「ものの見方」を変える本
人は自分の人生を物語として捉えている
自分の人生を変えるということは、自分の物語を変えることに他ならないと思います。 自分の物語が変わるティッピング・ポイントは、環境の変化がもたらしますね。 入学、就職、結婚、出産等はその最たるものでしょう。
あとは、災害に遭って家も家族も失うとか、重い病にかかるとか、リストラされるとか、飛行機事故で死にかけるとか、大きな借金を抱えるとか、緊急事態に陥ることでも 人生=物語は強制的に変わらずを得ません。
意図的に自分の人生=物語を変えていくことは困難
映画では主人公たちが、不測の事態におちいることで、人生が変わっていく様を物語として表現していく。私は、映画の研究を通じて、物語が変化せざるを得ないファクターを採取しながら、それを分析していきました。 結局、映画の主人公たちの人生が変わるということは、自分や世界に対する「感じ方」が変わるということなのだということに気づいたのです。
では「感じ方」とは何かということに知りたいと思い、心理学や脳科学の本を読み漁ることになりました。 そうしながら、意図的に自分や世界に対する感じ方を変えることで「ものの見方」を変えていく技術体系として、認知開発®︎手法を生み出すことになったのです。
今、自分が辛く感じているなら、その感じ方を構造分析して、違う感じ方に変えていく。 そんなことが出来るのかと思うかもしれないが、知識とコツを覚えて、練習すれば出来るようなってきます。元気になるし、道もひらかれる。 道を閉ざしているのは自分の「感じ方」なのだから。
今回、認知開発®︎手法の入門書を出版することになりました
自分の「ものの見方」を変えるために知識と技術の基礎を学ぶことができると思います。本の詳しい内容については、Amazonの販売ページに書いてありますので、興味のある方は覗いてみてください。12月9日発売開始です。