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Fabulous Trio !!

Hi there ! 珍しく連続で書いております!
今回は思いがけず継続的に Live できております、Fabulous Trio !! について。

観に来て頂いた方はご存知かもしれませんが、こちらの Trio 、Drums の Makoto Sasaki "Senpai" から急遽某氏の代役としてお声かけ頂きまして、当初は違った編成の3人の予定だったようですが、僕が入って Guitar Trio としてやってみて面白い感じの空気感があったのか、不思議とゆるく継続してきたという生い立ちになります。
はじめに Mr.Sasaki は「なんか Feel Like Making Love みたいなのやりたいんだよね。」と仰って誘って下さったのを覚えてますが、なるほど主戦場の 4 Beat の世界から少し離れたものをやりたいのかな、という解釈で僕もお引き受け致しまして、またその時は初対面でしたが Hirotaka Kida (ba) も僕のサウンドに合わせてくれるようにアコベを封印して Fender Jazz Bass 一本を抱えてやってきてくれました。
「bassの木田さんも素晴らしいから、ちょうど一度紹介したかったんだよ」とも仰っていた通り、Hirotaka Kida もとても音楽的な思考の持ち主、プラス素晴らしい人物で貴重な出会いとなりました。2019年初頭の出来事だったと思います。
2020年のコロナ禍でも成田Cloud9さんの多大なご協力もあり、告知せずにこっそり Live を続けていった訳ですが、大人数のイベントなど、思うように演奏活動できない時期に継続的にバンドでの演奏をできたのは結果的にものすごく助かりました。その時はあまり自覚はなかったのですが、演奏感覚が落ちることへの警戒感が無意識のうちに働いていて、何だかしらの演奏機会を作ったり探したりしていたのも事実で、おかげさまでそういった感覚の喪失は僕の場合は最小限に食い止められたのではないかと自負しております。本当に周りの方々に感謝です。

さてさて、2ヶ月、3ヶ月に一度だったり、毎月だったりで Live を重ねていきまして、何とはなしにメンバーそれぞれがオリジナル曲を出し合ったりしまして、だんだんとセットリストもオリジナル曲が多くを占めてきているこの頃ですが、やはり曲調もそれぞれの個性が強烈に出ておりまして、その辺りの刺激もすごく良かったりして、、本当に不思議な空気感に包まれて進行しております。
Trio はそうですね、特に僕は Guitar Player なのでもう圧倒的に Jimi Hendrix という呪縛がありまして、もう何となく避けてきた訳なんです。あれ以上のものはできないでしょ??的な意味もありまして。ましてや、David Paich、David Foster、David Garfeild、Donald Fagen、Ryuichi Sakamoto、佐藤博、そのあたりの方々の作品ばかり聴いてきた訳ですから、僕のアルバムを聴いて頂いても分かるように、頭の中では Guitar と一緒に Keyboard が鳴っている訳で、、そうなってくると自分的にもかなり挑戦が多い状態になってしまうのです、Guitar Trio は。
Liveも重ねて流石に慣れたでしょ??と思われるかもしれませんが、"慣れ"という意味ではほとんどそれはありません(笑)。お二人にも冗談で「鍵盤呼んでこないともう無理!」と弱音を吐いてみせるのですが、笑って流されます(笑)。修行しろということなんでしょうか、とにかく毎回もがいているのが現実です。
そんな中での発見が上述したような「不思議な空気感」になるのですが、これはお二人の音楽的な思考、人間性が素晴らしいということとは別に、Trio ならではの独特なバランスの成せる空気感じゃないかなと思うようになった訳です。3人の力関係(サウンド的な意味での)が楽曲毎にくにゃくにゃと変化していくのが楽しいというか、そういった表現になってしまいますが、ちょうど糸で三角形を作ってみて、それぞれの角を動かしていって三角形が横に長くなったり、正三角形になったり、、そんなイメージでしょうか。
 一度チャンスがあったら聴きに来ていただくのが良いかと思いますが、セットリストもその都度オリジナル多め、とか少しマイルス多め、、毎回こちらの気分?、コンセプトで変えていっておりまして、楽しくやっております。

いつかの足元 #1

そしてそして、Fabulous Trio !! での機材のチョイスですが、なるべく直感的に音をその場で変化させられるように揺れものを組み込むようにしています。Guitar の方は色々持っていくのですが、シングルコイルのものがやっぱり合うのかな??と最近は思っております。ガツっと Humbucker が欲しい場面は少ないように思います。でもきっとまた変化していくことでしょう。。

いつかの足元 #2
Please stop by !!

そんな訳で直前ですが、2023年5/27 (sat) に COLTRANE Inage にて Fabulous Trio !! の Live がございます。今回も色々と新しい試みがございますので乞うご期待!です。
また Fabulous Trio !! についての記事は第二弾を予定しております。是非次も読んで頂けたらと思います。ではまた See Ya !!


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