不動産業者向け・海外旅行コラム(モロッコ編)
今回は「モロッコ」について紹介させて頂きます!!!
今回モロッコを選んだ理由は前職の同期より、「来月プロポーズ旅行」でスペインとモロッコに行くからオススメ教え欲しい!!と依頼があったためでございます!
スペインは私も一昨年行かせて頂き、本メールでご紹介させて頂いたので、いくつかオススメプロポーズスポット伝授させて頂きました!
(私は行った際に携帯、クレジットカードをスリに遭いましたが、、、笑)
モロッコは1枚目の写真の場所が有名で、いつかは行って見たいと思っておりました笑
ただそれ以外モロッコに関する情報が皆無です、、、笑
何となく感覚ですが、トルコとごっちゃになるのわかりませんか!?
ヨーロッパと中東の入り混じってる感じが。。。
【モロッコ基礎データ】※外務省データ参照
面積:44.6万平方キロメートル(日本の約1.2倍、西サハラ除く)
人口:約3,746万人
首都:ラバト
民族:アラブ人(65%)、ベルベル人(30%)
・ベルベル人
「彼ら無しで砂漠旅行は行けないといっても過言ではないでしょう!」
今も独自の文化を有する遊牧民であり先住民です。
1万年前に石器文化を築いた人々の末裔とされており、実はすごい存在です!!
他の民族は歴史的に多くの国から干渉を受け、支配を受けますがサハラ砂漠という極限の環境の中を自由に行き来できる唯一の存在として、独自の言語や文化を保持し続けたそうです!
言語:アラビア語(公用語)、ベルベル語(公用語)、フランス語!!?
フランスは1912年にモロッコを保護国化し、事実上の植民地として支配していた名残があるみたいですね、、、
宗教:イスラム教(国教)スンニ派
主要産業:農業(麦類、ジャガイモ、トマト、オリーブ、柑橘類、メロン)、水産業(タコ、イカ、鰯)、鉱業(燐鉱石)、工業(繊維、皮革製品、食品加工、自動車、自動車部品、電子部品、航空部品)、観光業
通貨:モロッコ・ディルハム(1モロッコ・ディルハム=15.1円、2024年3月現在)
主要援助国として日本も4位に位置しており、2021年度までに下記通り億単位で援助しているみたいです!
・有償資金協力 3324.49億円(借款契約ベース)
・無償資金協力 379.22億円(交換公文ベース)
・技術協力 413.82億円(予算年度の経費実績ベース)
モロッコの位置関係的にスペイン→ジブラルタ海峡を挟んで南にあり、ざっくり言うとアフリカ大陸の左上ですね笑
全体的に調べた感想として、交通の便が当然ヨーロッパ程よくはないため、平気でバスに5時間とかの移動は覚悟した上行く必要があるかな、、、という印象です。
もしくはサッと有名どころに行ってスペインへ行くことをおススメします!!!笑
【アクセス】
現在、日本からモロッコへの直行便はないみたいです、、、
乗り継ぎは、パリ、フランクフルトなどのヨーロッパを経由するか、ドバイ、ドーハなどの中東諸国を経由するのが一般的で、所要時間は最短で約18時間。。。
渡航費用を調べたところ、、、
5月のゴールデンウイーク明けで往復16万ぐらいですかね、、、(微妙に高い!!)
上記金額の場合18時間では済まないのでモロッコ到着まで24時間以上は覚悟しましょう、、、
最短18時間も普通にしんどいですね、、、
また飛行機のほかに、スペインからフェリーで入国できるみたいです!
所要時間は1時間!!
やはりスペインとセットの方が良さそうですね!
あとモロッコ国内を移動する場合、電車もあるそうですが、タクシーだと市内専門のプチタクシーと、市内外を走るグランタクシーがございます。
グランタクシーは乗り合いが基本です。
乗り合いとかアフリカって感じがしますね、笑
【気候】
モロッコは降水量が少なく、湿度が低く過ごしやすい気候です。
モロッコは縦に長い国で、地域によって気候が異なるそうです。
ヨーロッパに近い地中海沿岸の北西部は、欧州諸国のように四季があり、山岳地帯には雪も降るそうです!
逆に、南東部には砂漠などの乾燥した地域がつづいており、アフリカ・アラブの大地を肌で感じることができます!
1年を通して温暖な気候ですが、昼夜の寒暖差が激しく、日中は日差しマックス、日が沈むと涼しく、過ごしやすいです。
エジプトでも経験しましたが砂漠は特に夜は寒いです。。。
葛根湯必須!!!?
【観光地】
・青い街シャウエン
モロッコと言えば!!
絵葉書で見たことありませんか??ちなみに私は絵葉書を使ったことはないです、、、笑
要は絵になるほど美しいということです!!
「フォトジェニックなスポット」
どこを切り取っても絵になるので、街散策は必須ですね!!
異世界絶景の中に入り込むイスラム教の聖域として、モロッコの昔ながらの暮らしや雰囲気が楽しめます!
ちなみに映画「スター・ウォーズ」の衣装デザインのモデルになったといわれる民族衣装「ジェラバ」を着た地元の人々と出会えるかも知れません!!
そもそも壁を青く塗るようになった理由は諸説あるそうですが、神聖な色とか、蚊除け!??
だったなど、未だ真相は明かされていません。。。
またシャウエンは猫の街とも呼ばれており、街中で可愛らしい猫たちと出会うこともできます!
(※猫アレルギーだけでなく、海外の野生動物はむやみやたらに触らないように!!)
主要都市カサブランカからは、バスを使って約6時間30分。。。
タンジェやフェズといった都市からもバスが出ており、比較的どこからでもアクセスできるみたいです!
世界中からの観光客も多く比較的安全な街と言えますが、盗難など危険がないという訳ではないので、十分注意しましょう!!
あとキャリーケースで観光地巡りはおススメしません!
日本みたいにすべての道が舗装されていない、坂道しんどい、小回りが効かない、他の人邪魔になる、
キャリーに気を取られてスリに遭う(※イタリアで黒人5人に囲まれました笑)
シャウエンに関してはバスターミナルにある有料の荷物預かり所があるみたいなので身軽にして行った方が良さそうです!
・迷宮都市フェズ
フェズの魅力は1000年以上の歴史を持つ古い街並みだそうです!
迷宮都市として「外敵を阻むためにわざと迷路にした」という説が語り継がれているとおり、本当に道に迷うみたいです笑
私から言わせてもらうと、その「迷うこと」こそが、旅の醍醐味でしょ!!笑
美しいタイル装飾が施されたブー・ジュルード門をくぐると、迷路スタートです!!
心配な方は、ホテルや観光案内所でガイド推奨です、、、笑
カサブランカの空港から、
飛行機なら約1時間、鉄道なら約4時間、バスなら約5時間かかります。
またお土産と観光スポットとして丸い染色桶が並ぶ革職人の作業場も見どころみたいです!
中世から変わらない手作業で皮を染める様子が見学でき、工房内併設のお店で職人がつくった商品を直接購入することも可能なので良いお土産と出会えるかも知れません!!
街全体を見渡したい場合は、「マリーン朝の墓地」へ行きましょう。
・マラケシュ
古くからモロッコの交易、商工業の中心として栄えてきたマラケシュは、東西南北からあらゆる土地の人々が集まってくるため、交通は非常に充実しています。
タクシーや市内バスを使って効率良く回るのがおすすめです。
それ以外にも市内には「クチ」と呼ばれる馬車が走っており、1時間:日本円で「1万円ちょい」ほどで乗ることができます!
マラケシュへは、ムハンマド5世国際空港からさらに飛行機で50分、または電車で約5時間で到着します。
・フナ市場
上記マラケシュにある有名なスポットです!
正式名称「ジャマ・エル・フナ広場」は、アラブ世界最大の屋台街として知られ、世界無形文化遺産にも登録されています。
昼夜問わず賑わっており、雑貨店、大道芸やダンサー、アラブ音楽の生演奏の楽団など、様々な芸人が芸を繰り広げているそうです!
夜になると無数の屋台で埋め尽くされるそうです!
モロッコの活気を感じれそうですね、、、
モロッコに行くなら、フナ市場は絶対に訪れるべきだと思いました!!!
ただここは昔は公開処刑場だったみたいです。。。
最後後味悪、、、笑
・メルズーガ
モロッコの南東部、アルジェリアとの国境付近にある小さな街がメルズーガです。
サハラ砂漠がすぐそばにある小さな村です!
メルズーガに向かうには、モロッコ中央に伸びるアトラス山脈を越えなければいけません。
行き方は、マラケシュ、フェズから約半日間バスに乗るルートが一般的です。
しかし、この直通バスは1日に1便しか運行していないのに人気が高いため、早めに予約しなければ満席で乗れないこともあるみたいです、、、
そのため手前の街までバスで行き、そこからグランタクシーもおススメとか書いてましたが、グランタクシーは乗り合いなので絶対私は嫌ですね。。。笑
「なぜそこに日本人!?」とかいうテレビ番組を思い出します笑
・サハラ砂漠でラグジュアリーキャンプを体験
そう!!
この体験をするための玄関口が小さな村「メルズーガ」となっているため多くの観光客が訪れるみたいです!
メルズーガ周辺のサハラ砂漠には、「ラグジュアリーキャンプ」と呼ばれるキャンプ地が多数あり、ここでしかできない貴重な体験を求める世界中の旅行者に注目されています。
メルズーガの街に着いたら、まずラクダに乗り換えです笑
砂漠のなかにあるキャンプ場までラクダに乗って、約1時間半!!
砂漠ステイというと、ワイルドで危険なキャンプを想像するかもしれませんが、
このキャンプのテントは、エアコン、お湯の出るシャワー、トイレ、ふかふかのベッドが完備されています。
正直ホテルと変わらないです。
まさに今日本で流行りのアウトドアを嫌う人を救う「グランピング」ですね!
夜はベルベル音楽を聞きながら、モロッコ料理、キャンプファイヤーを囲みながら、歌って踊る、、、
さえぎるものが何もない砂漠の真ん中で、空を見上げると、まるでスターウォーズの世界感、間違い無し!
そして朝になれば、新雪のような砂漠が、朝日に照らされて輝きます。。。
「聞こえるのは風の音を心臓の鼓動だけ、、、」
そんなあなたもポエマーになれる場所です笑
私はエジプトで同じくサハラ砂漠でキャンプを経験したので、既にポエマーです!!笑
・アイト・ベン・ハッドゥ
こちらはラグジュアリーツアーの際にラクダで行くプランもあるそうです!いわゆる砂漠の中にある村で世界遺産です!
壮大な景観と独特の雰囲気で、数々の映画やドラマのロケ地となっているみたいです。
その壮大な景観と独特の雰囲気は、訪れる人々を映画の世界へと誘います。熱中症注意!
水とサングラス必須!!
・マジョレル庭園
マラケシュの中心部から少し離れた場所にあるマジョレル庭園は、砂漠の中にあるオアシスのような存在です。
※映画でよくある脱水症状からオアシスが見えてしまう、、、
そんな幻想ではありません。笑
フランスの画家によって設計され、庭園内には、青色を基調とした建物や、様々な種類の植物が配置されています。
庭園内にイヴ・サンローラン美術館も併設されており、ファッションやアートに興味のある方にもおすすめです。
小さな池もあり、そこには鯉もいるそうです!笑
これも日本からの資金援助の影響なのか、、、笑
・カサブランカ
モロッコの大都市でモロッコの商業の中心地です!
フランス統治時代の面影を感じる町並みで、モダンな建築と伝統的な文化が融合した魅力的な場所です。
「カサブランカ」という映画もあるみたいです!
街のシンボルであるハッサン2世モスクは、壮大な建築と美しい装飾で見てみる価値はアリ!
カサブランカには豪華なホテルも多く、旅の疲れを癒すという名目で贅沢するのもありかなと!!
・ラバト
実はモロッコの首都です!
ラバトは、旧市街だけでなく新市街も含めて世界文化遺産に認定されています!!
それにも関わらず旅行者が素通りしてしまう人も多いみたいです、、、
いわゆる穴場!?
約2000年前に作られた古代ローマの都市の跡やモロッコ独立の父ムハンマド5世の霊廟などの魅力的なスポットがあります。
確かにモロッコに1週間以上滞在しないと行く必要がなさそう、、、
そこまで惹かれるスポットがない印象です、、、笑
カサブランカから列車で1時間ほどに位置しており、時間がある方は是非!!
・エッサウィラ
大西洋岸の港町です!
モロッコは海にも面してます!!
芸術の街として知られているそうです。
世界中から集まった芸術家のアトリエや工房がいくつもあり、街の壁にはアートやペイントがあふれています。
中心の広場にはおしゃれなカフェやお土産屋さんが立ち並び、旧市街自体が世界遺産にも登録されました。
港には漁船が並びカモメが飛ぶのどかな雰囲気で、街並みは白に統一され美しい風景が広がっています。
ほぼヨーロッパで、ポルトガルの南部を思わせるような建物が並びます、、、
確かにポルトガルもすぐ近くにありますし、、、
スカラと呼ばれる城壁の展望台があり、大西洋の海を一望できるスポットとして人気があります。
マラケシュから車で約30分ほどの距離ですので、マラケシュ滞在で時間があれば、ぜひ立ち寄りたいところです!!
【住】
モロッコ旅行で絶対に外せないのが「リヤド」での宿泊体験です!!
リアドとは、モロッコ特有の古い邸宅を改装した宿泊施設のことを指し、モロッコらしい家具や調度品で飾られた内装が特徴的です。
リアドの魅力は、その独特な雰囲気と、モロッコの伝統的な生活スタイルを体感できる点にあります。
カジュアルなものからラグジュアリーステイまで、予算に合わせて多彩なグレードのリヤドが用意されているそうですが、ここは五つ星を目指しましょう!笑
通常のホテルでは体験できない、モロッコの異文化を是非体感したいです!!
予算は一人1泊2万円程度です!!!
【食】
・クスクスぽろぽろとした粒状の食べ物で、一見すると粟(あわ)や稗(ひえ)のようにも見えますが、小麦粉を原料としたショートパスタです。
野菜や肉の煮込み料理をかけて食べたり、炊き込みご飯のように調理するみたいです!
・タジン鍋
肉や野菜をスパイスとともにじっくりと煮込んだ料理で、その独特の香りと味わいは一度食べたら忘れられないとか、、、笑
・ミントティー
モロッコの食文化を語る上で欠かせないみたいです笑
モロッコ人は1日に何度もミントティーを飲み、朝食時、ランチ後、おやつタイム、そして夕食後と、一日のリズムをこの香り高い飲み物と共に過ごします。
花粉症良くなるなら飲みたいです!!笑
※注意※
モロッコは、アフリカ大陸の中では比較的治安のいい国だと言われています!!
人柄は気さくで、話しかけてくれたり、快く道を教えてくれたりすることも多いみたいです!
あのトルコアイス、ケバブ屋のおっちゃんを想像してもらえれば!!
ただ同時に貴重品を盗まれる、法外なチップを要求されるなどの軽犯罪は起きるので、しっかりと注意しておくことが大切です!!!
良い人がほとんどですが。。。
変に信用し過ぎるとかえって一部の人の悪行のせいで、国を嫌いになるきっかけにもなり兼ねるので、程よい距離感と適当さは大事かと!!
これは私流旅行マインドです!!笑
あとアルジェリアや西サハラなどの隣国には、国境付近にはむやみに近づかない方がいいみたいです!
未だに盗賊はいるみたいですよ!!笑
現地でツアーに参加する場合も、行き先をしっかりと確認が必要です!!
その他にも、イスラム教国であるモロッコでは、イスラム教への誹謗中傷はもちろん、
知らないモスクに勝手に入ったり、現地の女性を勝手に撮影したりするのもトラブルの原因になります。
また、旅行者であっても女性は、肌の露出をできるだけ控えましょう!
最後にイスラム教国を訪れる際は、ラマダンにも注意です!!
ラマダンとはイスラム教徒の断食期間で、ラマダン期間中の日の出から日没までは、一切の飲食をしないのが基本です。
もし渡航期間にラマダンが行われる場合は、彼らの生活に合わせて外での飲食や喫煙は控える必要があるのでご注意を!
2024年ラマダン期間
3月10日~4月9日
引き続き「海外おススメスポット」紹介させて頂きますので、温かく見守っていただければ幸いです。
海外旅行行かれる際は是非ご相談下さい!できる限りのアドバイスをさせて頂きます。
(※料金は一切頂戴いたしません!!)