令和五年三月五日 高津諏訪神社(たかつすわじんじゃ) 神奈川県川崎市
小さい頃、昆虫が好きで中学位まで虫採りをしていた。コオロギなどもよく追っかけたものだ。結構凶暴であった記憶があるが、50年後にそれを食する時代がくるとは夢にも思わなかった。大手企業による食料品としての販売が既に始まり、子供達の給食にお目見えするのも時間の問題であろう。
しかし、以下の2018年の内閣府の記事を読む限り、国は、かなり懐疑的なスタンスを取っていた様に見える。二年半が経過し、研究成果が変わったか?つい先日までアクセスできたが、本日の検索結果は「該当無し」。メリットだけを喧伝し、リスクは「無いことにする」のはすでにこの国のお家芸か?
さて、高津諏訪神社。高津区の住宅街にある小さな神社である。信濃国の豪族、諏訪安藝守源頼忠の末孫である、諏訪左近頼久という方が天正十八年 (1590年)、 主家の北條左京大夫氏直の許を離れ、この地に参られ、その後、深く崇拝する信州諏訪大社の大神の分霊を受け、守護神としてここに勧請されたと公式サイトにある。
御祭神は、建御名方神(タケミナカタノカミ)、五十猛命(イソタケルノミコト)、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)、保食神(ウケモチノカミ)、天照大御神(アマテラスオオミカミ)の五柱。あまり聞きなれない『五十猛命』は、素戔嗚の子で林業の神、『保食神』は日本書紀に登場する穀物神である。
注連縄が張られた一の鳥居をくぐり真直ぐいくと「諏訪神社」の神額が掲げられた二の鳥居が見えてくる。
手水舎には梟らしき像。
続いて拝殿。龍をはじめとする宮彫りが素晴らしい。
拝殿左隣には摂社の「浜川神社」。かつて「疫神さん」と呼ばれ、貧乏神を追い払う神様として人気を集めていたらしい。
御朱印は龍の朱印に手描きで目が入れられる。
龍神ボニーとともに、龍神様の神社を巡る 49