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美容師さんとメンタル 〜こんな時代を心で乗り越える方法〜


こんにちはRyuhoです。

ぼくは神戸で小さな美容室を経営しつつ、メイクアップアーティストとしても活動中です。

さらに詳しい自己紹介はこちらからどうぞ↓



今回は「美容師さんとメンタル」ということについてお伝えさせていただきます。


ぼくは美容師を20年続けています。

その分、多くの美容師さんを見てきましたが、美容師さんを続けていく上では、「心の持ちよう」がカギとなります。

これは美容師さんでなくても同じですが、俗に言う「メンタル」と呼ばれるものです。


美容師さんを辞めることが悪いとは思っていません。

しかし、心の持ちようが悪い状態で美容師さん辞めては、次に何をしても同じです。

つまり、「生きていく上でメンタルがどれだけ大事か?」ということをお伝えさせていただきます。




■「メンタルが強い」とは「あきらめない心」

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まず初めにお伝えさせていただきたいのが、メンタルということに関して勘違いをしている人が多いです。


メンタルが強い」という言葉をよく聞きますよね。

使うこともあるかもしれません。


では、どのような意味で使っていますか?


よく

「あの人は落ち込まないからメンタルが強い」
「あの人は常に前向きだからメンタルが強い」

というようなことを聞きますよね。


同様の意味で使うこともあったと思います。


とはいえ、メンタルが強いというのはそのような意味ではありません


メンタルが強いというのは、あきらめないことです。


つまり、本当の意味で「メンタルが強い」というのは、あきらめずに成功するまでチャレンジする心のことです。


逆に言えば、「落ち込んでいなくても、あきらめていればメンタルは弱い」ということになります。


まとめると、「メンタルが強い人」というのはあきらめずに成功するまでチャレンジする心を持っている人のことで、そういう人はしっかり切り替えてまたチャレンジするから落ち込んでいないよう見えるだけです。

さらに、すぐに切り替えて前を向いているから前向きに見えているだけです。


メンタルが強い人も落ち込むことはあるし、ネガティブになることもあります。

だけど、それに負けずにまたチャレンジをするから、周りはそれが見えていないだけということです。


そこの勘違いを、まずは理解しておきましょう。


メンタルが強い人とは、「どんなときでも最後まであきらめない心を持っている人のこと」です。



■なぜメンタルがカギになるのか?

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では、なぜメンタルがカギになるのでしょうか?


ぼくの経験上、技術がとても上手かったけど、メンタルがダメで辞めていった美容師さんをたくさん見てきました。

逆に、技術はそこそこだけど、メンタルが強い美容師さんは成功している人が多いです。

つまり、「心の持ちよう」が結果に結びつくということが明確です。


よく、「才能×努力×考え方」で結果が決まると言われています。


才能と努力にマイナスはないけど、考え方にはマイナスがあるから、才能と努力が大きい数字でも考え方でマイナスになるという有名なお話です。

この「考え方」の部分がメンタルです。


ここに当てはめていただければ説明も無用だと思いますが、一応お伝えさせていただきます(笑)


たとえば美容師さんで言うと、

・手先が器用で感性も高い(才能)
・スキルを身につけるために練習を怠らない(努力)
・考え方が常にマイナス思考(考え方)

であれば、結果は出にくいと言うことです。


逆に

・手先が不器用(才能)
・あまり練習をしない(努力)
・考え方がいつも前向きでプラス思考(考え方)

であれば、結果は自ずと出てきます。


上記の2つの例は極端ですが、それぐらいメンタルが占める割合は大きいと言うことです。



■自己肯定感とは?

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最近よく、自己肯定感という言葉を目にしますよね。

それこそまさにメンタルをコントロールする方法です。


「自分はダメな人間だ」というようなネガティブな表現を自分に繰り返してしまうことで、全ての考え方が無意識にネガティブになってしまうことを防ぐのが自己肯定感です。

読んで字のごとく、自分で自分を肯定してあげましょう、自分で自分で褒めてあげましょうということです。


そのように、自分でメンタルをコントロールできるようになれば、自分を大きく変えることができますよね。

これも、メンタルをプラスに持っていくための1つの手段です。


たとえば、組織であれば先輩や上司と関わることによって、そのような道に導いてくれることもあると思います。


とはいえ、それは環境によります。


全ての美容師さんがそのような環境に恵まれているというわけではありません。

フリーランスや1人で美容室を営業されている美容師さんは、そのような環境ではありませんよね。

また、先輩や上司がいても、必ずしもそのような道に導いてくれるとは限りません。


なので、自己肯定感というのは誰しもが身につけるべき重要な項目です。


結局最後は自分です。

自分を信じることが自信にもなるし、他人が自分の人生をコントロールしてくれるわけではありません。



■メンタルを鍛えるにはチャレンジを繰り返すこと

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ここで少し思い出してみてください。

「メンタルが強い」とは、「あきらめない心」でしたよね。


では、メンタルを鍛えてあきらめない心を持つためには、他にどのような方法があるのでしょうか?


ぼくが経験してきた内容でしかお伝えできませんが、ぼく自身はメンタルを鍛える方法として、「チャレンジをし続けること」だと思っています。

俗に言う、「チャレンジ精神」というものです。


少し考えてみてください。

あなたの周りの人で「チャレンジ精神旺盛だな」と思う人に、マイナス思考の人はいますか?


ぼくの周りにはいません。


このチャレンジは大きなチャレンジである必要はなく、小さなことでもいいからチャレンジすることを当たり前にしていくことです。


どんなことでもチャレンジをするということは勇気がいりますよね。

とはいえ、それを積み上げることによって、チャレンジをすることが当たり前になってきます。


つまり、チャレンジに対しての普通のレベルが上がります。


結局、チャレンジは場数です。

簡単にあきらめる人は、それまでにチャレンジしてきた数が圧倒的に少ないです。

逆に簡単にあきらめない人は、過去にチャレンジしてきた数が多いです。

それは、結果が出ても出ていなくても関係ありません。


あきらめない強さは、チャレンジしてきた数です。


つまり、チャレンジをし続けることがメンタルを鍛える方法です。


昨今のSNSでは、「私はこんなことをやっている、あんなこともやっている」とアピールすることが多くみられます。

もちろんそれも大事なことでしょう。


とはいえ、本当に大事なのは、

誰も見ていないところでも自分自身と戦い、
鬼のような努力をして静かに任務を遂行し、
少しの結果を出すことを繰り返して
それを改善し続けること

です。


そしてそれを積み上げることです。

それと共に、メンタルは鍛えられていきます。


生まれつきメンタルが強い人はいません。

「どのタイミングでそれを経験するか?」だけです。


たとえば、学生時代に厳しい部活を経験した人は、社会人になるときにはメンタルが強い状態かもしれません。


このように、メンタルを鍛える方法は、小さなことでもいいからチャレンジを積み重ねていくことです。


はじめの1歩が出にくいのはわかります。

とはいえ、その1歩さえ踏み出してしまえば、あなたのメンタルは強くなります

そうなれば、見えている世界の全てが変わります。


ぜひ参考にしてみてください。


ではまた!

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Ryuho【リュウホ】
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