HANOWAのフリンジベネフィット設計方針
こんにちは、南部です!
企業の成長は、経済活動以外の観点も必要不可欠と考えてます、という話をしようと思います。
HANOWAでは、フリンジベネフィット(※1)を通じて、関わるすべての方々へしっかりと向き合い、互いに成長していくことを目指しています。
本日は、このフリンジベネフィットの設計方針についてご紹介します。
6つの新設 フリンジベネフィット
HANOWAは、2024/09/01に下記5つの福利厚生制度をリリースしました。
妊活支援手当:医療機関での窓口負担分を全額補助
歯科検診代補助手当:歯科検診にかかる自己負担分の補助(1か月5,000円まで)
オムツ代補助手当:0〜5歳の子供がいる家庭へオムツ購入費を補助(1か月1万円まで)
健康維持改善手当:フィットネスジムの会費補助(1か月1万円まで)
ベビーシッター制度:子供1人につき1か月1万円まで補助
育児参加奨励休暇:小学校6年生までの子供を持つスタッフに年5日の休暇を支給
制度の詳細については、↓でもお話ししていますので、興味がある方はぜひご拝聴ください。
このブログではこれらのフリンジベネフィットの「設計方針」についてまとめたいと思います。
フリンジベネフィットの設計方針は「CSV」
HANOWAのフリンジベネフィットは CSV (※2) の方針に則り設計をしています。
つまりCSV(Creating Shared Value)とは、自社の経済的利益だけでなく、社会的課題に対しても目を向けていこう、という経営戦略の手法(山の登り方)の一つです。
ネスレ日本株式会社の事例
CSV経営で有名なネスレ社の事例を共有です。
CSVを経営戦略に活かし、企業としてどのようなアウトプットになり、どのような結果に結びついたのか参考になると思います。
このように社会や環境に貢献し社会的価値を創造しつつ、経済的価値の向上を行う経営手法がCSV経営です。
HANOWAにとっての「社会や環境」とは何か?
HANOWAでは、歯科医院の採用難や歯科医療従事者のライフステージにおける就労不適合や就労不適応など、"ヒトに関わる問題"の解決を目指して、歯科医療従事者のギグワークプラットフォームを運営しています。
つまり私たちの社会や環境に関するテーマは、ヒトに関わる問題全般です。
そしてこのテーマに対して、単に事業活動(ギグワークプラットフォームの運営)のみならず、広く啓発活動を行うことで社会に波及効果を生み出し、最終的にはヒトに関わる社会課題の解決に寄与したいと考えています。
その一例として、下記のような取り組みを行いました。
もちろん、啓発活動を推進する以上、私たち自社内にもその方針を取り入れています。このように、就労環境の改善を図り、さらにはヒトに関わる問題へと積極的にアプローチし、発信することで、歯科業界における社会課題の解決に貢献していきたいと考えています。
今後考えられるフリンジベネフィット
確定的な発言ではないですが、CSVの方針のもと具体的にどういうアウトプットが考えられるのか、の参考になればと現時点でのアイディアを列挙します。
医療貢献休暇:献血や骨髄バンクへの登録・提供など、社会貢献活動を支援するための特別休暇。健康診断やドナー活動に必要な日数を付与します。
ヘルスケア検診補助:子宮頸がん、胃がん、大腸がんなど予防が期待できるがん検診の受診費用を補助します。健康診断をサポートする制度です。
介護支援コンシェルジュサービス:介護に関する情報提供や相談窓口を設け、スタッフが抱える介護の悩みや疑問に専門家がアドバイスするサービスを提供します。
etc
会社もスタッフもみんなで成長しよう
フリンジベネフィットの設計方針は、CSVという方針のもと会社(HANOWA)が社会に対して率先して姿勢を見せ、社会課題の解決も模索したいというメッセージでした。
経営戦略であれば、会社という箱だけで規定すべきことではなく、一スタッフ個人も日々意識し行動することが求められます。
目先の業務だけやれば良い、このような考え方は当社では事足りません。
下記のような態度を求めます。
社会への貢献を意識する
生きていく上でさまざまなコミュニティとの関わりがあると思います。
例えば同マンションの住民の方、子供の保育園や学校・大学の先生や父母の方々、などなど。これらコミュニティに対しても、ぞんざいに対応せずしっかり向き合うことを推奨します。Win-Winの視点を持つ
自分だけでなく、相手や周りの人たちにとっても利益となるかどうかを考える態度が必要です。長期的な視野を持つ
短期的な利益や成果だけでなく、長期的な成長や価値創造を目指すこと。目先の利益のために無理をするのではなく、持続的に仕事を続けられる方法を考え、スキルアップや自己成長に投資する機会や関係性をもつ行動を取ること。他者へのサポートや関与を大切にする
前述のように周囲の人々やコミュニティへの貢献を意識し、積極的にサポートすることもCSVの考え方。
また社内においては、共に働くスタッフが高いパフォーマンスを発揮できるようにもてなす心を持ち日々の言動の選択をすること。
※いわゆる行動指針です。現時点ではHANOWAの公式なものではないですが、より磨き込み制定していきたいと思っています。また、この4つの内容は経営合宿にて当社の価値観を全スタッフで拡散したものをベースに列挙したものです。
企業の成長は、個人の成長の集結であり、そこには経済活動以外の観点も必要不可欠です。
みんなで助け合って、みんなで成長していきましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?