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令和五年二月十二日 馬橋稲荷神社(まばしいなりじんじゃ) 東京都杉並区

主神は、宇迦之魂神(うかのみたまのかみ/稲荷神社)と大麻等能豆神(おおまとのづのかみ/御嶽神社)。大麻等能豆神は、延喜式神名帳に記載された天香山神社の御祭神とされている櫛真智命(くしまちのみこと)同一と考えられているらしい。馬橋稲荷神社の創建は鎌倉時代末期と言い伝えられているが、その詳細は明らかでないとのこと。


気がつけば梅の季節である。年を重ねるごとに一年のスピードが加速する。何故なのか?毎日が充実しているか否ということではない気がする。人生五十年と言われていた時代から肉体の寿命は伸びた。この加速感は、超過した寿命を一生懸命消化するためであるかのように感じる。


話が逸れたが、さて、
一の朱の鳥居をくぐると「龍」が施された二の鳥居が現れる。東京三鳥居『双龍鳥居』の一つであるり、残りの二つは、品川神社と高円寺内の稲荷神社にある。

昇り龍
降り龍

三の鳥居。その先に大きな『開運の鈴』が天井から吊るされた随神門があるのだが、拡張工事のため見ることはできなかった。

手水舎にも立派な龍。尾まで作り込まれている。伊予の青石でできているという。

身を清め、社殿に向かう。朱には、魔除けや腐食防止などの意味があるとされていが、特に本日のような晴天のもとでは確かに心洗われるようだ。


社殿。三社の神額が掲げられる。写真左下、台座に置かれた勾玉のような石があるが、公式サイトの『境内案内図』には、「みたまのふゆ」とある。「みたまのふゆ」は「恩頼」と書き、「神様の力や霊威にふれることによって自分たちもその力に恩恵を受ける」 という意味らしいが、この石とどのような関係があるのだろう?


小さな狐の置物に囲まれた狛狐


 厳島神社


稲荷社


神楽殿(舞殿)



龍神ボニーとともに、龍神様の神社を巡る 47

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