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美容師さん向け「コンテンツ制作スキルがないと話にならないという話」


こんにちはRyuhoです。

ぼくは神戸で小さな美容室を経営しつつ、メイクアップアーティストとしても活動中です。

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今回は「コンテンツ制作スキルがないと話にならないという話」をお伝えします。



まず、あなたは何のために発信をしていますか?

・そもそも発信をしていない
・とにかく適当に思いついたことを発信している
・フォロワーを増やすために発信をしている
・自分の仕事に繋げたいので発信をしている
・収入を上げたいので発信をしている

他にも理由はあると思いますが、多くはこのようなことだと思います。


今回は、この中で「これはダメです」というお話ではありません。

発信をする理由は人それぞれで、そもそも正解はありません。

プライベートでも、仕事につなげることでも、自己満足でも、好きなように発信すればいいのです。


とはいえ、最終的に「オンラインでお金を稼いでみたい」というのであれば、この記事をぜひ最後まで読んでほしいと思います。




■デジタルコンテンツという自分の商品

デジタルコンテンツという自分の商品


ぼくは「自分の商品」というキーワードをよく発信します。

その理由は、自分の商品を持つことであなたに独自性が生まれ、希少価値が高まるからです。

自分だけが持っているオリジナルの商品ということです。


では、「自分の商品」とはそもそもなんでしょうか?


あなたが美容師さんであれば、サロンでお客様に提供するヘアデザインはあなただけの商品です。

とはいえ、お客様に「2センチ切ってください」と言われ、それに従って2センチ切るだけではあなたの商品ではありません。

その理由は、ほかの美容師さんでも提供できるからです。

つまり、それがあなたの商品になるにはヘアデザインを考えることです。

ここではじめてあなたの商品になります。


さらに、たとえば美容室で物販を販売する場合は、メーカーさんから仕入れるので仕入れ値が発生します。

販売価格から仕入れ値を引いた金額が「利益」ですよね。


とはいえ、その物販はオリジナルの商品ではないので他のお店でも売っています。

そうなると、限界まで販売価格を下げるお店が必ず出てくるので、価格の競争になります。


わかりやすいのが、「転売」と言われる方法で収入を得ている人たちは、この競争の中にいるということです。

つまり、たくさん仕入れてたくさん売らないと、利益は少ないです。


インターネットがなかった時代はそれでもまだ勝負はできていました。

しかし、現代はEC化も進み、スマートフォン上で簡単に精査されます。

そこに勝っていくのは至難の業でしょう。

とくに美容師さんなどの個人事業主は、今後もさらに厳しい立場に追われます。


しかし、自分の商品を持っている場合、この価格競争には巻き込まれません。


なぜならどこにも売っていないからです。

当たり前ですよね。


「いやいや、自分の商品を作ったほうが利益がいいなんてことはわかってるよ」

「でも開発をしようと思っても、相当な資金が必要じゃないか」

と言われそうです。


まさにその通りです。


最近はOEMなどで気軽に自分の商品を作成することができるようになりましたが、それでも敷居は高く、まとまった資金も必要です。


しかし、それはプロダクト(商品)を例にとっているからです。


ぼくが、発信における「自分の商品」と言っているのは、デジタルコンテンツのことです。

サロンワークにおける物販のことではありません。


デジタルコンテンツを作成するにあたって、資金はほとんど必要ありません。

そのかわりに多くの時間を必要とします。

逆に言えば「かかるのは時間だけ」ということです。

つまり、原価にかかるのは時間だけなので、売れた時の利益は大きいです。

そして、自分の商品なので、他ではどこにも売っていません。


では、有料のデジタルコンテンツには何があるでしょうか?

・有料記事の販売(noteなど)
・有料動画の販売(YouTubeのメンバーシップ、Vimeoなど)
・電子書籍の出版(AmazonKindleなど)
・デジタル教材(動画、教科書)の販売

などがあります(何かわからないという人は、オンライン上でビジネスが完結する商品だと思ってください)。

※アドセンスやアフィリエイト、有料サロンのサブスク、ライブ配信は除いております。あくまで自分の商品を売って収益を得るものです。


発信そのものを収益につなげたいと思った場合、上記のようなデジタルコンテンツを作成し、自分の商品を持つことは避けて通れません。

つまり、発信で収益をあげたい場合は、自分の商品を持つことが必須です。


正確に言うと、自分の商品がなくてもオンラインでお金を稼ぐことは可能です(広告収入など)。

しかし、自分の商品があったほうが収益を上げやすいことも確かです。

なので、発信で収益をあげたい場合は、自分の商品を持つことが重要だということです。



■フォロワーが1万人いてもマネタイズできない人

フォロワーが1万人いてもマネタイズできない人


「オンラインマネタイズをしたい」「発信で収益をあげたい」と思った時に、多くの人はSNSの勉強をします。

もちろんSNSマーケティングを筆頭に、SNSの運用はとても重要なので学ぶべきです。


しかし、自分の商品を作成しないことには収益は上がりません


極端に言うと、Twitterのフォロワーが1万人いても、自分の商品がなければ収益は0です。


何度も言いますが、マネタイズには自分の商品が必要です。


では、自分の商品を作成するには何が必要でしょうか?


さきほどのデジタルコンテンツで考えると、

・ライティングスキル
・トークスキル
・動画編集スキル
・プレゼン資料作成スキル

このようなスキルが必要になってきます。


つまり、SNSのフォロワーを増やしたところで、このようなスキルがないとマネタイズは難しいということです。

これらのスキルが身についた状態で、コンテンツの制作をしていくフェーズに入ることができます。


実は、発信で収益を上げたいという人は、意外とこのあたりを理解していない人が多いです。


SNSでも「フォロワーを増やせば収益が上がる」と勘違いしている人もいます。

とはいえ、SNSはきっかけにしか過ぎないし、フォロワーを増やすだけではあまり意味はありません(趣味や自己満足ならOK。あくまでマネタイズに繋げる場合です)


逆に言えば、フォロワーの数はそんなに多くなくても、自分の商品を作るコンテンツ作成能力とプロモーション能力があれば十分収益は上がります


なにもバズを目指す必要なんてないのです。



■お店に入っても商品がなかったらみんな出ていく

お店に入っても商品がなかったらみんな出ていく


なんとなくイメージが湧いてきたと思うので、今回お伝えしたいことをまとめます。


ほとんどの人は、発信を収益につなげられない原因として、自身の「SNSでの影響力がまだ弱いから」だと思っています。

だから、まずはSNSを伸ばそうと頑張る人が多いです。


しかし、そんなことはありません。


発信を収益につなげられない(オンラインマネタイズが成功しない)原因は、自分の商品を作るコンテンツ作成能力がないからです。

つまり、SNSのフォロワーが少ない人でも自分の商品を売って稼ぐ人は稼ぐし、フォロワーが多い人でも稼げない人は稼げないのです。


さらに、「SNSのフォロワーが増えればコンテンツは売れる」と思っている人が多いですが、そんなことはありません。


その理由をわかりやすく説明します。


実店舗で考えてみてください。

SNSを伸ばそうとする行為は、お店を大きくする行為です。

大きくなればお店は目立ちます。

お店が目立てばたくさんに人が来店してくれる可能性が高くなります。

しかし、お店がどれだけ大きくて目立っていても、お店の中に商品(オンラインでいう自分の商品)が何も売ってなかったり、量が少なければお客様は帰るだけです。

知られてはいるけど、収益が発生しないということです。


一方、実店舗でも隠れた名店は存在します。

風が吹いたら倒れそうなラーメン屋さんが、舌を巻くほど絶品だったりしますよね。

それと同じで、SNSが伸びなくても(お店が大きくなくても、目立たなくても)知っている人は知っています。

そこに商品がたくさんあれば(なおかつクオリティが高ければ)いくら小さなお店でもマネタイズはできるということです。


つまり、オンラインマネタイズが成功しないのは、SNSが伸びていないからではありません。


あなたは誰もが知っている大きなお店にしか行かないですか?


そんなことないですよね。


もちろん大きなお店にたくさんの商品が売っていれば、売上げはたくさん上がります。

それも実店舗と同じです。

つまりそれは、SNSのフォロワーさんも多く、自分のデジタルコンテンツの種類をたくさん販売している人と同じ状態です。



■オンラインマネタイズが成功しないのは自分の商品がないから

オンラインマネタイズが成功しないのは、自分の商品がないから


上記のことから、ぼくはオンラインマネタイズに早くチャレンジすることを推奨しています。


しかし、「早くオンラインマネタイズにチャレンジしましょう!」と言うと、9割の人に「まだフォロワーが少ない」と言われます。

それを返されたらぼくはあまり何も言わないことにしているのですが(説明するのがめんどくさいw)、本来はこのようなことを思っていますし、わりかし的を得ていると思います。


そう思う理由は、ぼくがコンテンツクリエイターとしてある程度やってきたという経験からです。

正直フォロワーは1,000人いれば十分マネタイズできます(実際は数ではなくエンゲージなので一概には言えませんが)。


少し厳しくお伝えすると、あなたがオンラインマネタイズに成功しないのは、SNSが伸びていないからではありません。

あなたの商品がない、もしくは作成していたとしてもクオリティが低いからです(ほとんどが前者)。

なので、SNSでフォロワーを増やすことももちろん大事ですが、ゴールをマネタイズに設定しているのであれば、まずは自分の商品を作成することです。


この順番を逆にとらえている人が多いです。


つまりは、今回の記事のテーマである「コンテンツ制作スキルがないと話にならない」のです。


もしそのスキルが低いと感じるのであれば、SNSを伸ばす方法だけではなく、ライティングスキルやトークスキル、動画編集スキルや資料作成スキルなどを身につけることを意識してみてください。


ド真剣にオンラインマネタイズをしたいという人は、こちらの記事を参考にしてみてください。


こちらの記事は有料記事ですが、オンラインマネタイズまでの道のりが1から順番に書いています。

今回の記事の内容をさらに詳しく知りたいという人は、ぜひ参考にしてみてください。


ではまた!

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Ryuho【リュウホ】
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