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【前編】写真展 MyRowing ありがとうございました!

10/16 に初の写真展が終了しました。
ご来場いただいた方、ありがとうございました

大会に合わせてやるという試みで、800人近い参加者のいるレースでしたので多くの方に見ていただけたように感じました。

写真を見てもらう、ということを通じて非常に学びがありましたのでnoteにまとめておこうと思います。

写真展のきっかけ

TOKYO2020開催記念レガッタの参加者募集が終わったころ、当初は2日間で自分の予想としては多くのボート関係者がレースも楽しみつつゆっくりした大会になるのではないかと思っていた。集客は難しいと思うポイントであったので人が集まる場所でやるのが初回はハードルが低い。

レース会場で写真展をやるアイディアは自分の中ではあったので、実行委員会に関わりのある人に連絡をし、提案したのが9月あたま頃だったと思う。

TOKYO2020開催記念レガッタ 最終レースのあと

写真の構成を考える

そこから開催までは6週間
一旦、数枚を印刷してみることにした。8月に数枚初めて印刷をし、本格的にプリントするようになったのは9月になってから。

9月2週目のインカレは、展示のことを考え自分が伝えたいボートの像が出来上がるようにここ数年で撮れなかった瞬間を狙って撮影した。

久しぶりの有観客レースになった2022インカレ

大きく印刷し、額装する写真は10点以下であろうと考えていたが、インカレ前地点での候補は少なかったように思う。

インカレは3日間撮影し、昨年までコーチをしながらと違って自由に動けたのでよかった。
知っている選手・コーチも多いので応援や推し選手がいるのでそういった感情にレース中に引っ張られそうになるのもスポーツ写真を撮影している醍醐味だと感じた。

うまく撮れた瞬間もあれば、そうでない瞬間も多かった。
撮れなかった瞬間のほうが鮮明に残っている。
それについてはまた別で書きたい。

写真展のコンセプトと選定

2020年から撮影をしてきて、レタッチした写真は1000枚くらいだろうか。連写もしているのであれだが、残る確率は3%くらいか。

そこから候補になる写真を150枚くらいセレクトして2Lサイズに印刷し、それを眺めながら考えることにした。
2Lサイズの写真は自分の作品のBOOKを制作する予定だったのでちょうどよかった。

bookは3冊になり、会場にも展示した

今回の来場者に関してはボートの経験者やその保護者などに限定されることは想定だったので、競技をわかっている前提で、
"ボートのなかなか見られない瞬間"
"自分が写真を通じて広がった新しいボートの瞬間"をテーマに選定することにした。

普段は外から見るだけの、その中から見える景色を撮りためた #艇庫から見える風景

ゴール前後の選手の表情を追いかけた
#LastOneStroke

などのテーマを今年撮影し続けたので、その展示の準備も同時に進めていた。
(最終的には会場サイズの都合で今回は断念)

2Lサイズのプリントを見ながら、レタッチの修正などをして印刷をかけた。

プリントと額装

プリントは結構、えいや!って感じで決めてしまった。
会場を自分でパーテーションで区切って使用するので印刷してしまったサイズに合わせて会場設定をすればいいと思っていた。
結局、A3ノビで印刷をし、額装までは8点行うことにした。

額装は、運良く友人がバイトしたりしている額縁屋があり、そこに協力していただくことになった。

額装中の様子、印刷してからは任せっきり

展示構成を考える

なんとなくしか考えずに展示作品を決めた。
まあ、いつもどおり。今回は特に時間が短かったのでそれも考えてこんくらい深く考えないで良かった気もする。

2回会場下見には行ったので、そこで会場サイズや備品についても確認し、展示イメージを作成した。

エントリー情報をみて展示したが、思ったよりも小中学生が多く目線的に少し高い位置に展示してしまったように感じた。

搬入前日、本番1日というけっこうなタイトスケジュールで変更も多いと思っていたので軽くしか考えなかった。

意外にも、忘れ物や備品が足りないということはなかった。
youtubeたくさん見たのが良かったと思う

展示準備(10/15 本番前日)

シェアハウスの友人とともに作品展示をした。結構トラブルもあったし、展示してみてはじめて気づくこともたくさんアタ。

まず、使用可能と聞いていたパーテーションが半数しかなかった。
これで前日に構成を変更するしかなくなった。その結果、B5くらいでパネルで展示する予定の作品の半数は展示できなかった。

インカレのM2選手、自分もM2までコーチをしていたこともあり
最後まで続けた選手を追いかけたくなった

あとは、展示会場のドアがめちゃ重かったり、
部屋が暗い、パーテーションの影もできる、自然光を取り込む展示なので天気は祈るしかなかったなど。

"作品を見せる"会場ではないところでやるというのはめちゃくちゃ難しい。

展示会場のいつもの姿

自分の想定外のルートで行くと、途中で立入禁止になり行けなかったという声も聞いた。

展示に向いている場所を選びすぎて、行きやすい場所という視点はごっそり抜けていた。

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長くなったので後半に続く
後半は当日のことと作品紹介をします


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山田龍偉 RYUI YAMADA
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