趣味から始まる新しい挑戦
最近、常に新しい領域に飛び出すことが変化の激しい現代社会を生き抜くのに必要だと話した。
それには、趣味こそが新しい挑戦のきっかけに成りうると考える。
お酒が好きという趣味
私はお酒が好きだ。
飲むことはもちろん、お酒のある食事や飲み会も好きだし、お酒そのもの(種類やラベルなど)にも興味がある。
私は興味のあることに対する、執着とも言える学習意欲はすごい。
インターネットという便利なツールのおかげで、素人ながら語れるくらいには、知識が簡単に得られる。
私はよくそれだけで満足しがちなのだが、坪田 一男さんの「GO OUT ~飛び出す人だけが成功する世界~」を読んで変わった。
もう少し自分の行動範囲を広げることにしたのだ。
工場見学という挑戦
ぜひ気になる人は坪田さんの「GO OUT~飛び出す人だけが成功する世界~」を読んで欲しいのだが、そこにはT型人材という表現がある。
私の場合、趣味がお酒というのはこのT型の縦棒だと思う。縦棒を長くすること、つまりその知識を深めることはこれまでにやってきた。
大事なのはT型の横棒を伸ばすこと。
つまり、自分の知らない領域に飛び出すことで、新たな知識や状態を得ることだ。
著書ではこの横棒について、新しいことへの挑戦は縦棒とは全く異なることをするようにと、勧めていた。例えば眼科医の先生が他の分野について勉強すること。
しかし、私の場合の横棒はお酒作りの工場見学で、縦棒とそれほど変わらないだろう。
それでも、ただインターネットで調べるだけとは大きく異なる。
そこには貴重な体験や出会いもある。
実際、私は先日 広島県廿日市市にある桜尾蒸留所に赴いたが、そこでそれまで知らなかったお酒に出会った。
まずは実行する
いざ新しいことに挑戦すると思っても、何をするかで悩むかもしれないし、飛び出すなら大きなことをとなるかもしれない。
ただそうとは限らない。趣味の内から新しい挑戦を始めてもいいと、私は思う。たとえ新しいことでなくても。
それに言い換えれば趣味自体が横棒だってこともある。
いち大学生の日々の勉強からすればウィスキーという趣味は新しい領域だ。他の趣味、例えば私は車に興味があるが、それもGO OUTのきっかけになるだろう。
重要なのは今までにないことをすること。
やったことないことをする、行ったことないところに行く、経験したことないことを経験する。