大学で初めて東京で上京らしい事をした話
入試の日に試験会場がわからなくて、道の人に聴いてみたら反対方向だと告げられて「今から車乗って行って。送ってあげる」と言われた。歩いていくと時間も間に合わなそうだったから、お願いしてみると入試会場に辿り着くことが出来た。本当にこの世の中には優しい人もいるんだなって実感した。
そのおかげもあって大学に合格する事が出来た。
こうして東京の大学で過ごす事になったが、片道2時間、往復4時間かけて、通う事にした。これを上京と言うのかはわからないけれど、一応上京という事にしてみよう。
1時限目から9時限目まで講義を毎日入れると始発で行ってほぼ終電で帰る毎日となった。おかげで精神面でズタボロになって、一度は休学する事となった。何よりきつかったのは毎日9時間講義を受け続ける事と、睡眠時間がほぼない状態で通い続けた事にあった。しばらく休んで、また復学する際に、今度は無理のない範囲で講義を取ろうという事にした。
私は真面目に講義に出て勉強するのが当たり前だと思っていたから、毎日のように真面目に通って講義を受け続けた。おかげで、忍耐力は相当ついたと思う。
東京での生活は近くにお弁当屋さんがあったので良く通っていた。その時はオリジン弁当が美味しかったので良く食べていた。勉強を真面目にしていたので190単位以上取る事が出来て、学年で2位と言う成績で卒業できた事が嬉しかった。私はやる時はやるので、勉強ばっかりしていた気がする。何か夢中になれる事があればずっと続けられる不思議な特性があるみたいだ。
お読みいただき、ありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?