【ワンピース考察】地動説だった。
今週のワンピースを読んで思ったことをつらつらと書いていきます。
※ONE PIECE 第1073話(週刊少年ジャンプ2023年9号掲載)のネタバレを含みます。ご了承ください。
2023年1月30日発売の週刊少年ジャンプ2023年9号に掲載されたONE PIECE
第1073話”ミス・バッキンガム・ステューシー“で、ついに五老星の一人の名前が判明しました。
この名前からやはり太陽系が大きく関わっている可能性が高くなってきました。
まずはワンピースの歴史に関わるものからおさらいしていきましょう。
古代兵器
ワンピースではこれまでに3つの古代兵器の話題が出てきました。正体が分かっているもの、いないものありますが、名称だけは判明しています。
古代兵器ウラヌス(???)
古代兵器ポセイドン(しらほし)
古代兵器プルトン(巨大戦艦)
これらはそれぞれ太陽系の惑星の洋名であることにお気づきでしょうか。
天王星・・・ウラヌス(英語)
海王星・・・ポセイドン(ギリシア語)
冥王星・・・プルトン/プルート(英語)
(※冥王星は惑星から準惑星へ降格)
五老星は水金火木土
上のことを踏まえた上で、今回の『サターン』は土星と考えるのが妥当でしょう。
水星・・・五老星(リンカン)
金星・・・五老星(ガンジー)
地球・・・???
火星・・・五老星(ゴルバチョフ)
木星・・・五老星(板垣退助)
土星・・・五老星(マルクス:ジェイガルシア・サターン聖)
(原作第233話の配置を左から当てはめました。ガンジーだけ和服なのは金星の自転方向が他の太陽系惑星と逆だからでしょうか。)
なぜ 水金地火木土|天海冥 で分けられるかというと、水星~土星までは有史以前から観測されていました。しかし、天王星、海王星、冥王星は肉眼での観測がほぼ不可能に近く、18世紀以降に発見された天体のため区切りをつけられるでしょう。
他にも太陽系で重要となる天体に太陽と月があります。ワンピースで太陽といえばもう一つしかありませんね。また月には光月家が当てはめられると考えられます。月の字を冠しており、古代文字に大きく関わっていますからね。
太陽・・・太陽神ニカ(=ルフィ)
月 ・・・光月家
となると、地球にも対応した人物が当てられているはずです。五老星と同等の地位をもつ人物ではフィガーランド家やネフェルタリ家が考えられますが、これらよりも適した人物がいました。イム様です。五老星より上位の存在で、パンゲア城内「空の玉座」に座る人物です。
今のワンピースの世界はイム様中心に動いています。歴史改変や島を跡形もなく消すことさえ容易にやってのけます。
仮にイム様を地球と仮定すると、まるで地球を中心に天体が運動する『天動説』のようにみえてきます。
では今後の展開を考えてみましょう。ワンピースのラストはおそらくルフィが海賊王になるでしょう。海賊王の定義は「この海で一番自由なやつ」ですので、拡大解釈をすると海賊王のうえには誰もいないことになります。つまり世界の頂点です。ルフィ(=太陽)を起点に世界が動くことは、太陽を中心に地球を含む惑星が公転している『地動説』のメタファーではないでしょうか。
飽くまで個人的な見解ですので悪しからず。真相はどうであれ、昨今のワンピースの展開には毎週驚かされっぱなしです。次回が待ち遠しいです。
ヘッダー画像は ONE PIECE 原作第233話”世界最高権力” より
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