【麒麟がくる・感想】 「駒」編

こんにちは、RYUです!

大河ドラマ「麒麟がくる」の登場人物ごとの感想、今回は「駒」について書いてみました!


駒を演じるのは、門脇麦さん。

大河ドラマでは、2013年の「八重の桜」に出てましたね!

調べてみると、八重の兄・山本覚馬の娘役でした。

今回はヒロイン役ということで、染谷くん同様彼女も大抜擢なのでは!?


伝説の生き物・麒麟の到来を待つ少女、駒。

そもそも麒麟の存在って、彼女の口から初めて語られましたよね。

話は少し逸れますが、今作は麒麟をはっきりとしたイメージで描いていない。

現代のCGを駆使すれば、さも気高く美しい麒麟を描けるはず。

でも、具体的に描かないことでむしろ神秘性が増し、視聴者の想像に委ねている点にすごくこだわりを感じる。

これって、なかなか勇気ある決断だと思いますよ。


話を戻すと、駒は架空の人物だけど、光秀とのシーンがすごく多いですよね!

彼女の命の恩人が、光秀の父・光綱だということも。

まぁ、そうじゃないかと薄々感じてましたが(笑)

それと、光秀に対する淡い恋。

報われない恋って、見ていてやっぱり切ない...。


架空の人物である駒が、なぜここまでクローズアップされるのか?

脚本を担当する池端俊策さんは、おそらく「庶民の目線」から見た戦国時代を描きたいんだと思うんです。

「麒麟がくる」の主人公は明智光秀で、信長秀吉といった英傑たちの活躍が主軸であることは間違いない。

ただ、一方で庶民の暮らしを抜きに戦国時代を語ることもできない。

そういう意味では、駒は今作を象徴する人物であると言えますね。


望月東庵先生に師事する駒は、現代でいう看護師のような存在

庶民の暮らしだけではなく、彼女を通して当時の医療事情も描いているわけですね。

刀傷にはどういう薬草が効くのか?
当時、不治の病はどんなものがあったのか?

駒に注目するようになってから、戦国時代の医療にも興味が湧いてきたように感じています。


芳仁という男から万病に効く丸薬作りを教わる駒。

この丸薬が光秀にどのような影響を及ぼすのか?

今後の見どころの一つになりそうですね!


以上、「駒」編の感想でした!

次回は、光秀の正室・煕子(ひろこ)について書こうと思います。

では、また !

いいなと思ったら応援しよう!