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京大女子のカナダ交換留学(11月27日)

9:00
起床
また9時間睡眠

朝3時すぎに隣の寮の建物で火災報知器が鳴ったらしい。
誰かのイタズラか、誰かの大麻の煙に反応して鳴ったのかはわからないけれど、
時間があまりにも・・・。

友達から送られてきた写真には、消防車が来て、かなり多くの人が建物の外に出ていた様子が映っていた。

大事な中間テストを控えている人もいるのに、本当にかわいそう。

10:30
ブランチ

右のご飯に包まれているのはチキン。
本日の敵。
チョコレートクロワッサンは初めて。食べないわけにはいかない。

12:00
映画視聴

JOY-The Birth of IVF
世界初の体外受精(IVF:In vitro fertilization)で誕生した赤ちゃんルイーズ・ブラウンの実話。最近Netflixで公開された。

とても良かった。色々考えさせられた映画。

・キリスト教の伝統的宗教価値観や世間の批判的な反応
・不妊について
・女性の権利

今の技術進歩の背景には科学者の存在があること、そんなことはもちろん知っているし、生物や化学の授業でもたくさん科学者の名前を覚えさせられた。(私たちは語呂合わせなんか作っちゃって、短期記憶でテストを乗り切っていた)

でも改めて彼らの苦悩とか努力をこうやってみると、彼らの存在に感謝しないといけないなって思う。特に人工授精みたいに社会からの非難も多い(倫理的にも複雑な)ことを扱っている科学者なら、なおさら大変だったんだろうな。

確かに、人工授精が非難されることがあるのはすごくよくわかる。宗教的、倫理的、それ以外にも生物学の面においても色々考えられる理由がある。

それでも、子どもを産みたい女性に選択肢を与えることができる(かもしれない)、という点で、やはりその技術は社会全体から受け入れられるべきだって私は思う。

私自身はまだ学生で経済的にも自立していなくて、自分が子どもを産むことについて考えたことはない。

でも多分あと10年くらい先にはかなり現実的な問題になっているんだろうな。
というかもしかするとその頃にはもう子どもがいるのかもしれないし、不妊治療に取り組んでいるのかもしれないし、キャリアウーマンで子どもは欲しくないって言っているのかもしれない。

将来どんなことが起こるかなんて今の私にはわからない。

高校の時にクラス全体で子どもが欲しいかどうかについて議論したことがあった。
その時に、半分くらいが「欲しい」、1/4くらいが「わからない」、残りの1/4が「欲しくない」って言ってたのを覚えている。(私は「欲しい」に手を挙げた。)

「欲しくない」に手を挙げた友達たちは、自分の自由を奪われる気がする、とかお金がかかる、とかそんなことを言ってた。
当時の私は、今の日本社会は高校生にまで子どもを産むことについてこんなネガティブなイメージを与えているのか、とかなり衝撃を受けていた。

1/4のクラスメイトが今どう考えているのかは知らないけれど、私自身は今も自分が産める体を持っているなら将来子どもが欲しいなって思う。


映画でも言っていた通り、女性は子どもを産むことを生物学的にも社会的にも"expected"されている(期待されている、予期されている、望まれている、というニュアンスで私は捉えた)

でも今の時代は自分の意思に従っていい。
そして、もし科学技術の力を借りる必要があるなら、科学者の存在に感謝しつつ、最大限に利用するべきだと思う。

もちろんすごくお金がかかるし、政治的にもたくさん課題は残されているって思うけどね。

そんなことを考えつつ、映画を見終わったあとは椅子に座ってただ色々考えていたのだった。

17:00
授業

19:00
夜ご飯

こうやって時々ローストビーフがもらえるよ。
隣のカボチャも大好き。


20:10
久しぶりにジムに行った。


4kmくらい走った。

21:30
今日は大学のあるプログラムに関しての嬉しいお知らせがきた。
競争率が高いのはわかっているけれど、チャンスがあるならやっぱり全力で挑戦してみないとね。
今は第一段階クリアというだけなので、第二段階に向けてまた新たな準備をはじめます😊

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