渡航準備
学校に提出する健康診断証明書や残高証明、ビザ発行、銀行口座の諸々、海外転出届、企業型年金の移管、引っ越し準備…やることがとりあえず多いのでTo-doリストを作ることを強く勧める
健康診断証明書
海外留学に伴い、特定の診断証明書、およびワクチン接種が必要
合計10万円ほどの費用
ワクチンを打ちなおす場合、B型肝炎などは数か月空けて二本目を打ったりするので、早めの受診を。初回は一日に4本打った
残高証明書
F-1ビザを取得するためにハーバードに残高証明書を出さなくてはならないのだが、ドルで保有していることが条件となっており、ドル換算の円表示だとNG
ハーバード信用銀行(HUECU)だと、ハーバードの学生はメールアドレス一本で海外からも口座を開設することができたので、こちらを利用
ビザ
面接免除条件に当てはまったので、大使館で面接することもなく、オンラインで非常にスムースにビザを取得
SEVIS費用のUSD350、ビザ申請のUSD185、そして郵送費用が7000円ほどかかった記憶あり
銀行
日本の銀行から海外の銀行へドル転し入金する方法は、①元銀行でドル転してアメリカの銀行へ入金、②元銀行からWiseへ入金、Wiseでドル転し、アメリカ銀行へ入金の2パターンが主流。日本の大手銀行は手数料を低く設定してるかもしれないけど、TTSや為替コストが高く、自分で調べたところ、Wiseは手数料が高く、かつ当時は一度に100万円単位しか送金できなかったけれど、為替コストが低く、若干合計コストを抑えられたのでWiseで送金した。とはいえ、100万円x20回程送金したので15万円ほど手数料で消えた
日本のメガバンは海外に居住を移すと、オンラインバンキングの自由が失われ、計算機みたいなもので何かしらとアカウント認証をする必要がある。電池が切れたら帰国して銀行で新しいものに変えてもらう必要があるらしい
手続きをせずに出国する人もいるらしいが、IPアドレスで判明してアカウントロックされるリスクを考えると、きちんと申請していった方が良いと思う。日本の銀行はこの1年ほぼ使っていない
万が一、メインの銀行が使えなくなったときのことを考えて、Prestiaにも学生プログラムで口座を開設し、少しドルも保有。結局HUECUで事足りるので、Prestiaのドルも円も全く使っていない。口座開設しなくてよかったかも
Sony銀行はレートが低いが、海外居住者は海外送金ができないので断念
三菱銀行は電話番号と住所を親が住んでいる日本の住所に設定
Prestiaは、渡米後に長期住所が決まってから住所をアメリカのものに変更。郵送でのやり取り
海外転出届
せっかく海外に出るので、日本に戻ることは想定しておらず、海外転出届を出した。出しておくことで住民税の支払義務がなくなるので、長期で国外に出る場合は出しておいた方が良い
転出届を出すことにより、マイナンバーが無効となる=確定申告をオンラインで提出できなくなるので注意
企業型年金の移管
前職で企業型確定拠出年金制度があったため、iDecoへ移管。資格喪失後(退職後)のみ手続きができる。なお、手続きをせず6か月経過してしまうと、自動的に国民年金基金連合会に移換され、運用もできなくなる上に、管理手数料が徴収されるので、手続きをすることを強く勧める
郵便物の受取が出来る日本国内の住所へ、住所変更手続きを行う必要あり
確定申告の準備
現金を準備するため、株、投資信託、RSU、仮想通貨やらすべて売却。翌年の確定申告に備えて、取引証明をすべてダウンロードし、口座もすべて閉鎖
翌年、確定申告は書類の作成をオンラインで行い、書類は日本にいる母に印刷・郵送を依頼
携帯電話
銀行やクレジットカードなど、海外からアクセスすることにより、ログイン認証で携帯電話に承認が送られるか問い合わせたが、はっきりした答えを得られることがなかったので、様子見で数か月保持することに
楽天モバイルの1000円ほどの激安プランに切り替えてから出国
結局タイミングを逃し、4か月くらい保持することになったけど、銀行などから認証コードを送られることはほぼなかった
アメリカでは最初、Google Fiで無料お試し期間を使い倒してから、Mint Mobileの一番安いプラン(5GBで6か月USD120)へ変更。家と学校で常にWifiが通っているので5GBで問題なし
荷物
日通やヤマトなどメジャーな引越し屋さんの海外パックは非常に高い(一番簡単なプランで20万円ほど)
所有物の大半は処分し、中・大スーツケースと楽器を手持ちで入国。日本郵便の船便サービスで冬服を2箱分送った(3か月以上かかった)。10万円もしていないはず
引越し先が決まっていなかったので、母の家に保管してもらい、長期の家が見つかったらそちらに日本郵便の船便で郵送してもらう流れとした