人間の本性は「ある程度残虐」である話
どうも!しんたろーたりーと申します。営業マン歴13年、ナンパ歴14年のトークスキルを活かしてvoicyのパーソナリティをやっております。
今日は、ゲームの中での行動について、少し深く考えてみたいと思います。特に、リセット可能な状況下で人間がどのように行動するかについてお話しします。
皆さん、ゲームをしているとき、自分がやった行いについてどのように感じますか?多くの場合、ゲーム内の行動は「架空の話」であり、いつでもリセットできるという安心感があります。これが人間がゲーム内で思い切った行動を取る大きな理由ではないでしょうか。リセットができる、もう一回やり直しができるという状況があるからこそ、人間は大胆な行動ができるのです。
例えば、あるゲームでラスボスとして登場する「サンズ」というキャラクターがいます。彼が登場するこのゲームのルートは、非常にひどいストーリーある為に、彼はプレイヤーに対して「この先に進むな」と何度も警告してきます。しかし、人間はその警告を無視して進みます。なぜなら、その先にどんな結末が待っているのか知りたいからです。プレーヤー自身、ここまでこのルートを進めてきたということは、結末もひどいものである事が予想できるのにです。これは、リセットできるという前提があるからこその行動です。
ここで考えてみてほしいのは、なぜ人間はリセットができるからといって、ひどい行動を厭わないのかということです。実際の世界では考えられないような行動も、架空の世界であれば平気でできるのです。これは、「これは架空の話だ」「リセットできる」と理性で理解できているからこそ可能な行動です。
結論として、人間はリセット可能な状況下ではどんな酷い行動も厭わない生き物であることがわかります。しかし、それを現実に持ち込まないようにするためには、まず、「人間という生き物」の本性を知り、脳の特性や本能を見極め、本性ではこのような生き物であるものが、行動を理性でコントロールし、常に他人への影響を考えて生きている。ということを自覚する事が必要です。これは、私たちが社会で生きる上で欠かせない知識なのです。
今日はこの話を通じて、皆さんに自分の行動を見つめ直すきっかけを提供できればと思います。ご静聴ありがとうございました。