カナダのモントリオールでワーホリしたい?

こんにちは、どうしようもねー女です。
カナダのワーホリ生活も終盤に向かっているので、今日はモントリオールがどんなもんか書こうと思います。


モントリオールはどんなとこ?

モントリオールはカナダの東の端っこにあります。
トロントから飛行機で1時間30分。車で5時間程の距離にあります。ニューヨークも近い。
ケベック州にある国内第二の都市で、フランス文化と北米文化が合わさった街です。
旧市街にはヨーロッパの街並みが広がり、至る所に美しい大聖堂や教会があります。
夏はフェスやイベントが毎日のようにあり、日本に比べて気温も高くないのでとても過ごしやすく楽しいです。
冬は毎日マイナス10℃くらいです。古着屋などでもすぐに冬着を安く手に入れられるので、防寒着に困ることは無いと思います。
無料のスケート場があちこちにあり、仕事後にちょいと滑りに来る人も結構います。
冬はやはり寒すぎて家で過ごす時間は長くなりがち。
お菓子を作って友達と交換したり、アジアスーパーで買った食材で鍋パーティーをしたりして過ごしています。

良いところ

・他の地域に比べて物価が安い

ワーホリといえばバンクーバーやトロントだと思いますが、家賃がかなり高いのでモントリオールに来る人もいました。
私は現在、シェアハウスで光熱費ネット込みで$750/月払っていますが、恐らくバンクーバーはその2倍です。

・治安が比較的良い

他の地域に比べれば治安は良い方だと思います。
電車で居眠りしている人もいますし、カフェや図書館でPCを放置してお手洗いなんか行っている人も見かけます(自己責任)。モールのコンセントでスマホを充電して放置している人もいます(自己責任)。
それでも自転車は盗まれるし、スマホ尻ポケットは厳禁です。
私は交通機関の定期カードを盗まれました。

・日本人が少ない

他の主要都市に比べて圧倒的に少ないと思います。日本人を募集しているお店で働きたい場合は、トロントやバンクーバーに比べて、倍率が低いかもれません。
「せっかくワーホリに来たのに周りが日本人だらけ…」という心配はないと思います。逆に日本人の友達ができた時は、共にサバイバル生活する戦友として絆が深まること間違いなし。

・酒がうまい!

モントリオールはビール醸造所が有名です。地ビール、クラフトビール、何でもうまい!
面白いことに、カナダで売っているワインは殆どがカナダ産です。それもたくさん!どれも美味しい!
因みにでモントリオールのお土産で有名なのはアイスワインです。
トロントに行った時、酒を売っている場所がほとんどなくて驚きました。
モントリオールは基本どこの店でも売っています(高頻度で身分証明書の提示が必要)

厳しいところ

・フランス語社会過ぎる

想像以上にフランス語を使います。接客のアルバイト(カフェ、アパレル、ホテル等)に挑戦したいなら、フランス語が必須です。英語のみだとキッチンの裏方や作業系の仕事がほとんどになります。フランス語ができないとジャパレスすら採用されない場合もあります。
最近はカナダ人も含めて就職困難な時期のため、ワーホリ勢は尚更仕事探しが大変です。
「物価が安いからモントリオールにワーホリ来たけど、フランス語無理だし仕事もないからやっぱりトロント行く」といった感じで去っていった日本人を何人も見ました。

・物価のわりに給料が高くない

2024年5月時点でケベック州の最低賃金は時給$15.25。モントリオールの求人を見る限り、大体のレストランやカフェは時給$16~17が相場と感じます。
私は現在フルタイムで働いていますが、1か月の生活費諸々を払うとそんなに手元に残りません。「ワーホリが終わる前にメキシコでも行きたいな~」なんて考えていましたが、私の貯金力では厳しい気がしてきました。

住んでみた感想

落ち込むこともあるけれど、私、この街が好きです。by キキ
私はフランス語での労働に挑戦したかったので、この街をチョイスして良かったなと思います。若者は大体みんな英語も話せるので、結局英語も伸びます。モントリオールは大学が多いので、若者や学生が多いです。
毎日言語の壁にぶち当たり、接客中に嫌味を言われて打ちのめされますが、その度にドМ魂を発動して、最後にビールを飲んで乗り切っています。
あとは体力勝負のフルタイムがしんどすぎて、残念ながらモントリオールを全然満喫できてないです(本末転倒)。
ワーホリというものは、お金と時間に余裕がある者が趣味でやるもんだと痛感。
ガンガン稼ぐならオーストラリアのファームが良いのかな、知らんけど。


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