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道は開ける

昔、どん底で這いずり回っていた頃、いろいろな本を読み漁りました。

哲学、宗教からスピリチュアル系まで、たくさん読みました。

「考え方」を変えようと、必死だったのだと思います。

でも、何度も話している通り、「感じ方」が変わらない限り「考え方」も根本的に変わることはないんですよね。

その時は救われたような気分になるのですが、直ぐに元に戻ってしまう。そして、また「新しい言葉」を求め始めることになる。

そんなことを繰り返し、不安感も自己嫌悪感もなくならならなかったのですが、一つだけ「感じ方」の領域まで到達したと思える言葉がありました。

それは、デール・カーネギーという人の書いた「道は開ける」という本の中にあった、「考えるられる最悪の事態を想像しろ」という言葉です。

この言葉は、励ましでも叱咤激励でもなく、自分で実際に試してみることが出来る方法の提示でした。

実際に、「最悪の事態」を紙に書き上げてみました。

この世の終わりというほどのことは起こらないという結論に達したことは覚えています(笑)

「悩み」というのは、自分で状況を変えられないことから生じる思考の堂々巡りです。

しかし実際は「変えたい状況」の種類を限定してしまっていて「可能性」を極度に狭めてしまっているのです。

僕が書き上げた「最悪の事態」もそうでした。

最悪の事態が思っていたより単調だったのです(笑)

視野狭窄というやつですね。

その時に僕に起こったことは、自分ではどうにも出来ないことは放っておいて、自分で出来ることを探すという至極当たり前の気づきでした。

無限の可能性は存在しているのかもしれないけれど、どれか一つを選んで実行していかない限り、可能性がゼロの状態と同じになってしまう。

どれを選べばいいか分からないという人がいますが、「頭」で選んだものは必ず「頭」が疑ってきます。だから分からなくなる。

身体に選ばせるのです。

しかし、身体感覚がまともに働く状態でなければならない。

身体感覚がまともに働く状態を作るのが「躾」の役割だったんですが、これについては、11月28日(日)の14時から行う、リモート講演でお話しさせていただきたいと思います。

申し込みは必要ですが無料です(笑)

関心のある方は下のリンクからお申し込み下さい。愛でよろしくお願いします。

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