飛行時間で考える留学先のお話
こんにちは留学アドバイザーのSAです。
教科書などで見る世界地図。僕の記憶が正しければメルカトル図法と呼ばれていたはずです。
地球はその名のごとく「球」に近いわけですから、丸いボールみたいな形をしているわけです。もちろん完全な球体ではないにせよ、東京から真北に進もうが、真東に進もうが、ぐるっと一周した距離はそれほど大きく変わらないはずです。
しかし、このメルカトル図法というのは、たいてい横長にみえませんか?縦移動は距離が短く感じるわけですよね。つまり日本からオーストラリアやニュージーランドに移動すると距離が短く見えるわけです。
先日みた留学に関するウェブサイトでは、オーストラリアは日本との距離が近くという表現をみました。
本当にそうなのか?ということで、
東京 「目的地」 飛行時間
…と、目的地を主要都市に変えて、経由しない直行便の飛行時間についてぐぐってみました。では結果を以下に。
12.5時間 ニューヨーク、ロンドン
12時間 トロント
10.5時間 メルボルン、オークランド
10時間 ロサンゼルス、パース
9.5時間 シドニー
9時間 バンクーバー、ブリスベン
…ということです。オーストラリアの都市は太字で示しています。確かに10の主要都市の中では、下から数えたほうがはやいのは確かですね。
しかし10都市の平均飛行時間は9.55時間なので、僕個人としては、オーストラリアが日本に近いと書いたこの方はやっぱりメルカトル図法の見た目に騙されているとしか思えないのですよね…。
皆さん、この数字をみてどう思いましたか?ご意見いただけると嬉しいです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?