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ちなみにフィリピンってどんな国なの?

みなさなん、こんにちは。留学GATEのMisakiです。
突然ですが、フィリピンというワードを聞いて何を思い浮かべますか?
おそらく多くの人が「南国! リゾートホテル! セブ島! マニラ! バナナ!マンゴー!」などを思い浮かべるのではないでしょうか。
もしかすると「治安が悪そう、衛生面が心配」という人もいるかもしれません。

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実は私も実際にフィリピンを訪れる前は、色んな意味でフィリピンってやばい国なんじゃないかと思っていました…(当時の私の考えを180度変えてくれた大好きなフィリピン・フィリピンの友人には今ではめちゃくちゃ感謝しています!!)

お金さえあれば、憧れのアメリカやカナダ、イギリス留学に迷わず飛びついていたはずです。しかし大学生当時の私は、「留学することはOK、でも親からの援助はないからね。それでも行きたいなら自分の力で行きなさい。」と両親から言われていました。

幼いころからなぜか留学に行きたいと思っていた自分の夢を叶えるべく、私なりにインターネットや本、大学の教授に話を聞きに行き、留学についての情報を集めました。その結果、自分のアルバイト代だけで留学するには、金銭的に物価が高い国々への留学は難しく、しかも欧米の語学学校は授業数が少ないことに気がついてしまったのです。授業数もなるべく多く確保しつつかつ、留学費用は抑えて何としてでも語学留学をしたい!と考えた私は、大学校内にある生協の隅に置いてあった語学学校の資料を発見しました。そしてついにそこで私の人生を変えるフィリピン語学留学と出会ってしまったのです!(ちなみにフィリピン語学留学のページは白黒、他国の語学学校のページはフルカラーでした笑)。

さてさて今回も前置きが長くなりましたが、フィリピンについてざっくり説明させていただいた後、各エリアについて語っていきたいと思います。

フィリピンについて

フィリピンは日本同様、島国ですが大小さまざまな島が7,641も集まって1つの国となっています。さまざまな地域があるため英語を公用語として使用しており、現地の小学校に通えている子供や若者の多くは英語を話すことができます(日本とは異なり、現実としてストリートチルドレンや教育を受けられていない年配の方は英語を話すことが難しい場合もあります)

首都はみなさんご存じの「マニラ」、宗教は国民の90%以上がキリスト教を信仰しています。ですので、フィリピンのどのエリアを訪れても必ず教会があります。日曜日にはミサが開かれ、私もセブ島の地元の方が訪れる教会にフィリピン人の友人と行ったことがありますが、朝の9時頃に教会に到着し、お祈りや歌などに参加し、教会から出る頃にはなんとお昼過を過ぎていました。私は無宗教なので、「わ~異文化体験ってまさにこういうことなのか!」とその時に思いましたね。

日本との時差は嬉しいことに日本時刻-1時間です!
例えば日本で2022年4月1日午前8時であれば、フィリピンではどのエリアにいても2022年4月1日午前7時です。カナダやアメリカだと国の中でも時差がありますし、日本とだと日にちも異なるので意外と時差が少ないことはメリットが多いかと思います(遠距離恋愛を考え中の方や家族と頻繁に連絡を取りたい方には特に嬉しい情報ではないでしょうか!)

バギオについて

バギオはフィリピンの首都であるマニラがあるルソン島の中でも北のほうに位置し、標高約1,500mにある山岳地帯です。
フィリピン=常夏だと思って半袖半ズボンでバギオに来ると、おそらくすぐに風邪を引くことになるでしょう笑 バギオの年平均気温は18℃ほどです。クーラーを設置していない語学学校、モールなども多いです。それぐらい涼しいエリアなので、自然豊かな環境で気温にストレスを感じることなく過ごしたい方におすすめです。

語学学校はスパルタ系のところが多い
ので、朝から晩までみっちり授業がありますが。。。笑それでもスパルタ環境に勇ましく挑み、短期間で確実に英語力を上げる方が集まるエリアなので、2か月でTOEICのスコアを400⇒800まで上げなきゃ!、IELTSスコアを3か月で4.0⇒5.5以上絶対に取らなきゃ!というモチベーションが高い方と一緒に瀬在琢磨したい方に非常におすすめです(周りに流されやすいからこそあえて厳しい環境に身を投じてきた大学生、看護師さん、海外の大学院を目指す人、ギリホリ前の方などが実際にバギオ留学を経験されています)。どういう環境に身を置くかがすごい大事ですよね…学校でもそう、職場でもそう、人間の永遠の悩みはいつもそこにある気がします、ええ(あっ…私の闇が垣間見えちゃいましたかね笑)。

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またバギオは、一説にはジブリ映画で人気のあの「ハウルの動く城」のモチーフとなったエリアでもあるとかないとか、なんていう噂もあります(私はいまだにハウルの動く城を観たことがないので私の中ではハウルに出てくる街=バギオなんだろうなと勝手にインプットされています笑)。

フィリピン人の国民性を一言で表すのであれば、「温かいホスピタリティー溢れる精神」だと思っています。バギオ市民は特にホスピタリティー精神が強く、困っている人がいれば周りの人が助けてくれるイメージがあります。

実際に私の友人がタクシーに携帯電話を置き忘れてしまった時も、既に運転手さんは私たちを追い越してどこかに行っていたにも関わらず、わざわざ私たちを探しに戻ってきてくれて、携帯電話を届けてくれました!

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他のエリアであれば、同じシチュエーションにあった時、果たして一体どうなっていたのでしょうか…おそらく彼の携帯電話は永遠にGood-byeしていたのではないかと思われます笑

上の写真はバギオの夜景の写真です。マニラやセブの中心地のように大都会ではないので、夜にはキレイな星空を眺めることもできちゃいます
バギオの欠点を挙げるとすれば、マニラ空港から車で片道約4~7時間ほどかかってしまうことですかね。ただこちらの欠点もマニラとバギオ間に高速道路が開通したことでで、今後はもう少し渋滞が緩和されるのではないかなと思われます。

マニラについて


フィリピンの首都マニラ=発展途上国で道も一人で歩けないほどやばい国…と思っている方も少なくないかもしれません。
私もセブ島留学の経験は大学生の時にしていましたが、その時ですら周りから「マニラ経由の飛行機は乗っちゃだめ!危ないよ!」と言われていました。そして周りの言うことを素直に聞き、マニラ経由の飛行機は予約しませんでした。実際に見たことがない・経験したことがないことを人は自分の良いように捉えてしまうとはまさにこういうことなのか…と留学エージェントに勤めた時に気づかされました。

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留学エージェントに勤めた際にマニラにある語学学校をいくつか視察する機会がありました。心の中ではまだマニラ=危険な国と勝手に思っていた私は、正直その出張が少し怖かったです。だかしかーし、マニラのビジネス中心地は日本の田舎よりもはるかに大都会で、場所によっては六本木ヒルズ?!と思うほど街並みが驚くほど綺麗に整備されていました。確かにマニラはフィリピンの中でも特に貧富の差が激しいエリアなので栄えているエリアとスラム街が表裏一体のような形で存在しています。しかし目で見て危ないと分かるエリアにわざわざ行かない、ビジネス街でも変に気を緩めないなど、常に自分の身は自分で守るように心がけることで犯罪から身を守れます(この教訓はどこの国を訪れたとしても忘れないでください、自衛が一番大事です)!

マニラの気候は年間を通してとても暖かく、年平均気温は26~27℃です。
日差しがとても強いので日焼け止め、UVカット機能があるのカーディガンなどがあると重宝します。また雨季は6月~11月、乾季は12月~5月頃となっています。外はとても暑いですが、モールや建物内に入るとクーラーが驚くほどガンガンなので冷え性の方はとくに羽織ものがマストアイテムです。

マニラのビジネス街で働いているフィリピン人はセブ島やバギオで働いているフィリピン人よりも少しだけきつい印象を受けましたが、厳しいビジネスの世界で日々戦っているからかなと思いました(あくまで個人の感想です)。

セブ島について

みなさんにおそらく1番なじみがあるのは綺麗なビーチとリゾートホテルがあるセブ島ではないでしょうか。テレビや雑誌などでもよくリゾート地として取り上げられていますよね!

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セブ島はセブ国際空港・国内空港があるマクタン島とセブシティがある大きな島の2つが橋でつながっています。意外と知られていない知識としてはリゾート地として取り上げられるエリア以外の海は私有地として整備されていないので、日本同様に汚染されていることでしょうか(マクタン島はリゾートエリアが多いので写真のようにきれいな海がちゃんと見えます笑)。

私も実際にセブ島を訪れる前はセブ島全体がきれいなリゾート地で目の前に広がる海もめちゃくちゃ透き通っているんだろうなとわくわくしていました。しかし実際にセブ島を訪れると、セブシティにたどり着くまでの道のりは意外と荒れていたり、きれいな海ってテレビで紹介されていた場所は一体どこなの?と思ってしまうほどの光景でした。

しかーし、そんなマイナスな感情もセブ島に住んでいる底なしに明るいフィリピン人と触れ合うことですぐさま払拭されました笑 セブに住んでいるフィリピン人はとにかくフレンドリーで、1度仲良くなるとまるで家族のように自分を大切に扱ってくれる人が多い印象を受けました。ただ気を付けていただきたいことが1点あります。セブ島=観光地と認知しているフィリピン人も多く、残念なことに観光客を狙った犯罪が多いことも事実です。

そのためリゾート地だからといって羽目を外しすぎないことも重要です。
余談にはなりますが、9か月ほどセブ島に滞在していた私ですが、犯罪に巻き込まれて怖い思いをしたことは1度もありません。日々気を付けていたことは、なるべく手に荷物をもたない(必要最低限のお金、クレジットカードは首からかける小さなポシェットに入れ、服の中にいれる)、1人で外を出歩かない、流しのタクシーには乗らないなど、考えられる危険なことは自ら避けていました。

ちなみにセブを訪れるベストシーズンは乾季です乾季は12月~5月ですが、その中でも特にからっと晴れている日が続く3月~5月がおすすめです。ちょうど学生さんの春休み、年度末で退職し語学留学を検討している社会人の方にぴったりな時期ではないでしょうか。年平均気温はマニラ同様、大体26~27℃と高めです。

各エリアについてまとめ


バギオがあうひとはこんな人
・短期間で必ずゲットしなければならない目標スコアがある
・スパルタな環境で英語学習に励みたい
・周りの友人も勉強にストイックな人が集まるところがいい
・日焼けはなるべく避けたい
・自然豊かな環境で過ごしたい
・熱すぎるのは苦手
・なるべく安全なエリアに住みたい
・長距離移動がへっちゃら

マニラがあう人はこんな人
・発展途上国のビジネス中心地で最先端を感じたい
・空港からなるべく近いエリアがいい
・多少費用はかかってもきれいなエリアに過ごしたい
・授業はなるべくフレキシブルに対応してほしい

セブがあう人はこんな人
・費用はなるべくおさえつつ南国気分も味わいたい
・毎週末海に行き、レジャーも楽しみたい
・日焼け大好き、むしろ熱いほうが好き
・毎日楽しく、仲間やフィリピン人講師と過ごしたい

マニラは在日駐在員の方や日本のビジネスマンも多いため、マニラ留学をする方はビジネスマンの方が多い傾向があります。
またバギオは落ち着いた環境でしっかり勉強をしたい大学生以上~20代後半の方が多く、セブ島は10代~20代前半の方が比較的多いイメージでしょうか。

それぞれの地域の良し悪しが少しでもお伝えできていたら嬉しいです~!
気になることなどありましたらお気軽にお問合せください(^^)


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