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【留学前にやっておく】簡単英語ドリルVol.03 🗣️ スペルを正しく伝えよう!NATOフォネティックコード🔤

海外でホテルにチェックインする時、空港で名前を伝える時、レストランで予約名を伝える時… 自分の名前や住所を英語でスペルアウトする場面って、意外と多いですよね?🤔

でも、「自分の名前、英語でどう説明すればいいの?🤔」と悩んでしまうことはありませんか?

そんな時に役立つのが、NATOフォネティックコード です!✨

NATOフォネティックコードとは、アルファベットの各文字を、聞き間違いにくい単語で表すための国際的なルールのこと。

例えば、"A" は "Alfa"(アルファ)、"B" は "Bravo"(ブラボー)、"C" (チャーリー)は "Charlie" のように表します。

今回は、NATOフォネティックコードについて、分かりやすく解説しちゃいます!🤓


基礎編:NATOフォネティックコードとは何なのか?🤔

NATOフォネティックコードは、元々、軍隊や航空管制などの現場で、正確に情報を伝えるために開発されたものです。

聞き間違いやすい "B" と "D"、"M" と "N" なども、"Bravo" と "Delta"、"Mike" と "November" のように、はっきりと区別することができます。

A - Alfa
B - Bravo
C - Charlie
D - Delta
E - Echo
F - Foxtrot
G - Golf
H - Hotel
I - India
J - Juliet
K - Kilo
L - Lima
M - Mike
N - November
O - Oscar
P - Papa
Q - Quebec
R - Romeo
S - Sierra
T - Tango
U - Uniform
V - Victor
W - Whisky
X - X-ray
Y - Yankee
Z - Zulu

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今では、世界中の様々な分野で、情報伝達の標準的な方法として使われています。

日本人としては、やはりBとD、LのLima(リマ)とRのRomeo(ロミオ)は多用すると思うので、まずは自分が苦手な発音だけでも覚えておくと便利です。

応用編:NATOフォネティックコードを使ってみる!🗣️

例えば、自分の名前が "Yumi" だとします。

これをスペルアウトする時は、

"Y for Yankee, U for Uniform, M for Mike, I for India."

のように伝えます。

✔️ ちょっとマニアックな単語もありますが・・・

"Zulu" や "Foxtrot"、"Quebec" など、日本人には全く馴染みのない単語も、NATOフォネティックコードでは登場します。この際にいくつか覚えておいて良いでしょう。

  • Zulu: 南アフリカのズールー族から💪

  • Foxtrot: 20世紀初頭に流行したボールルームダンスの名前から💃🕺

  • Quebec: カナダの都市の名前から🇨🇦🇫🇷

これらの単語は、ちょっと覚えにくいと感じるかもしれません。
QのQuebec(ケベック)はカナダの東海岸、モントリオールのある州の名前なのですが、ここがカナダの中でもフランス語を第一言語とするフランス語圏であり、その他のエリアは基本的には英語圏になっています。

カナダは国の言語が英語とフランス語のふたつがあるという事で良く知られていますが、実際にフランス語が第一言語として使われているのは、このQuebec州のみで他の州の第一言語は英語であり両方の言語を流暢に使いこなせるカナダ人は本当のエリートかと感じてしまいます。

ちなみにカナダの総理大臣や国の政治家は両方の言語をかなりのレベルで使えなければ当選できません。

✔️ こんな場面でも役立つ!

電話でスペルを伝える時: 電話では、相手の声が聞き取りにくい場合や、周りの騒音で聞き間違いが起こりやすい場合があります。そんな時、NATOフォネティックコードを使えば、"Could you spell that for me using the phonetic alphabet, please?" とお願いすることで、正確に情報を伝えることができます。📞

なぜNATOが決めたものが世界ルールになっているのか? 🤔

NATOフォネティックコードは、北大西洋条約機構 (NATO) が開発したことから、この名前が付けられました。NATOは軍事同盟なので様々な国の軍隊が協力して活動する必要があります。

そこで、国籍や言語の違いによるコミュニケーションエラーを防ぐために、NATOフォネティックコードが作られたのがはじまりでした。

NATOフォネティックコードは、シンプルで覚えやすく、どんな言語の話者でも理解しやすいように設計されています。

そのため、軍事分野だけでなく航空管制、海運、医療など様々な分野で国際的な標準として採用されるようになったのです。

実践編:色々な単語をスペルアウトしてみよう!📝

"Tokyo" は? "Travel" は? "Canada" は?

色々な単語をスペルアウトして、NATOフォネティックコードをマスターしましょう!

✔️ ワーホリやCo-opで働くなら、必須スキル!

ワーホリやCo-opでカナダに滞在する場合、カフェやレストラン、ホテルなどで働く機会も多くなります。

そんな時、お客様の名前や住所を正確に聞き取ったり、自分の名前を相手に伝える際に、NATOフォネティックコードが大活躍します!💪

例えば、お客様の予約名を聞く際に、"Could you spell your last name for me, please?" と尋ねて、"B for Bravo, R for Romeo, O for Oscar, W for Whiskey, N for November" のように答えてもらえれば、聞き間違いを防ぐことができます。また聞き取れずに困っているとこのコードを使ってスペルを教えてくれる人もいます。この場合はBROWN(ブラウン)さんですね。

もちろん、自分の名前を伝える際にも、"My name is spelled Y for Yankee, U for Uniform, K for Kilo, I for India" のように伝えれば、スムーズに相手に伝わります。YUKIさんの場合はこのようになります。

最低限、自分の名前で練習して、いつでも言えるようにしておきましょう。どこかで必ず使うタイミング出てきます。

✔️ 間違えられない場面では特に重要!

カフェで注文を受ける時などは、多少スペルを間違えても大きな問題にはならないかもしれません。

しかし、事務処理や顧客情報などを扱う仕事では、一文字でも間違えると大変なことになることも…😱

そんな時、NATOフォネティックコードを使って、スペルを丁寧に確認し合うことで、ミスを防ぐことができます。これは一般の仕事においての社会常識でもありますので、フォネティックコードは疎かにして良いものではなく、覚えなくてはいけません。ここ注意してください

年代によって使わなくて良い場合もありますが、幅広い年代の人と話したり仕事をするにあたっての良識(コモンセンス)として捉えて良いと思います。

さらにワンポイントアドバイス! 😉

  • NATOフォネティックコードを覚える時は、単語とその意味を関連付けて覚えると覚えやすいですよ!

  • 発音も練習しておきましょう!

先ほどのカナダのQuebec(ケベック州)の発音もまぁまぁ独特です。

最後まで読んで頂いた貴方はグレートジョブです!

NATOフォネティックコードをマスターして、海外旅行や留学をもっとスムーズに、そして、もっと楽しみましょう!✈️✨


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