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奥三河トレイルランニングの新たな挑戦とトレイルランニング用語を解説

はじめに

このページでは、愛知県の奥三河で2024年10月27日(日)に行われる「奥三河Trail Running Race2024」(以下、奥三河トレイルランニングと表記する)を紹介していきます。大会へ込められた思い、日程などを紹介し、トレイルランニングで使われる用語を解説していきます。
なお、本大会のエントリーは、2024年9月23日23:59までですのでご注意ください。


奥三河トレイルランニングに込められた思いについて

込められた思いのイメージ

奥三河トレイルランニングは、愛知県の奥三河エリアで行われるトレイルランニングの大会です。奥三河エリアには新城市、設楽町、東栄町、豊根村の自治体があります。この大会の開催場所は、主に設楽町、新城市となります。
本大会は今年度に大会名、距離などを変更します。前身の大会である「奥三河パワートレイル」は、2015年にスタートしました。総距離70km、累積標高差およそ4000mのこの大会は、パワートレイルと名乗っている通り、チャレンジしがいのあるコースが設定されました。
奥三河パワートレイル、奥三河トレイルランニングともに「東海自然歩道」がコースの大動脈です。
この「東海自然歩道」が開通して50年の節目に、「奥三河トレイルランニング」は生まれ変わり、新たな挑戦を始めます。
この大会のコンセプトは、「地域コミュニティとの共生」です。参加者もコミュニティの一員であることを感じてもいらいたいという思いが大会公式サイトで語られています。また、日本らしい「和」の雰囲気や地域の伝統を大切にしたいという思いもコンセプトにあります。
大会ロゴは、湯谷温泉郷にある湯谷温泉はずの若女将「加藤弘依」さんがデザインしています。湯谷温泉郷は、前身の大会からゴールとして大会を支える存在でした。今大会でも、湯谷温泉郷は大会参加者を宿泊でサポートする「トレラン応援の宿」の一つです。このことからも大会が地域と一緒に作られていることがわかります。

大会の日程、距離など

大会日程と距離は次の通りです。
(1)日時 2024年10月27日(日)
   受付 5:30〜7:20
   スタート 8:00
   制限時間 10時間00分
(2)スタート地点:設楽町立田口中学校(愛知県設楽町)  
   ゴール地点 :ふれあいパークほうらい(愛知県新城市)
(3)距離 35.5km 累積標高差 2,667m(上り) 3,029m(下り)
(4)エイドステーション3箇所
(5)エントリー期限 2024年9月23日(月)23:59まで
詳細は以下の大会公式Webサイトをご覧ください。

トレラン用語の解説

用語解説のイメージ

ここからは、トレイルランニングで使われる用語「制限時間」、「累積標高差」、「エイドステーション」について解説します。

制限時間

制限時間のイメージ

制限時間とは、スタートしてゴールまで、選手が競技できる時間です。
本大会は8:00スタートとなり、制限時間が10時間00分となっています。そのため、18:00までにゴールしなければなりません。
途中、関門にも制限時間が設けられます。関門とは、マラソンなどでコース途中に設置されている通過制限時間が設定されたポイントのことです。各関門の制限時間を超えた選手は、レースを中止し、コース途中であってもスタッフの指示に従って下山します。

累積標高差

標高差のイメージ

累積標高差とは、全ての上り、下りのうち、上った標高を合計した高さになります。
登山者、トレイルランナーでは、この累積標高差を意識している人は少なくないと思います。
マラソンなどの市街地などを走るレースでは、距離を気にして大会にエントリーされる方が多いと思います。トレイルランニングレースでは、距離と同じく累積標高差を気にして大会にエントリーする方もいます。
走っている最中もランニングウオッチに累積標高差が表示されるように設定し、あとどのくらい上りがあるかわかるように私はしています。累積標高差を見て、ペース配分を考えます。

エイドステーション

エイドステーションのイメージ

エネルギーや水分補給のために、コース上に設置された、食べ物やドリンクを提供する場所。エイドステーションが何km間隔で設置されているかは、大会選びの重要項目の1つ。

地元の特産品などをメニューに加えるなど、補給物の内容が充実していることで、ランナーの間で人気となっている大会もある。

大会の主催者が設置しているオフィシャルのエイドステーションに対し、コース近隣の住民や、一般の応援者などが、有志で設置しているエイドステーションは「私設エイド」と呼ばれている。

陸連のマラソンのルールでは、「定められた以外の場所で飲食物をとった競技者は失格の原因となる」という規定があるため、国際大会では、沿道から飲食物を提供すること(提供を受けることも)は控えた方が無難と言える。

RUNNETより引用

このエイドステーションで提供される名産物を楽しみにしている選手も多いです。例えば、有名な「東京マラソン」では、浅草の人形焼が提供されました。人形焼はカステラにあんこが入った和菓子で東京名物として有名です。
また、静岡県で開催される「袋井クラウンメロンマラソン in ECOPA」では、フルーツのクラウンメロンや法多山名物の厄除だんごが提供されます。この厄除団子は5本の串にさした団子で、団子の上にはあんこがのっている法多山の名物です。

過去の大会である2023年10月1日に開催された第8回奥三河パワートレイルでは、おにぎりに使用したお米とミニトマトには地元のものが提供されました。今回の大会では、どんな地元のものが提供されるか気になるところです。

おわりに

奥三河トレイルランニングの思いを感じ、トレイルランニングの用語がわかってきたよとなってくださればうれしいです。
次回は、「『 奥三河Trail Running Race 』〜大会アンバサダーyuzuと行く!トレランツアー!」(2024年9月14日(土)開催)に参加してきましたので、奥三河の自然の美しさなどをお伝えします。


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