家二郎つくる
海外移住したかったのにコロナで断念。気づいたら毎日家二郎を食べてます( ゚д゚)ハッ!
昨年筋トレにハマり、旅に出たはずの10kgの脂肪も、無事にまた仲間になりました。
自家製麺には手を出せてないので、スープと豚(チャーシュー)を作ります。あと豚カスアブラ。麺は業務スーパーで約20円/袋の釜揚げフェットチーネ風を使います。
https://cookpad.com/recipe/5031573
こちらのレシピを参照してます。いざ、毎朝起きたら二郎が食える幸せな毎日へ。
まずは豚ガラの下処理
使うのは、背骨である「背ガラ」と「ゲンコツ」といういかにも骨っぽい骨です。上は背ガラ。
これがゲンコツ。2つに切断してくれてるので、骨髄まで美味しくいただけます。
うちの近所には、豚ガラがなかなか売ってないので、「わたせい」さんというネット通販で買いました。(送料無料になる5000円を目指して買いすぎて、冷凍庫がガラと背脂で埋まりました)
解凍と血抜きの為に、一晩水につけます。
水を入れ替え、アク抜きの為に5~10分ほどぐつぐつ煮込みます。
獣臭さを取り除いてるのですが、店によってはこの工程を省いているそうです。
香味野菜の準備
アク抜きをしている間に、スープと一緒に煮込む野菜を用意しましょう。
長ネギの青い所
にんにく
しょうが
キャベツの芯
を今回は入れてます。
人参
玉ねぎ
なんかも入れて美味しいそうです。
「ネギ・にんにく・しょうが」は辛くなる野菜。
「キャベツ・人参・玉ねぎ」は甘くなる野菜。
らしいです。
にんにくは皮をきれいにむいておくと、後の豚カスアブラを取り分けるときに、面倒くささがへるのでオススメです。
圧力鍋で調理する
香味野菜と背ガラとゲンコツを煮込みます。水は5.5Lの圧力鍋の最大調理量まで入れてます。比良山の天然水。
圧力がかかってから2時間煮込みます。うちはプロパンガスなので、ガス代が14000円という恐ろしいことになってます。二郎系は安いので、二郎の近所に引っ越した方が間違いなく安上がりです。
出てくる蒸気で、家中に豚の香りが漂います。お腹減ったお。
豚の準備
2時間煮込んだ後に、豚と背脂を投入するので、紐で縛っておきます。
下がロースで500グラム、上が豚バラ700×2です。
肩ロースが「神ブタ」らしいですが、少し高いのでうちでは買いません。ロースはアブラが苦手な奥さん用で、セールの時には買います。奥さんは胃もたれが激しく、家二郎は卒業しました。毎回ワイが食うチャーシューの量が増えて行きます( ゚д゚)ハッ!
※注 今回、豚バラでかすぎてチャーシューの中まで光通ってなかったです。もう少し小さい方が良いかも。
自粛期間が空けて、友人とBBQを開催したときに丸焼きにしたんですが、めちゃくちゃ美味しかったで。
豚バラ🐖はアブラを外側にして紐で縛ると、かぶりついたときに360度アブラになります。おすすめです。
豚と背脂投入
2時間圧力調理するとトロトロです。圧力鍋を購入する前は4時間ほど煮込んでました。
紐で縛った豚バラとロースをぶちこみます。この時に、どう考えてもキャパオーバーするので、少しスープをよけておきます。
豚を取り出すタイミングでスープは戻します。
背脂はこれ。一回250gくらい使います。
しっかり豚と背脂がスープに沈んでる状態にして、また圧力調理します。豚と背脂は30分。
カエシ作る
醤油3:みりん風1:人工調味料小さじ1の割合でまぜます。
醤油もみりん風も味の素モドキもすべて業務スーパーです。ビバ神戸物産\(^o^)/
みりんは、みりん風の方が二郎のジャンクっぽさを再現できるみたい。
30秒ほど沸騰させて、アルコールを飛ばします。豚を漬け込むのと、豚カスアブラに漬ける分、ラーメンスープのカエシと、カラメマシとして使うので、僕は大量に作ります。
こんだけ醤油飲んでると思うと衝撃的です。考えないことにします。
豚をカエシに漬け込む
豚バラと背脂で煮込んで、アブラゴテゴテスープになりました。これでやっと二郎感が出てきます。
豚とカエシをビニール袋に入れて漬け込みます。温度が下がる時に、味が染み込んで行くらしいので、素早く漬け込みます。ここからなんと1時間かかります。腹ペコです。
豚カスアブラを作る
スープの中に残った背脂と、ガラからこぼれ落ちた豚カスを丁寧に回収します。カエシも投入します。
最終的にスープをザルでこして、カスを回収します。背ガラの破片が混じってるので、とり除きます。
カエシと一緒に漬け込むことで、マシマシマシの野菜と混ぜて食べるようの豚カスアブラが出来上がります。
スープを乳化させる
ガラやアブラを取り除いたスープです。これをハンドブレンダーで乳化させます。
30秒ほどですぐに乳化します。
真っ白な豚骨&背脂スープの出来上がりです👍
ここまでで仕込み編と言った所でしょうか。ここからは毎日のルーティンです。
にんにく入れますか?全マシマシで。
※ラーメンドカ盛りマッチョ 千日前店 野菜マシにんにくアブラマシマシ
お店なら全マシマシという呪文を唱えれば出てきますが、自分でやる場合はけっこう大変です。
野菜マシマシは、だいたいキャベツ1/4ともやし2袋です。これは自分で食べるうちに好みの量を見つけましょう。
野菜と豚カスアブラに、スープをかけながら食べるのが好きなので、僕はこれくらい野菜使います。
刻む。洗う。茹でる。
シナシナの野菜が好きなので、けっこう茹でます。
にんにくをきざむ間ぐらい茹でてます。にんにくは中国産の方が香りが強いそうです。
ホタルが家に入って来ました。逃します。
にんにくマシ2回分くらいでしょうか。奥さんからのクレームを受けて少し減らしてます。
業務スーパーの麺をレンチン
家二郎といえば、小野式製麺機が定番らしいしですが、そんなもの急には手に入らないので、コスパ極めます。
生パスタのフェットチーネが、コシのある二郎の麺に近いというのは、ネットで良く書いてあります。生パスタと太麺を6種類ほど食べ比べましたが、入手難易度、価格、味のトータルパフォーマンスを考慮した結果、業務スーパーで20円/袋の、釜揚げパスタ フェットチーネタイプがベストという結論に至りました。
こちらの写真が、野菜マシマシを食べ終えた後に、スープをたっぷり吸い込んだ釜揚げパスタフェットチーネタイプが、顔を出したタイミングです。カエシと豚スープが染み込んだ麺がめちゃくちゃ上手いです。
この麺、さっと水にくぐらせて、レンチンすれば準備オーケーです。茹でる必要がないので、めちゃくちゃ楽です。
チャーシューをキル
豚を切ります。今回は分厚過ぎて中まで光通ってませんでした( ゚д゚)ハッ! 食べたけどな。
炙って食べれば良いので、無問題です。
いざ盛り付けへ
すべてが揃いました。ここまで読んでくれてる人はいるのでしょうか。
野菜の茹で汁で、丼を温めておくとよいでしょう。
まずは味の素モドキを少々。
カエシを100ml
スープ適量。よく混ぜます。
釜揚げパスタフェットチーネタイプ×2玉
野菜、チャーシュー、にんにく!野菜の頂上から豚カスアブラもぶっかけましょう。
豚デカすぎです。
いざ実食
お好みで一味や白ネギ、たまごチーズなどトッピングしましょう。僕は豚を別皿によけて、スープをかけながら野菜を食べます。
もりもりの野菜を食べたら、盛りきれなかった野菜を盛り付け、天地返しします。
翌日は、チャーシューとアブラ塊をカエシで軽く炒めてからトッピングしました。
僕は現在失業中なので、毎朝起きたら家二郎食べてます。
家家系にも挑戦したりラーメン三昧です。
またなんか作ります。