オウンドメディアをnoteに移行した理由
みなさんこんにちは。トビラマーケティングのリュウジです。
これまでトビラマーケティングのホームページに書いていたブログ記事を、noteに移行しました。今後はnoteをオウンドメディアとして利用していこうと思います。
今回なぜオウンドメディアをnoteに移行したか、メリット・デメリットを踏まえてまとめていきたいと思います。オウンドメディア運用のヒントになる部分もあると思いますので、ぜひご覧ください。
noteをオウンドメディアにするメリット
noteをオウンドメディアにするメリットとしては、以下のような点が挙げられます。
noteユーザーからの流入が見込める
初期段階はSEOに強い
無料で始められる
それぞれ詳しく解説していきます。
noteユーザーからの流入が見込める
noteはこのように大量のユーザーを抱えているプラットフォームです。そのため記事をアップすると、すぐに閲覧されます。またnote内でスキが増えるなど、note内でのバズも期待できます。
中小企業がオウンドメディアを運用した場合、記事を書いても検索上位表示されなければほとんど閲覧されません。特に初期段階はモチベーションにも関わってきます。
noteユーザーからの流入が見込めることは、モチベーション面・発信面両方にメリットがあります。
初期段階はSEOに強い
近年note自体のドメインパワーが強くなり、note記事が検索上位表示される機会が増えてきました。そのためSEO記事をnoteに書くことで、検索からも流入が見込めます。
例えば「初心者でもわかるWordPressの構造化データの設定方法」という記事は、これまで検索順位が10位前後だったのですが、noteへの移行後1週間も経たず6位に順位が上昇しました。
自社ホームページのドメインパワーがが弱い初期段階では、noteの方がSEO的にも強くなります。
無料で始められる
これからホームページを作るのであれば、無料で始められるnoteは強い味方です。ホームページ制作を依頼するのであれば、少なくとも数十万円はかかります。
例えばフリーランスの方でホームページを持つまでではないけど、発信で仕事を獲得したいという方は、noteで十分でしょう。
noteをオウンドメディアにするデメリット
一方noteをオウンドメディアにするデメリットとしては、以下のような点が挙げられます。
自社ホームページのドメインパワーが上がらない
CVにつなげにくい
順位計測が大変
自社ホームページのドメインパワーが上がらない
noteをオウンドメディア化すると、ホームページに記事がアップされなくなります。そのためホームページのコンテンツ数が増えないので、ドメインパワーがなかなか上がりません。つまり「名古屋 ホームページ制作会社」のようなキーワードでの上位表示はかなり厳しくなります。
そのため長期的に自社ホームページを運用してアクセス数を増やすのであれば、自社のオウンドメディアを運用する方がいいかなと思います。
CVにつなげにくい
noteはシンプルで使いやすいUIを採用しています。もちろん記事を書くだけであればそれでいいのですが、オウンドメディア化する場合CVにつなげにくいという問題が発生します。
サイドバーにバナーを入れるなどCVポイントが増やしにくい
CVポイントを1記事ずつ設定しなければならない
などCVにつなげるという観点からすると、手間・CV率ともにデメリットになります。
特にホワイトペーパーなどの資料ダウンロードをCVにする場合、CV率低下はかなり痛手になりそうです。
note内競合と戦う必要がある
Googleの仕様上、検索結果に表示されるページは原則1ドメイン1ページです。そのためnote内に同じキーワードで記事を書いている競合がいた場合、どちらかしか検索結果には表示されません。
そのためnoteのオウンドメディア化が進んでくると、自分の記事を検索上位表示すること自体が難しくなります。
今回noteをオウンドメディアに移行した理由
トビラマーケティングは個人事業主の屋号です。また今後規模を拡大する予定もありません。
そのためデメリットである「自社ホームページのドメインパワーが上がらない」については、あまり関係ないかなと思いました。またCVポイントも問い合わせだけなので、CV率低下も許容範囲だと予測しています。
一方でnoteユーザーの流入、初期段階でのSEOの強さは大きなメリットです。これまで記事を書いても流入がかなり少なかったですが、今後流入が見込めるようになります。
アクセス数:増加
CV率:やや低下
CV数:やや増加
ざっくりですがこんな感じの推移を想定したので、実験的に試してみようと思い立ち実行に移しました。
こんな企業はnoteをオウンドメディアにしたほうがいいんじゃないか
フリーランス
規模を拡大するつもりのない企業
noteユーザーと相性のいい商材を扱う企業
このあたりはオウンドメディアとしてnoteを使ったほうがいいんじゃないかなというのが個人的な意見です。
ホームページはサービス内容・実績などを掲載してCVさせる場所として機能させ、集客はnote経由でおこなう。これがうまくいけば、今後安定した集客が見込めるかもしれません。
今後noteではマーケティング・SEO対策・フリーランス日記などの情報を定期的に発信しております。記事へのいいね、note・SNSのフォローをいただけると大変励みになります。よろしければいいね・フォローよろしくお願いいたします。
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