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ギフテッド:うまくいかないのが普通だから

先日、車いすテニスの国枝選手が引退を表明しましたよね?

そして、その後継者と言われている16歳の小田凱人(ときと)さんが話題に上がるようになってきました。

彼のインタビュー記事※₁(末尾リンク参照)を観て

スピリチュアルな観点からみても

共感することや

大きな気づきがあって

彼は特別な人間だなぁ~ と

彼のことずっと応援したいな~ と 

感じたので

その気づきも含めて

みなさんにもご紹介したいと思います。

スピリチュアルな表現では

インディゴチルドレンと呼ばれたりするのですが、

地球の意識の次元上昇に貢献するために生まれた人たちのことを

そう呼んだりします。

ですから、

その生きざまや「あり方」に触れ、

感動したり

共感すると

応援する側の意識にも

大きな影響があるかもしれません。


天から授かりものとしてのギフテッド


著名人や成功者と呼ばれる人の中には

ADHDや発達障害などの傾向が

見て取れる人もいて

アインシュタインなどもそういわれていますよね?

IQが高かったり

先天的な才能があるひとのことを

「ギフテッド」

と呼んだりします。

ただその「ギフト」って

才能や頭の良さだけじゃなく

与えられた(困難な)境遇や課題などに対しても

言えるのではないかと

私には思えるんです。


ヒーローズジャーニー※₂にもあるように

たとえば
小田凱人さんの場合

サッカー少年だった彼は、

いつかプロサッカー選手になる

という夢を持っていたようでしたが、

9歳の時に骨の癌である骨肉腫と診断されます。

手術の結果、病巣は切除されたものの

歩くことも困難になったのです。

夢を持っていた少年にとっては

とても残酷な現実ですよね?

『夢はあきらめなけりゃならない…。』


でも

ロンドンパラリンピックの国枝選手の姿を観て

「車いすテニスの世界一」

という新しい希望を持ち

リハビリに励むようになります。

でも彼の試練は続きます。

夢に向かって励むものの

それでも、2度に渡って、ガンが肺に転移。

夢や希望を阻まれるだけじゃなく

「死」と向き合うことにことに…。

今でも4ヶ月に1回は検査が欠かせない境遇にあるものの。

それに対して小田さん曰く

「うまくいかないのが、僕の中で普通。
そこでくじけたりっていうのは全くない」

Yahooニュース「神様からの挑戦」骨肉腫を乗り越え“最年少世界一”

とのこと。

すっ、凄いですよね?

16歳とはとても思えない。

昨年10月の楽天オープン決勝で国枝選手を追い詰めるような大接戦をした後、それを振り返っていった彼の言葉はこういうものでした。

「ようやく自分が表現したかったものが表現できた。
 車いすテニスを知って、
 『これをやりたい』って思った時、
 そのためにリハビリや治療を頑張った。
 自分への神様からの挑戦かなって…。」
「『乗り越えられるかな』って与えられた気がして。
 だったら、頑張らないといけないな。
 選ばれたと信じて、頑張りたい」

Yahooニュース「神様からの挑戦」骨肉腫を乗り越え“最年少世界一

これが16歳の言うことですか?

凄すぎです。


天からのギフトは思いもよらない?

ギフトって

誰かが「この人に」って選んで

贈るものですよね?

でも天からのギフトには

もともとある才能を開花したり

磨いたりするために

『これは乗り越えられるかな?』

と与えられたり

するものがあるのかもしれません。


困難な状況に陥ったり

心配事があれば

誰しもくじけたりして

鬱っぽくなることもあるでしょう。


でも

それも

ギフトだとしたら

「自分が試されているのかも?」

逃げるのではなく向かっていくことで

夢を叶えるために必要な

地に足についたような「ハラ」※が
(※意思や覚悟や責任感あるいは自分軸)
育っていくのかもしれません。

これからラッキーなことだけじゃなく

いろいろ大変なことが

あったとしても

すべてが理想を叶えるために存在する

と信じられるなら

外部から

いろんなことが言われたとしても

それに右往左往することのない

自分の軸もしっかりしてきて

自分自身の意識の次元上昇が起こって

波に乗っていけるように

なるのかもしれませんね?

長い文章ここまでお付き合いいただき

ありがとうございます。



※₁参考記事:Yahooニュース「神様からの挑戦」骨肉腫を乗り越え“最年少世界一”

※₂ヒーローズジャーニー(英雄の旅):神話学者のジョーセフ・キャンベルによって発見された英雄神話の普遍的な物語の原型。
多くのハリウッド映画やヒットする映画には、必ずといっていいほど「ヒーローズ・ジャーニー」が使われています。
物語の原型を要約するとキャンベル曰く

「英雄は、あえて、日常の世界を後にして、超自然的で、不思議なものの住む世界へと、足を踏み入れ、そこで、驚異的な存在に出会い、決定的な勝利をおさめる。英雄は、この神秘的な冒険で、仲間への恩恵となる力を得て、帰還する」

『生きるよすがとしての神話』ジョーセフ・キャンベル著 飛田茂雄他訳、角川書店

とのこと。

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