VIP対応を実践してみた
こんにちは!!
株式会社ブイクルーズ 地域事業Soi 担当の
中西龍一と申します!
#薪も竹も野菜もお肉も全部地域のモノを使う
#地域の方さまさま
今日は、地域事業の1つである
古民家ゲストハウス 無垢夢来(むくむく)
にて、実際に"VIP対応を実践してみた"というテーマでお話したいと思います!
#ほんとに昨日の今日なので、採れたて!新鮮!な状態でお届けしていくよっ
■「なんとかしてみます!」と口に出す
まず、今回の【~無垢の宿~ 無垢夢来】のお客様がどういう状況だったかを(細かくは言えませんが)ざっくり説明すると、
"チェックインの時間が遅い時間になりそう、かつ、宿に到着してから晩ご飯を作る時間がなさそうなので晩ご飯が用意されていると嬉しい"
といった感じでした。
なのですが、
僕たちが運営している【~無垢の宿~ 無垢夢来】では、お料理の提供は行っていないので、お問い合わせをいただいた時点ではそう説明をさせていただきました。そうして一旦お電話は終了したのですが、僕はそこで「これでいいのか?」と疑問を持ちました。
少なくとも、お客様は"古民家一棟貸し"というスタイルを気に入ってくださっていたし、それよりも何よりも自分にできることを最大限やったのか?と聞かれるとそうじゃなかったからです。そうと決まれば次に取る行動は明確で、もう一度お客様に電話をし、「できるかどうかは分かりませんが、なんとかしてみますので少しだけお時間をいただけませんか!?」とお伝えしました。その時のお客様のリアルな反応は、「おぉ〜、もしかしたら別の宿を取ってる可能性があるんやけど、一旦頑張ってみてくれるのはありがたいなぁ。お願いします〜。」といった感じで優しく対応してくださいました。
さて、舞台は整いました。
ここからが腕の見せ所です!!!!
#なんとかする
#剛腕でもっていく
■あらゆる手段を尽くす
今回のミッションは2つ。
①少し遅い時間でのチェックイン対応
②お食事の提供
(※基本的にチェックイン対応は15:00~19:00で承っております。また、お食事の提供は基本行っておりません。ご了承ください。)
この2つをクリアするために、できることは全て行い、借りれる手は全て借ります。まず1つ目の少し遅い時間でのチェックイン対応に関しては簡単です。もともと地域の方にチェックインをお任せしていた予定を変更し、中西が何時でも対応できる体制を整えます。
そしてもう一つ。お食事の提供です。こちらはもう中西1人では到底太刀打ちできません。提供できるとしても、1人暮らしの男が市販のカレールーを使って作るチキンカレーぐらいです。
#これがまた意外と美味い
#評判も意外とイイ
となると、ここからは助けを求める段階に入っていて、いつもお世話になっている地域の方々に頼み込みます。
#なんとかしますって言っちゃいました!
#たすけてください〜〜
#自業自得
ほんとに偶然なのですが、つい1週間前に、ぼたん鍋(猪肉のヤツ)を地域の方が振る舞ってくださったことがあったんですよね。それだ!と思って、地域の方に「この前のぼたん鍋と同じようなものを用意できたりしませんか?」とお願いをしたところ、速攻でYESの返事をいただきました。本当にありがたい限りです。
#一番剛腕を振るってるのは地域の方々
#チキンカレーなんぞ足元にも及ばん
そうして受け入れの段取りが整ったところで、再度お客様に電話をしました。
「お世話になっております。~無垢の宿~ 無垢夢来の中西でございます。先ほどお伝えしていた件なのですが、地域の方が頑張ってくださいまして、なんとか対応させていただけることになりました!!」
そんなこんながありまして、無事にお客様が昨日(12/29)チェックインをされて、とても満足をされた様子で過ごされていました。
■なんとかできる状態を普段から作っておく
今回の件で重要だったポイントは2つあります。
一つは「なんとかしてみます!」と口に出したこと。そしてもう一つは、なんとかできる状態を普段から作っていたことです。
正直なところ、いくら「なんとかしてみます!」と言ったところで限界はあります。そりゃあ、なんとかできない場合だってあります。なので僕は、「一旦頑張ってみるので、少しだけお時間をいただけませんか?」というような伝え方をお客様にしました。
とはいえ!
もし、こういうことが今後起こった時に、"なんとかしてみせる確率を普段から上げておく"ことはできます。例えば今回で言うと、普段から地域の方とのコミュニケーションを行い、いざという時に助けていただけるような関係を構築しておく、とか。それこそ、キングコングの西野亮廣さんのVoicyで「VIPへの対応で意識すること」という分野を勉強したりもそう。
#「VIP対応 = なんとかする」はまさに西野さんから学んだこと
だからこそ、普段から勉強することってやっぱり大事だし、助けてくれるような人間関係を作っていくことも大事だなぁと改めて感じさせられました。"なんとかする"というのは、何もその場限りで思い付いたことをやるということではなく、普段から積み上げてきたモノを目の前の問題と照らし合わせて対応させていくことなんだろうなぁと思いました。
年末の旅行を楽しむ手助けがちょっとでもできていたのであれば嬉しいなっ。現場からは以上です。
ではまたー