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灌漑 Irrigation (散水頻度) その⑤
現在はティフトンが最盛期、良く育っており密度も濃くなった。相変わらず一ヵ所コンクリートに囲まれた箇所はカラカラになる。それよりも、とにかくハマスゲが現在すごい。薬剤の芝ゲンはティフトンを枯らせないが、ペレニアルライグラスを枯らせ、ハマスゲにそんなに即効性をもってからせないが、残効効果によってペレニアルライグラスが生えにくくなるので、秋の種まきに影響している。よって、ターフを切取り、ハマスゲを一本一本除去しべく抜いている。ティフトンと絡まってしまっている所は、根と塊をしっかり除去し、ソッドをはり直した方がよさそうだ。
以下が今回の勉強
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激しい踏圧を受ける芝以外では、散水は芝のしおれるタイミングを基準に周期を決める事ができる。
しおれは、土のなかの水分が低く、蒸発散量を補うだけの水分が吸収できない事を示している可能性がある。植物内の水不足が進むにつれ、細胞内が収縮し、気功が閉じ、葉がつやつやした紫っぽい色のしおれの症状を見せ始める。
ターフの土壌をすこしサンプルとして取り出し、しおれが、乾燥した土壌によるものか、他の問題によるものかを調べる事もできる。土壌の踏みかため、過剰なサッチ、浅い根のはり、排水の悪さが、等を土壌サンプルから、しおれの原因としてうかがい知る事ができる。
短期的には散水する事によりこれらの問題を一時的に解決してくれるが、しかし根本的な原因を正し不要な散水を減らす方法を計画すべきである。
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土壌の状態が良いと根に水が行きやすくなり、効率的に水やりができ、不要な散水をカットする事ができるという事だと思う。エアレーション、コア抜きをやる事が大事という事になる。しかし今年の夏にコア抜きをやろうとしたが、新しいシステムと他の作業であまりできなかった。しかしデサッチャーはできた。