自力でピラミッドまで行く旅13エジプト・アブシンベルからルクソールまでの移動編
2019年8月24日〜9月8日、我々鮎沢とサバオは自力でピラミッドを目指しました。訪れた国はトルコ、ギリシャ、エジプト、ロシア。せっかくなので旅行記をまとめます。
ーーーーーーーーーー
アブシンベルから半日でルクソールまで移動した記録です。交通の便が悪いので、自力での移動を考えている方は要チェックですよ!
11:20にホテルをチェックアウトしました。20分ほど歩いて、昨日お菓子を買った売店で水とお菓子を調達しました。25ポンド。
地元の人にバス停に案内してもらいました。昨日降りたところとは少し離れたところでした。待合室のようなスペースで座って待ちます。1人80ポンドでした。行きより高いです。もう何が本当なのか分かりません。バスの時間は13時なので、1時間ほどそこで待ちました。
13:10にバスに乗り込みます。
他に外国人はいません。みんな朝8時のバスで帰ったのでしょうか……?
16:25、何やらバスを乗り換えるように言われます。行きはそんなことなかったけど、ええい、ままよ。さっきより小さいバスに10分ほど乗っていたらアスワンの駅前に着きました。
ホッ。
16:40、アスワンの駅の中にいたツーリストポリスのおじさんにルクソールに行きたいと言うと、もうすぐ電車が出るそうで慌ててチケット売り場を教えてくれました。1人120ポンドだそうです。しかしエジプト人は並ぶということはしません。チケット売り場の前は人だかりです。おじさんも割って入って頑張ってくれましたがチケットは買えそうにありません。
仕方がないのでチケット無しで乗れと言われました。1人160ポンドかかるそうです。遅れては元も子もないので急いで列車に向かいました。道行く人にどれがルクソール行きか聞きながら行きましたが、みんな親切に教えてくれました。
16:45、Ⅱと書いてある列車に飛び乗りました。二等車でしょうか。
間に合えばなんでもいいのでとりあえず空いてる席に座ります。
列車は17時の発車でした。間に合ってよかったです。すぐに車掌さんが改札に来ます。1人100ポンドでした。160は一等車の価格かもしれません。
最初は空いていた列車も、徐々に人が増えてきます。
指定券を持っている人に座席を譲るなどしました。自分の座る席がなくなったらどうしようと不安に思いましたが最後まで座れました。人が増えるにつれ乞食の人がお金をもらいに来たり車内の治安が心配になったので、一等車に乗ればよかったと後悔しました……。女性客が少なかったのが印象的で、かなり好奇の目に晒されました。
20:25、やっとルクソールに着きました。3時間半の長旅でした。
駅で明後日に乗る夜行列車のチケットを買います。1人80ドルです。また電車で行ってもいいのですが、ここは鮎沢の希望で夜行列車の旅としました。
今夜泊まるのはネフェルティティホテルです。
21:00にチェックインして、明日のタクシーの手配をお願いしました。ガイドが必要なネフェルタリの墓も勧められましたが、ガイド料と入場料を鑑みて今回は断念しました。
夕ご飯はホテル併設のレストランを利用しました。Al Sahaby Laneというお店で評判も良さそうです。ミントティー、モロヘイヤスープ、コフタ、フェテェーラ・ラーマ(Feteera Lahma)を注文しました。
モロヘイヤスープは刻んだモロヘイヤのスープで、やさしい出汁を感じる、どこか食べ慣れた味がして美味しいです。
コフタはトルコのキョフテに似た食べ物で、小さなハンバーグのようでした。薄味の仕上げです。
フェテェーラ・ラーマはピタパンのような小麦粉の生地にひき肉やチーズ、トマトを包んで揚げ焼きにしたような食べ物でした。美味しいですが大きいです。
久しぶりにまともな食事を摂れて満足でした。
水を買いに行くと、Hamada bobというタクシードライバーから声をかけられました。自称浜ちゃんで日本語ペラペラです。明日のタクシーは決まっているので、名刺だけもらっておきました。
明日の予習を少しして就寝しました。明日は王家の谷など西側の街をめぐります。