ドラゴン通信 2022.12.24
第6回「知研・読書会」に参加(2022.12.23)
第6回「知研・読書会」に参加(2022.12.23)しました。
始めに紹介された古川安氏の「津田梅子」についての本の説明を聞いて、大変感銘を受けました。津田梅子は、日本の教育者として有名であるが、日本初の女子留学だったとは知りませんでした。アメリカに6歳で留学した事は、津田梅子の人生に大きな影響を与えたのではないかと思いました。その後そのまま10年間もアメリカに滞在し、帰国してから二度目の留学では、欧米の学術誌に論文が掲載された日本人最初の日本人女性であることも知り、素晴らしいと思いました。津田梅子はもともとは、化学者になりたかったのに、当時の日本は、女性が生物学の研究者になることは難しい時代であり、その道をあきらめて、女子英学塾の創始者として女子教育の先駆者として取り組まれたことは、封建時代の当時の日本では、大変勇気のいることであったと思うし、素晴らしい功績を残されたと思います。
二人目に紹介された遺伝子学者の村上和雄氏の「生命の暗号」は、とても気持ちが前向きになり、人生に希望の持てる内容でした。「人間の遺伝子は、一番の司令塔で、人の能力は、ほとんど同じで多くの遺伝子が眠っている状態で、5%から10%しか遺伝子が使われていない。いい遺伝子のスイッチをオンすることが大事。物事をプラスの発想でプラスの方向に考えることでいい遺伝子のスイッチが入る」という内容をお聞きして、「サムシンググレート」という遺伝子の不思議さを感じ、私も日々前向きに生きていきたいと思いました。また良い遺伝子として目覚めさせるポイントとして、感動して生きるということが大事で、私も毎日の生活の中で実践して、いい遺伝子のスイッチを入れていきたいと思いました。
三人目に紹介された国立民族学博物館編集の「〈洗う〉文化史」では、ドリフターズの8時だよ全員集合で最後にいい湯だなの歌の中で加藤茶の「歯を磨けよ」というセリフで虫歯が減ったというデータがあることは大変驚きました。洗うということを一つとっても様々な文化があることがわかりました。
私は、岡山県立記録資料館に見学した際にいただいた岡山県立記録資料館編集、発行の「岡山の中の外国の記録」を紹介させていただきました。内容は、①江戸時代の出島の旅日記「済勝漫録」、異国船渡来図、黒船の応対、遣欧使節(パリ)、②オランダ早附木のこしらえ方、③緒方洪庵、世界国尽、④閑谷学校、⑤海外移民などを紹介させていただきました。
ありがとうございました。次回も「知研・読書会」を楽しみにしております。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?