台風4号の直撃
今は7/3 Sunの夜。今朝まで台風が沖縄を直撃していまして、経緯を覚えておくためのメモです。見出しの写真は、台風の大雨の4時間前。
まず7/1 Fri は、なんとも嬉しい偶然というか、午後に琉球大学の台風の研究室でセミナーをさせて頂きました。前日に、沖縄の南に低気圧がある?週末荒れるかな?と思っていたら、朝9時には台風発生とのニュース。
前日には3号が西で発生していました(この台風3号は温帯低気圧になったというニュースを7/3午後にみかけました)。琉球大学での雑談では、台風が来そうだと2週間も前から気にしていたとのことで、そんな早くから!?と驚きました。7/1 1430のゾンデ放球も見せてもらって、素敵な体験でした。600 mで雲に突っ込むまでバルーンが見えました。セミナーを終えて夕方には、台風で大学の戸締まりが強化されていて、明日の夜中ピークかな、と言われて帰宅しました。このときはまだ、この台風4号が特に面白いともなんとも。当時の予報は、だいたい当たり。
7/2 Satは、沖縄の天気予報を見ると、ざっくり午後から崩れそうということで午前中に買い物に走り、ヨミタンの海辺のカフェで早めのランチ。さっさとタンチャに帰宅しました。嵐の前の静けさや、という感じでしたが、午後3時には、どしゃ降り。
データを見たら、なんか海面上がってるかな?と気になり始めました。これは、いわゆる「吸い上げ効果」の出だしでした。だいたい20時の時点で、1 hPaあたり1 cm上がると思うとピークに近い感じ。
夜9時には、琉球大学の皆さんが、おそらく台風の目のところにゾンデを放つのに成功したとのこと。暖気核のことを教えてもらってホカホカなので、私も勝手に、じわじわと興奮が。学生たちの興奮もハンパないのでは。
私は寝てましたが、23時ごろには、確かに台風の目が通過し終わっていたようで、たとえばこれ。
7/3 Sunになり、ひまわりの画像を見ても、なんだか台風ぽくない見栄えやなあ、変だなあ、という疑問を持っていたのが、自分だけではなかったことに、Twitterを見ていて気づきました。
可視光だと、台風の目のような模様がよく見えるけど、赤外だと全然違う。私は、夜も見える赤外ばかり見ていて、その設定がスマホでもデフォルトになっていました。
低い雲が赤外では映らないようで、それから、やけに動きの遅い台風だということで、このあたりで特徴が見えてきて、台風4号に愛着というか、直撃してくれてありがとう、という気持ちが止まらなくなってきました。
7/4からは東に加速して、本土各地で大雨だろうという予報が出ています。実際どうなるか。
ひとまず、ここまで。何か専門的に調べていけそうな予感がします。
この後も、たぶん追加していきます。