法律だと「法人格」という擬人化したような概念があったかと思いますが、まさにそんな感じです。
バチバチに業務効率化して改善しよう!みたいなことはいち社員だとほぼ無理だと思うので、
ある程度のんびりした性格の方がイライラしないと思います。
理詰めで上司に掛け合っても全然相手にされない、というのは死ぬほど経験済みです。
・ちょっと昭和的ユルさがあり、ほぼほぼクビにはならないという安心感。
犯罪とかしない限り(笑)、ちょっとくらいではクビにならないことがほとんどだと思います。
働き方改革などが進めば平気で今まで言ってた根性論などなかったかのようになるし、
なんなら事故事例が起きてから誰かがずっーと言ってたことが一気に正当化されたりします。
(だからと言って個人が評価されるとか見返りはありません)
ゆるいと言うより、「優しい」と言った方が適切かも知れません。
体調を崩して休職するなどは適切な処置が払われることが多く、残機規制などもうるさいのでサビ残的なことはそれほどないかと思います。
(まれに、文句言わずに大人しくしてると誰かの裁量でやらされる場合はあるので注意は必要)
続きます。