【麒麟がくる・感想】 「明智光秀」編
こんにちは、RYUです!
今年の大河ドラマ「麒麟がくる」。
6月7日の放送をもって一時休止するということで、これを機に感想を書いてみようと思います。
登場人物ごとの感想ということで、まずは主役の「明智光秀」から!
まず、明智光秀が大河の主役になると聞いた時は、それはもう嬉しかった!
これほど有名な人物にもかかわらず、光秀が主役のドラマって少ないですよね。
今回はもう、待ちに待ったという感じ!!
演じるのは、長谷川博己さん。
「八重の桜」では、八重さんの最初の夫・川崎尚之助さんを演じていましたね。
ひょうひょうとした感じが印象的だったなぁ。
今回は光秀役ということで、率直な感想としては素晴らしい!
長谷川さんは品のある顔立ちだから、光秀役が良く似合う。
そして、冷静で思慮深く、伝統を重んじるという自分の中の光秀像とも近い。
一方で、序盤の合戦シーンや殺陣における躍動的な光秀もいたりして、その辺りは斬新に描かれてますよね。
あとすごく気になったのが、麒麟がくるの光秀は「受けの芝居」が多いということ。
自分が主体的に動くというより、誰かの意見を受けて動くという感じ。
道三、帰蝶、信長、高政...。
身分も立場も異なる人たちの意見を聞くことで、光秀は日々考え、感化されていく。
セリフがない沈黙のシーンが多いのは、そういうことなんだと思います。
中でも印象的なのが、主君・斎藤道三との場面。
光秀が道三のことを嫌いというのがこれまた面白い!
確かにあんなケチな主君は嫌だな(^_^;) あと、めっちゃ腹黒いしあの人。
ただ、そんな道三との対話の中でも光秀は様々なことを吸収していく。
光秀にとって道三は、理想の主君ではないかもしれない。
でも、明智光秀という人物に多大な影響を与えたことは間違いないし、道三に対して恩義も感じているはず。
麒麟がくるの前半は、まさにこの二人のシーンに集約される。
二人の関係性が絶妙に面白くて、見る度に引き込まれます。
そんな麒麟がくるが始まってから、すでに20話が経過。(全44話の予定)
光秀はその前半生が不明な点が多く、その辺りはドラマで割と自由に描かれていますよね。
ドラマ前半における光秀は、まだ歴史の表舞台に立っていない状態。
人生のアップダウンで言うなら、今は深く深く沈んでいる時期に当たる。
でも、沈んでいる時期があるなら、そこから大きく飛躍する時期も必ずあるはず。
越前で暮らす彼が、今後どのように歴史の表舞台に出てくるのか!?
「受け」と「沈黙」の芝居に注目しながら、楽しみに待ちたいですね!
以上、明智光秀編の感想でした!
次回は、織田信長編を書こうと思います。
では、また !
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