紅藍クロニクル ~共に歌え、叫べ、哭け、今!~
2020年9月12日、ときのそらチャンネルにてSorAZの新曲「紅藍クロニクル」のデジタル配信が発表されました。
SorAZの曲は、2020年3月4日発売のそらちゃんのミニアルバム『My Loving』に収録されている「刹那ティックコード」に続いて2曲目。しかも今回はAZKiちゃんが作詞・作曲を手掛けているとのことなので、期待が高まっていました。
また、そらちゃんとAZKiちゃんは配信内で「紅藍クロニクル」についてこう語っています。
2人の魂のこもった感情バトルみたいな曲になっております ーーAZKi
勢いよくかっこよく歌えるからすごく気持ちよく歌えたし、歌詞もわたしたちを表している感じ --ときのそら
前回の「刹那ティックコード」がロボットアニメのOPに起用されているかと思うようなかっこいい曲だったので、今回も同じ系譜を継いだものと予想していました。
同日にAZKiちゃんのマネージャーであるツラニミズ氏も、
と、太鼓判を押す出来になっているとツイートしていました。
紅藍クロニクルを聴いて
2020年9月22日、「紅藍クロニクル」のデジタル配信が開始されました。
今回はSorAZ ver.と、それぞれのソロver.、Instrumentalの4曲が収録されています。
SorAZ ver.
「刹那ティックコード」同様、ロボットアニメに使われているかと思うようなかっこいい曲です。今回はOPというよりは劇中歌に使われるような感じでしょうか。
2人の掛け合いが良いのはもちろん、前述した「2人の魂のこもった感情バトル」がバチバチ繰り広げられている感じがとても素晴らしかったです。
制作秘話として、ツラニミズ氏も以下のようなツイートをしています。
はい、これは紛れもなく劇場版ですねぇ。最終回直前のBパートで味方が応援にかけつけて、2人で一気にピンチをひっくり返す時に流れて始めるのが容易に想像できますね。
ソロver.
こちらはコーラス部分がそらちゃんの場合はAZKiちゃん、AZKiちゃんの場合はそらちゃんが歌っています。
そらちゃんver.は、普段はアイドルらしくかわいい曲を歌うことが多いだけに、こういったかっこいい曲は自分にすごく刺さりました。
そしてそらちゃんの武器である高音域が遺憾なく発揮されているのがサビの部分。これでも低めに抑えているというのだから、さすがビクターさんに狂った音域の持ち主と言われるだけはあると思いました。
AZKiちゃんver.は、感情の乗せ方が本当に上手で、特に2番のサビの部分はまさにAZKiちゃんを表すような歌詞であるのでグッときましたね。
そらちゃんと同じ歌を歌っているはずなのに、2人でこうも歌い方が違うものなんだなと思いました。
お互いのカラーをこの曲に詰め込みました
そして今回「紅藍クロニクル」を聴いてて特に良いと思ったのが、AZKiちゃん作詞の歌詞です。
この曲の中でそらちゃんとAZKiちゃんのそれぞれのパーソナルカラーである青(藍)と赤(紅)が出てくるのですが、これについてAZKiちゃんはこう語っています。
2人で歌うことを考えて、作詞するうえで2人のカラーをどう表すかをすごく考えてこの曲に詰め込みました --AZKi
この「2人で歌うこと」を念頭に置いて作詞されているということで、個人的には「刹那ティックコード」以上に、ザ・SorAZと言えるような曲に仕上がっているなと思いました。
そらちゃんも自身の誕生日に「青空のシンフォニー」を作詞・作曲して発表したのは記憶に新しいですが、そのそらちゃんが才能を羨むほどなので、AZKiちゃんの作詞の能力が高いことがうかがえます。
SorAZはまだまだとまらない
新曲が発表されましたが、SorAZはまだまだとまりません。
9月26日(土)に「SorAZ Special Live 刹那的クロニクル」が開催されることも発表されました。
今回の新曲を引っ提げてのSorAZライブ、今からすごく楽しみですね!
また、AZKi Channelにて「紅藍クロニクル」リリース記念として、MVのプレミア公開およびMVの同時視聴配信が行われる予定となっています。こちらも見逃せませんね!
同時視聴枠
「紅藍クロニクル」MV
このMVの概要欄には「紅藍クロニクル」の歌詞が記載されているので、購入された方は歌詞もしっかり見ながら聴くのも良いでしょう。
長くなりましたが、これを以って今回の感想の結びとさせていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
SorAZはいいぞ。
2020.09.22
龍剣