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Keychron K3 の紹介
はじめに
以前の記事で Keychron K2 の紹介記事を書きました。
非常に気に入って使っていたのですが、その後 Kickstarter のキャンペーンで Keychron K3 が発表されました。
Keychron K3 は K2 と同じ配列でありながら、ロープロファイルになり、Gateron のメカニカルスイッチか Keychron 独自の光学スイッチが選べるというモデルです。
今回は Kickstarter のキャンペーンで光学スイッチ (赤軸) モデルを入手しましたので、紹介いたします。
Keychron K3
2020 年の夏頃、 Keychron は Keychron K3 を発表し、 Kickstarter で資金調達を開始しました。これまでにも K8 シリーズなどでプロジェクトを成功させてきたメーカーなので、K3 も間違いなく成功すると考えて支援しました。
支援したモデルは Keychron Optical Switch / 赤軸 / RGB Backlit のモデルです。プロジェクトは成立し、支援の返礼品として 2021 年の 1 月になり、このモデルが家に送られてきました。
ロープロファイルということで、Apple Magic Keyboard に似た感覚で使えそうということと、光学スイッチならばメカニカルスイッチ特有の騒音感が薄れるのではないか?と考えて元々はオフィスで使うことを想定していました。しかし、勤め先では引き続き在宅勤務ということになってしまったため、家で使っています。
ロープロファイルなのでかなり薄型ですね。 K2 は角度調整スタンドを使ってキーボードの角度を変えられますが、 K3 はゴム足が付いているだけで角度調整はできません。このあたりは好みが分かれそうです。
RGB Backlit ということでキラキラしていますね。K2 と同じく、 fn + 💡 キーを使って OFF にできます。
接続は Bluetooth (3 台切り替え) + USB 接続での 4 台切り替えができます。キー配列も Mac モードと Windows モードがあるので接続するデバイスを選びません。これは Keychron キーボードの素晴らしいところですね。
USB 接続は USB-C です。Keychron K2 の USB 接続も USB-C ですが、K2 は端子が左側で、奥詰まったところにあるため接続するケーブルを選ぶ形でした。 K3 はフラットなのでケーブルを選びませんね。
ただ、個人的には左側に端子があるほうが配線がキレイになるので好みです。 K3 を充電するときはストレート端子のケーブルを使うと配線がだらんとしてしまうので、 K2 付属の L 字ケーブルを使っています。
Keychron Optical Switch (赤軸) の感覚
一番興味があったのは光学スイッチの打鍵感です。昔から Cherry MX や互換スイッチの赤軸を好んで使ってきましたが、同じ赤軸でも光学スイッチは感触が違うのではないか?と考えていました。
結論としては全く違います。赤軸とはいえ重さの感覚だけが似ていて、打ったときのソリッド感 (ものすごく感覚的な表現で申し訳ないですが) はまるで異なります。慣れもありますが、個人的に好きなほうは K2 に搭載されている Gateron の赤軸です。固い底打ち感があるのが良いですね。
ただし、光学スイッチの方が圧倒的に静かです。これはロープロファイルタイプだからなのかは比較ができないから分かりませんが、メカニカルスイッチならではの「カチカチ」音がなく、打っているときの音は違います。
K2 と K3 のキーボードの打鍵音を収録しましたので、興味がある方はぜひ聞いてみてください。収録はマイクをキーボードに向けて録っているので、キーボードのそばに耳を当てて聞いているようなものだと思っていただけたらと思います。実際の音はもっと静かに感じられます。
私の同僚も Keychron のキーボードを買った人が多いですが、メカニカルスイッチの音で家族からクレームが来ているという話も聞くので、キーボードの音にシビアな環境では、この光学スイッチは素晴らしいかもしれないですね。
最後に
Keychron K2 に引き続いて Keychron K3 を入手したのでファーストインプレッション的な紹介をさせていただきました。メカニカルスイッチとはまた違う感覚で使えるため個人的には新鮮なものとなりました。
Cherry MX や Gateron のようなメカニカルスイッチの打ちごこちが好きという方は、光学スイッチモデルではなくメカニカルスイッチモデルの方が好みかもしれません。比較していないので推測ではありますが……。
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