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美容師「雑談なんかしませんよ。全部探りです」

どうも、しんたろーたりーと申します!営業マン歴13年、ナンパ歴14年の経験を活かし、voicyのパーソナリティをさせて頂いております。本日も「ろりラジ」で話したことを文章にしていきたいと思います。

今日は「トークの奥にある意図を探る」ことについてのお話です。

最近、美容室に行った時のエピソードなんですけどね。半年ぶりに行った美容室で、「結構パーマが残ってると思うんですよね」なんて美容師さんに会話をしたんですよ。この話の中で気づいたのが、発言の仕方ひとつで相手の行動が変わる、ということなんです。

例えば、僕が「パーマ、結構残ってますよね」って言った時に、美容師さんがこう答えるとしましょう。

  • 「いや、結構取れてきてますね。次回はもう少し早めに来た方がいいかもしれませんね。」

    1. これを言われたら、次回の来店頻度を早める可能性があります。

  • 「そうですね、まだ結構残ってますよね。」

    1. これだと、次は7ヶ月後とか、下手したら1年後になっちゃうかもしれません。

美容師さんの答え方ひとつで、僕の次回の行動が変わるんですよね。

ちなみにその美容師さんは、「元々の髪質が癖っ毛ということもあって、パーマっぽくなってますね」と、どちらとも言えない解答を返しました。
この美容師さんも「言葉ひとつでお客さんの行動を左右してしまう」ということを自覚しているということだったんですよね

この話を聞いて思ったのが、トークってまさに「交渉」だなということです。

僕が「結構パーマが残ってますね」と言った時、美容師さんは「この人は何を探ろうとしてるんだろう?」と考えたはずです。そして、その答えを基にどう対応するかを決める。これって、トークの中でお互いが意図を読み合っている状態ですよね。

つまり、トークの本質は「相手の意図を探る能力」にあるんです。

なぜその言葉を発したのか?

ここが一番重要なポイントです。相手が何を考えて、その言葉を発しているのかを理解する。それを探る能力があれば、どんな状況でも適切に対応できるんですよね。

たとえば、接客業でお客様が「今日は忙しかったんだよね」と言った場合。

  • 「疲れてるから手短に済ませたいのかな?」

  • 「雑談を楽しみたい気分なのかな?」

こういう意図を瞬時に判断して、適切に会話を進めるのが大事なんです。

この能力は経験で磨かれる

正直なところ、相手の意図を探る能力って、教科書で学べるものじゃないんですよ。経験を積んで、失敗しながら少しずつ精度を高めていくしかありません。

だから、まずは「相手の言葉の意図を探る意識」を持つことが大切です。その意識を持って接客や会話を続けていけば、自然と相手の意図を読む力が磨かれていきます。

今日のまとめとしては、「トークは交渉であり、相手の意図を探ることが最重要」。これを心に留めて、日々の会話を意識的に楽しんでみてください!


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