白石経(レコーディングエンジニア・Sound Base KiTi)
ツアーの仕事で地方に行ったときは、空き時間によく観光しています。
短い時間でも全力観光をするので、仕事仲間にはいつも笑われています。
よく山とかお城に登っていて、歴史や、見下ろす景色に思いを馳せるのがなんか好きです。
写真はこんぴら参りをしたときのもの。このときは階段の厳しさを侮ってて、思いを馳せる余裕などありませんでした(笑)
でもいま見返すとこれぞ旅!という気持ちになれるので、写真はとっておくものですね(笑)
https://soundbasekiti.com/
独立したレコーディングのエンジニアさんというとキャリアを積まれた方が多いので、どうしても歳上の方というイメージがあるが
経くんは同い年の気の合うエンジニアということで、昨今よく一緒にクリエイティブをする間柄だ。
とても幸せなことである。
今回の作品、全12曲中4曲がバンド編成での曲。そのミックスを経くんにお願いして、初の遠隔やり取りのみで完成させる試み。(手法的にはオンラインミックスと呼ぶらしい)
いつも経くんにやっていただいているベーシックな録音作業をセルフでやってみると決め、イチからマイクを立てて試行錯誤で ぎこちなく音を積み重ねていく。
(ドラムとベースはライブでもお世話になっているサポートメンバーの2人、クラちゃんとみのりんが百戦錬磨なので心底助かった。)
経くんから学んだレコーディングノウハウや豆知識を生かすことで、知識としての音楽が肉体的な音楽へとechoしていく感覚が今回の大きな収穫だった。
全体の中の個を寄せ集めするより、個から全体へ還元しあっていくスタイルが僕は好きだ。
録音環境も使用機材もバラバラな音たちをセンシティブなピントはブラさずにまとめてくれた経くんに感謝の一言である。
また小手指ベントマンの弁当食べながら音楽談義しようね。
Ryuji
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