吉田尚記（ニッポン放送アナウンサー）

今までしてきた旅の中で、圧倒的に、「旅」って感じたのは、大学生のときに自転車で8日間かけて、東京から神戸まで行ったとき。
このおしゃべりな私が、ほとんど誰ともしゃべらず、音楽ばかり聴いていた。
実は、旅が一番贅沢な音楽体験なんじゃないかと思う。
自転車の旅の最中に、なかなかダンスミュージックは聴かない。
そのとき知ってたら、きっと、めっちゃ聴いただろうなぁ、風にほどけて。

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よっぴーさんとの出会いは尊い。
僕の音楽やライフスタイルにまつわる「自己肯定感」をここまで高めてくれる方は他にいない。
こんなにもたくさんのハイクオリティーなエンタメを知り尽くす彼の宇宙規模な頭脳の中に、僕の歌がほんの隙間にでも入り込めていることはこの上ない喜びだ。
それだけ僕はよっぴーさんのフィーリングとアンテナを信頼している。
今では夢のような淡い思い出だが、高校の同級生で結成した前身バンドRAVEが卒業から3年経って母校に凱旋ライブをしに行く時、まさかまさかのよっぴーさんが司会をしにはるばる柏の街まで来てくださったことがある。
体育館で後輩たちに向かって僕らの紹介をしてくれたよっぴーさんの横顔を今でも忘れない。
"ただ好きだと思った、Somethingを一所懸命に届けるためならどこにだって行くよ"
音楽を始めてバンドを始めて、今まで出会ったことのなかった本物のプロフェッショナルの姿を僕はじっと見ていた。目に焼き付けようと。
あれから時は流れた。
よっぴーさんのオールナイトニッポン「ミューコミ」は「ミュ〜コミ+プラス」へと形を変えながら間も無く１５年のロングラン、、
僕は先日、共通の知り合いの結婚式で同席したよっぴーさんに僧籍を取得した報告。
「全然驚かないよ、むしろ自然‼︎」

夢があるんです。よっぴーさんと二人のトークショー。
さぁあといくつ引き出しを増やせば胸張ってご依頼できるかな笑
Ryuji