【麒麟がくる・感想】「望月東庵」編
こんにちは、RYUです!
大河ドラマ「麒麟がくる」の登場人物ごとの感想、今回は「望月東庵」について書いてみました!
東庵先生を演じるのは、堺正章さん。
若手〜中堅の俳優さんが多い「麒麟がくる」において、正章さんのような大ベテランの演技はドラマの重しにもなって良いですよね!
ただ、喋り方がかなり独特。
バラエティの時の正章さんとは違う声色だから、最初の頃はすごく違和感が...。
でも、聞いているうちに中々味のある声だなぁと。何だか不思議な感覚です。
この望月東庵という人は、実在しない架空の人物。
「麒麟がくる」って東庵先生をはじめ、駒、伊呂波太夫など架空の人物が多く登場しますよね。
そして、いずれも主役の光秀と深い関わりを持っている。
ここまで架空の人物を登場させるのは何故なのか?
思うに、戦国時代を「庶民の目線」を通して伝えたいのでしょう。
東庵先生も駒も市井の人間ですしね。
そこに、「戦国時代をより身近に感じてほしい」という製作陣の意図が隠されているような気がします。
京の都では腕利きの医師である東庵先生。
貧しい者から治療代を取らない様は、まさしく「無私の心」。
これは、西郷さんや龍馬さんにも相通ずるものがありますよね!
一方で、博打好きだったりと人間くさい一面も。
この辺りの落差が、東庵先生の最大の魅力なんだと思います!
そんな東庵先生を見ていると、交友関係の広さに驚かされます。
斎藤道三、織田信秀、太原雪斎...。
架空の人物とは言え、名だたる武将に頼りにされてますよね!
ここに、医師としての力量の高さが窺えます。
個人的には、信秀との双六の場面がすごく好きなんですよね。
東庵先生が信秀の最期を見た際の「ひと足先に、お上がりになったか...。」というセリフはグッときたなぁ。
年齢や立場も超えた、奇妙だけど素晴らしい二人の関係を象徴する名シーンでした!
今後の展開としては、助手の駒との関係性が気になるところ...。
最近の駒は万病に効く丸薬作りに勤しんだりと、東庵先生の手を離れて活躍しつつありますよね!
「守破離」という師弟関係を表した言葉がありますが、師匠の教えを受け継いだ駒がどう成長していくのか?
その際の東庵先生の心の動きも含めて今後に注目ですね!
以上、「望月東庵」編の感想でした!
次回は!いよいよ!!斎藤道三!!!
ラストを飾るに相応しい濃厚な感想をたっぷりと書きます!お楽しみに〜。
では、また !