毒親の呪縛を超えて〜自分らしい生き方を取り戻す方法〜
こんにちは。
私は53歳、2人の娘を育てながら、心カウンセラー(30年)、そして【自分とつながる学校】という大きなテーマを掲げ、「軽やかに人生を楽しく自由に生きる女性のためのマインド講座」やその他の講座などを10年以上主宰し、多くの方の心や思考の悩みに寄り添う仕事をしています。
これまで日々、たくさんの方々とお話しする中でいつの時代も共通している悩みの大半が、「もう親に縛られて生きるのは嫌だ」「自分らしく生きたい」「もっと楽しいと感じる人生にしたい」「人生を変えたい」ということ。
そしてそれらの切実な願いを抱えながら、もがいている方が本当に本当に多いということを感じてきました。
特に30代から60代の女性たちは、仕事や家庭、親子関係などさまざまな責任を抱えながら、「このままで人生が終わってしまうのは嫌だ」と思い、「じゃあどうしたらいいんだろう」「どうすればもっと自分のネガティブな思考や感情から解放されるんだろう」と悩み続けている方は少なくありません。
このブログでは、それらの生きづらさがどこから来るのか、そして全てではないけれど、私たちが大人になるまで(なってもなお)ネガティブと言われる悪影響を与え続ける「親との関係」について、紐解きながら、原因や理由、答えやヒントなどを交えて、お伝えしていきたいと思います。
毒親という言葉を使わせていただいていますが、私のブログ内の「毒親」は、虐待をしたり、ネグレクトをしたりといったことだけではなく、衣食住を与え、時に優しく暖かい家庭を提供している良い親でさえ、「毒」を持ち、子供に「毒」を与えてしまうという側面からお伝えします。
どんなに良い親でも「毒親」になり得るし、知らずに、また意図せずとも子供の心を容易く傷つける「毒親」になっていたり、なってしまう可能性があるのです。
そして、「毒」となってしまった「親子の関係」それを超えた時にどんなふうになれるのか、なっていけるのか、どんなに素晴らしく明るい未来が待っているのかということも含めてお伝えいきたいと思います。
生きづらさ、やるせなさ、自身のなさ、不甲斐なさを感じるその大きな大きな要因に「親」との関係が影響しています。それも良い親ではなく、「毒親」という言葉が数年前に出て他時に、まさにぴったりな言葉だと感心したくらい、本来守ってくれるべきの親の「毒」の部分が、大人になっても私たちを蝕んでいるのです。
====「毒親」=====
「毒親」という言葉、ちょっと強く聞こえるかもしれませんが、ここではただ「親」という存在がどのように私たちの生き方や考え方、そして心に「毒」となる影響を今なお与えているか、あなたと親御さんの関係を振り返りながら読んでみるのもいいかもしれません。
あなた自身の今までの生きづらさの原因がなんなのか、もしかしたら分かるヒントとなり、そして重かったものが軽くなれば嬉しいです。
毒親がもたらす「心の呪縛」
「親の影響が、今の自分にそんなに関係あるの?」と思う方もいるかもしれません。けれど、こんな風に感じたことはありませんか?
何かをやりたいと思ったときに、「そんなことしても無駄だよ」と心の中で誰かに言われる気がする。
自分の感情を表現したいのに、「そんなことを言ったら相手にどう思われるだろう」とためらってしまう。
つい人の期待に応えようと頑張りすぎて、疲れてしまう自分がいる。
実はこれらの思いの裏に、「親から植え付けられた考え方」や「幼い頃に浴びた言葉」が隠れていることがよくあるんです。
たとえば、こんな言葉を思い出す人もいるかもしれません。
「もっと頑張りなさい。そうしないとダメな大人になるよ。」
「あんたには無理なんだから、やめておきなさい。」
「○○ちゃんはできるのに、なんでできないの?」
これらの言葉が心の中に根を張り、知らず知らずのうちに自分を否定する考え方や、生きづらさの原因になっていることがあります。
私も、そこから抜け出すのに時間がかかりました
私自身も、ずっと「母の言葉」に縛られていた一人でした。
子どもの頃の記憶で今でも覚えている言葉があります。
「〇〇(兄)は頭がいいんだけどおまえは」や「兄妹が逆(の役割)で産まれてくれば良かった」「全くもう、できないんだから」という言葉を言われた記憶が傷となり心に重くのしかかっている時がありました。
それ以外にもそのような否定的な言葉や可能性を潰すような言葉、未来がそこで終わってしまう言葉を言われるたびに、私は「もっと頑張らなくちゃダメなんだ」「私は愛される価値がないのかもしれない」「失敗したり、間違えたことをやるなら、やらない方がいい」と思い込んでいました。
大人になってからも、何かを始めようとするとき、
「それで失敗したらどうするの?」
「そんな簡単にいくわけないでしょ。」
「成功するにはもっと頑張らなきゃ無理に決まってるでしょ。」
「役に立たない」
その声が頭の中で響くたびに、私は立ち止まり、挑戦する前に心が折れてしまう。そんな経験を何度も繰り返してきました。
母の言葉だけでなく、時に父の否定的な言葉も時に私を縛りつけていたのだと気づきました。
私の育った環境は決して一般的に悪かった環境ではなかったにも関わらず、日常の中で浴びた言葉が、子供の私にとってこうも深く、時に酷く、思いもよらないほどに大人になっても思考や感情に影響をおよぼしてきたのは事実です。
親との関係の中できあがったのは、
「何かをしなければ愛されない」
「本当の自分を見せたら否定されるかもしれない」
という思い込みでした。
親からのこうした言葉や態度が、私の心に「ルール」を作っていったのです。
心に刻まれた「親のルール」
そのルールは、無意識のうちに私の行動をコントロールし続けていました。
「失敗してはいけない」
「他の人の期待に応えることが最優先」
「自分の感情を表に出してはいけない」
子どもの頃にこれらのルールができあがり、大人になった今でも、何か大切な選択をするときに、このルールが頭の中で私を止める時があるのです。
たとえば、新しいことを始めるとき。
心の中で、「どうせ失敗するよ」
「もっと準備をしてからじゃないとダメだ」といった声が聞こえる。
まさに「毒」が少しずつ盛られるように心に染み込んでいく。何度もその「毒」の言葉に傷つき、深いところで悲しみや怒り、絶望を溜め込んでいきながら成長し大人になっていく。
大人になって自由を手に入れたにも関わらず、ここぞの時や自分がこうしたいと希望を持つ時に動けない自分がいたり、ウジウジしている自分が出てきたり。
理由がわからないうちは自分責めをしている人も多いのではないでしょうか?
あなたの中にも「親の声」が残っていませんか?
ここまで読んでくださったあなた。
もしかすると、心の中に残る「親の声」が、あなたの生き方や選択を今も縛っていて、今ひとつ人生を楽しめなかったり、不安や心配のループにハマったり、自己否定が起きていたりしているかもしれません。
やりたいことがあるのに、「どうせ私には無理だ」と思ってしまう。
誰かの期待に応えなければと、自分を犠牲にしてしまう。
「自分の気持ちなんて大したことじゃない」と、自分を後回しにしてしまう。
こうした感情の裏には、「親の毒(の言葉)」が隠れているのかもしれません。
私の開講している「人生を軽やかに楽しく変えていくマインド講座」の中でも、個人セッションの中でも親子関係について一歩も二歩も踏み込んで、過去と現在を見てもらいます。
そうすると忘れていた記憶や覚えている記憶の両方を思い出したり、そこからワークに入ってもらうことで、一気に心が軽くなり、今までの生きづらさや息苦しさから解放されて、人生が大きく変わっていくことが起こります。
表情や親子関係や容姿が美しくなり、さらには仕事や家庭まで良い方へ変わっていくため、皆さん驚かれます。
これは、自分一人では向き合いきれなかったり、そもそも心の傷の程度に関わらず忘れてしまっていたり、記憶の底に追いやってしまったため思い出せなかったりするのですが、大切な自分の「心」のための時間を取り、講座などを通して、ゆっくりと丁寧に丁寧に「何が」自分の中での「毒」だったのかを見てもらうことなどで何十年も光が当たらなかったところに光が差し込み、浄化され癒されていくからです。
人生は今からでもいつからでも変えていくことができます。
諦めずに一緒にあなたの望む「自由で」「もっと軽やかで」「楽しい」人生を生きていけるのです。
一歩一歩、時に二歩も三歩も飛び越えて、心の安らぎさえも手に入れていけるのです。
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次回は…
次回は、「親から植え付けられた毒の言葉を見つける方法」についてお話しします。心の中で「親の声」がどのようにルールとなり、あなたの行動や考え方に影響を与えているのかを、具体的に探っていきます。
あなたの心の中にも、気づかないうちに生き方を縛るルールが隠れているかもしれません。それを見つけることが、解放への第一歩です。
誰でも本来の自分らしく自由に楽しく生きていい。
そしてそうなれる。
一歩ずつ一緒に紐解いていきましょう。
それではまた次回。
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