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2022年 ドバイワールドカップデーの有力海外馬の紹介(後編)

どうも競馬系Vtuberの外野龍志と申します。

内容についてはドバイワールドカップデーで馬券対象の4レース
・ドバイゴールデンシャヒーン(ダ1200m)
・ドバイターフ(芝1800m)
・ドバイシーマクラシック(芝2400m)
・ドバイワールドカップ(ダ2000m)
こちらの有力海外馬の紹介をしていきたいと思います。
出来るだけ来そうな馬を各レース2~3頭ピックアップしようと思いますが、ダメだった場合は許してね☆ミ

今回は後半2レースの紹介です。
前編はこちら

・ドバイシーマクラシック(メイダン 芝2400m)

ドバイオナー(Dubai Honour)
父:Pride Of Dubai(ミスタ―プロスペクター系)
母父:Montjeu(サドラーズウェルズ系)

父はオーストラリアGⅠ勝ちのある短距離種牡馬。産駒も短距離~マイルが中心になっている。
母父は凱旋門賞勝ちのある欧州を代表する名馬。産駒もクラシック距離で多数の活躍馬を輩出している。

昨年の英チャンピオンSの2着馬。彗星のように現れると初GⅠで勝ち馬には届かなかったものの鋭い末脚を見せ実力を示した。
前走の香港カップでもその実力は本物だと証明した。直線で前が塞がっており仕掛けが遅れたものの、前が開くと前に詰めるだけのスピード能力を見せた。
香港カップで見せたようにスピードも要求される馬場でも適応できる力は見せており、すんなり競馬が出来れば日本馬撃破も十分に可能と見る。懸念点を上げるなら2400mは初の距離となるところか。

ユビアー(Yibir)
父:Dubawi(ミスタ―プロスペクター系)
母父:Monsun(ブランドフォード系)

父は前回も紹介したので省略。
母父はドイツで活躍した馬でもあり、一大勢力を築き上げた名種牡馬。産駒傾向は中距離~長距離だが、2400m以上で結果を出している馬が多い。

昨年のBCターフ勝ち馬。前走のBCターフは向こう正面でほとんどの馬が一気に動き始めた中、3~4コーナー中盤まで仕掛けを我慢した。最後には前で粘りこみを図るBroomeを外から豪快な末脚で差しきって初GⅠ勝ちを果たした。
戦法はわかりやすく後方から直線の末脚に賭けるスタイル。ツボにはまった時の末脚は間違いなくこのメンバーでは最上位クラスだと思われる。
スピードを生かせる今回の競馬場との相性は間違いなく、距離も持つことから日本馬対抗の最有力になるだろう。

アレンカー(Alenquer)
父:Adlerflug(サドラーズウェルズ系)
母父:Areion(ボールドルーラー系)

父はドイツダービーの勝ち馬で、重馬場を物ともしないパワーとスタミナを遺伝させる。産駒には去年の凱旋門賞勝ちのTorquator Tassoを始め2400m近辺を得意とする馬が多い。
母父もドイツのリーディングサイアーに4度輝いたことがある名種牡馬でマイル~中長距離での活躍馬を出している。

昨年のインターナショナルS2着馬。凱旋門では伸びを欠き10着と敗れてはいるが、2400mのレース勝ちを経験してるため距離は問題ないと見る。
基本戦法は中団からの差しになるだろうと思われる。
前走は道中2番手からレースを進めると4コーナー付近で一気に仕掛け直線で抜け出すと、後続から詰めてくるLord Northを抑えての勝ち。スピードに乗せて粘りこむ勝ち方を見せた。
前走のAWでの勝ち方を見る感じではスピードを生かせる競馬場の方がよさが活きそうで、今回の舞台は合っていると思う。

これ以外でも連勝で前哨戦にあたるドバイシティオブゴールドを制したフクム(Hukum)や香港ヴァーズ2着で前走ネオムターフカップ2着で2400m経験豊富なカスパー(Kasper)辺りが不気味か。

・ドバイワールドカップ(メイダン競馬場 ダ2000m)

ライフイズグッド(Life Is Good)
父:Into Mischief(ストームキャット系)
母父:Distorted Humor(ミスタープロスぺクター系)

父は故障もあり6戦3勝の戦績で種牡馬入り。種牡馬入り後は初年度から結果を出し、半妹の活躍等があり種牡馬価値も上昇し、今やアメリカの絶対的王者として君臨するまでになった。産駒傾向としては短距離~マイルが主ではあったが、近年は中距離路線でも活躍馬を輩出してきている。
母父もリーディングサイアー経験のある名種牡馬で、産駒の適正は中距離が中心となっている。

昨年のBCダートマイル&今年のペガサスWC勝ち馬。
スタートから一気に先頭を奪い取る加速とスピード能力、早いペースで他の馬をすり潰すことが出来るなど現役アメリカ馬の中でも最上位クラスの実力を誇っている。
前走はスタートこそ内の馬がよかったものの、1コーナーで一気に先頭に立つとそのまま後続を完封してみせた。最後の直線では余裕の手応えを見せていたこともあり距離はもう少し伸びても対応出来そうだとは思われる。
日本馬の最大の壁として立ちふさがり、この馬のペースについていけるかどうかが最大のポイントになる。

ミッドナイトバーボン(Midnight Bourbon)
父:Tiznow(マンノウォー系)
母父:Malibu Moon(エーピーインディ系)

父はBCクラシック連覇を達成するなど競走馬として活躍し、種牡馬入り後もマンノウォー系の後継として仕上がりが早い馬~晩成タイプまで幅広い活躍馬を輩出した。距離適性はマイル~中距離が中心となっている。
母父は競走馬としては大成しなかったものの、種牡馬入り後に大成して人気種牡馬としての地位を気づいた。距離適性は短距離~中距離と幅広く活躍馬を輩出している。

主な勝ち鞍こそGⅢまでではあるが、世代トップクラスの相手と互角に渡り合える実力を持っている。
前走のサウジカップでは積極策で前に行くと直線では2頭に差されたが、3着と地力の高さを見せた。
タフな流れでもしぶとく脚を使えるタイプでLife Is Goodが作るペースでも問題なく対応できると思われる。戦績はよくはないので人気がないなら狙って見てもいい馬だと思う。

ハイポセティカル(Hypothetical)
父:Lope de Vega(ストームキャット系)
母父:Whipper(ミスタ―プロスペクター系)

父は仏二冠馬で米欧を中心に活躍馬を輩出している。距離適性は短距離~中距離。
母父は現役時代短距離~マイルで堅実に走っており、産駒も同様に短距離~マイルで活躍馬を輩出している。

今年のアルマクトゥームチャレンジR3の勝ち馬で、去年のドバイワールドカップ4着馬
戦法はハナを取っての粘りこみ。前走もハナを取るとそのまま押し切っての勝ちだった。
前目にいければ堅実に脚を使えるタイプ、ハナを取れるかはLife Is GoodやMidnight Bourbon,Hot Rod Charlieらとのスタート勝負になる為番手にはなりそうか。去年の同レース4着とコース相性は抜群なので、紐で抑えておきたい所。

これ以外ですと、サウジカップ5着で前崩れで台頭できそうなアエロトレム(Aero Trem),前走9か月ぶりの実戦で2着に入ったカントリーグラマー(Country Grammer)が注目か。

・最後に

前編、後編とわけての投稿になりましたがいかがでしたか?
駆け足気味で雑な文章が多くなってしまった気もしますが、これが馬券の参考になってもらえれば幸いだと思います。

当日は20時30分から同時視聴配信も行いますので、もし宜しければ見に来てくださればありがたいです。

それではまた次回!!
ノシ

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