継続することが苦手な美容師さんへ

こんにちはRyuhoです。

ぼくは神戸で小さな美容室を経営しつつ、メイクアップアーティストとしても活動しています。

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今回は、発信をする美容師さんにとって大切な「継続」についてお伝えします。

なんでもそうですが、「続けること」は最大のテーマですよね。

とはいえ、「発信は継続が全て」ということは誰しもが理解をしているのに、ほとんどの人が継続できずにやめてしまいます。

それについて、ぼくは先日このようなツイートをしました。

なんでもそうやけど初動はある。始めた時は目立つ、仲間もやってくれる。しかし、継続することがどれだけ難しく、大事で、信念がいることか。つくづく思う。リアル店舗からオンラインコンテンツまで全て同じ。店を出すのは簡単、コンテンツを作るのは簡単。「初動をこえる衝動」を目指すことが大事。

— Ryuho 【リュウホ】髪とメイク (@Ryuho_0120) September 22, 2021

これはかなりお気に入りのツイートだったんですが、このことについて少し詳しくお伝えしたいと思います。

■初動は誰だってある

何かを始めた時の第1歩って、実は意外と大きいんですよね。

なぜかというと、まず自分は1番気合が入っているからです。

当然ですよね（笑）

さらに、周りの人も「ん、なんか新しいこと始めたぞ」という感じで見てくれます。

なので、少しでもSNSを回していると、意外と注目度が高いです。

これはぼくが経験してきて感じることですが、オンラインコンテンツで新しいことを始めたときは、自分の周りの人はかなりの確率で見てくれます。

たとえば、YouTubeを始めたとします。

「YouTubeはじめましたよー！」と告知をすると、1回目は見てもらえる確率がかなり高いです。

実際に、1回目にアップした動画の再生回数が最多というコンテンツも多いですよね。

なぜか「1回目の再生回数を超えられない、、」みたいな（笑）

さらに、オンラインセミナーを開催すると、1回目は参加してくれる確率がかなり高いです。

開催する回数が増えるにつれて参加者が減っていく、というのがあるあるパターンです。

つまり、何かを始めた時の初動は、ほとんどの場合で高いことが多いのです。

しかし、2回目、3回目となるにつれて、反応は薄くなります。

悲しいことに、だんだんとYouTubeを見てもらえる確率も下がってきますし、セミナーも参加者が減ってきます。

だからといってダメだということではありません。

これは、実は自然な流れです。

内容が悪いとか、初回の評価が悪いわけではありません。

考え方としてはこうです。

初回のエンゲージが普通なのではなくて、そもそも初回が特別で、2回目からが本当のエンゲージということです。

さらに、3回目、4回目となっていくと、自分自身の気合の入り方も変わってきます。

ほとんどの場合、初動と比べて気持ちは落ちます。

つまり、何かを始めるときに1回目や初期の頃は少し特別だと思うべきです。

本当の勝負は、回数を重ねるにつれて変化のある中期です。

何を始めるにしても、1回目で辞める人はほとんどいません。

しかし、ある程度慣れてきて辞める人はたくさんいます。

だから継続は難しいのです。

強い信念を持って取り組まなければいけません。

■継続するコツは「自分で自分をコントロールすること」

では、継続をするコツはなんでしょうか？

それは、「自分で自分をコントロールすること」です。

自分で自分をコントロール出来るような人は、継続が得意です。

よく、「結果が出れば継続できる」と思っている人がいますが、そんなことはありません。

なぜなら、「全てにおいて結果が出る」ということはありえないからです。

さらに、結果が出れば継続できるというのであれば、結果が出ないときは継続ができないということになります。

続けていると、結果が出ないときは必ず来ます。

つまり、それでは継続できません。

また、「続ける理由があれば続けられる」ということも聞くと思いますが、それも半分正解で半分間違いです。

なぜなら、続ける理由は変わるからです。

もっと言うと、続ける理由が変わらないと続けられないということです。

少し難しく感じるかもしれませんが、続ける理由は常に同じではありません。

具体的に言うと、それぞれのフェーズによって続ける理由というのは変わります。

つまり、続ける理由がずっと同じであれば続けられないということです。

なので、継続するために1番大切なことは、「自分で自分をコントロール出来ること」です。

■チャレンジすること、それは「自分と向き合うこと」

では、自分で自分をコントロールできるようになるためにはどうすればいいのでしょうか？

それは、結局たくさんのチャレンジを乗り越えたのちに理解できることなのです。

どういうことかと言いますと、自分で自分をコントロールするには、自分のことを客観的に見ることが出来ないといけません。

さらに、自分の強度や幅を知ることも大切です。

では、それはどのようにしてわかるのでしょうか？

それが「チャレンジ」ということです。

何かにチャレンジをして、その結果を分析し、次に繋げるということです。

つまり、チャレンジをして結果を分析することによって、自分を客観的に見ることが出来ます。

それを続けることによって、自然と自分を客観的に見る訓練になるということです。

このように、結局は何かに向かってチャレンジをしないことには、自分で自分のコントロールが出来るようにはなりません。

チャレンジをして、壁にぶつかって、思うような結果が得られなくて、またチャレンジをして、少し結果が出て、改善する。

このようなことをたくさん繰り返さないことには、自分で自分をコントロールできないということです。

つまりそれは、「自分と向き合うこと」だからです。

継続が出来ている人は、このようなことが出来ている人です。

■「初動を超える衝動」を常に感じること

つまり継続をするためのコツをまとめると、、

初動を超えるような衝動を常に感じること
↓
そのためには、自分で自分をコントロールできるようになること
↓
それは、常にチャレンジ精神から生まれ、自分と向き合うことがポイントとなる
↓
自分と向き合うことを繰り返すことで、自分を客観的に見れるようになる
↓
自分を客観的に見られるようになると、自分で自分をコントロールできるようになる
↓
継続するコツをつかむことが出来る
↓
継続できる

ということです。

結局は「何の工夫もしないで継続する」なんて不可能ということです。

また、前向きな考え方でないとチャレンジは出来ません。

そもそも大前提として、「強い信念＝気持ち」がないと難しいです。

なんとなく始めたものは、なんとなくやめてしまいます。

唯一、自分で自分をコントロール出来なくても続けられるのは、「やりながらやりがいを見つけられたとき」です。

やりがいを見つけながらやることと、さきほどお伝えさせてもらった「続ける理由」は同じことです。

なので、続ける理由とは常に変わるということです。

とはいえ、やりながらやりがいを見つけるのは、見つかった時はいいですが、見つからなかった時は同じようにやめてしまいます。

それは少しギャンブルのようなものなので、避けた方がベターです。

自分で言うのもなんですが、今回お伝えさせてもらったことは、とても大事なことで言語化しにくいことです。

もしよかったら継続のコツ、参考にしてみてください。

ではまた！