【Levi’s】の歴史と知識のすべて
今回は『ジーンズの歴史』
どのようにして、どんなアイデアで、
服が作られていくのかを
ジーンズの原点でもある
リーバイスに着目してお届けします。
服の知識があるだけで天と地の差が出ますし
など、思っている方には
良い内容に仕上がっています。
色々な知識を拾い集めてまとめたので、
ジーンズの歴史や最低限の知識に関しては、
このnoteだけで網羅できます。
私と同じ世代の方は、
まさに古着ブームのはずなので、
好きな方もいるかもしれませんね。
サンフランシスコに行った時の
写真とかも織り交ぜながら、進めていきます。
このnoteは、下記を参照にしてます。
内容もニッチなので、
なるだけわかりやすく話を進めていきますが、
よく聞くような言葉などには
説明を入れずに書くのでご了承ください。
はじめに
こんにち、ジーンズは現代のファッションの一つとして
必要不可欠なアイテムの一つと言ってもいいだろう。
街中を歩いていても、雑誌に目を通していても、
必ずといっていいほど目にする衣服の一つに
ジーンズがある。
もちろん私もジーンズが好きだし、
あなたもジーンズを愛用しているはずだ。
このように、現代のファッションの
定番中の定番とも言えるジーンズも、
元を辿れば作業着として
作られたというのをご存じだろうか。
実用的な衣服として生まれたジーンズが、
現代ファッションの定番になるまでに
どのような道筋を辿ったのか。
そもそもジーンズは、
いつ、どのようにして生まれ、
どのように進展、進化していったのか。
私は、ジーンズの原点とされる
リーバイス(Levi’s)に焦点を当て、
ジーンズの歴史を遡って捉えなおし、
現代に至る進化の跡を辿ってみることにする。
そして、それを通してジーンズの歴史と、
現代ファッションに及ぼした影響や意義、
魅力について話を進め、考えることにする。
Ⅰ ジーンズの誕生とリーバイ・ストラウス
Ⅰ-① ジーンズの誕生
なぜジーンズが生まれたのか。
1800年代後半、
アメリカでゴールドラッシュにより
力仕事を強いられる人々が多くいた。
力仕事をする人々にとって衣類は消耗品であり、
特にズボンはすぐ破れたり、
穴が開いたりする一番の消耗品であった。
アメリカ開拓時代の
立役者である男たちが待望していたのは、
ハードワークを支えるための丈夫な労働着だった。
そこで人々は、
丈夫なズボンが欲しいと
リーバイ・ストラウスに依頼した。
(当時のリーバイ・ストラウスは雑貨屋)
リーバイ・ストラウスは
船の帆やテントに使われている
厚手のブラウンキャンバス地を使って、
ジーンズの原点となるズボンを試作し、
その試作品が認められることにより、
世界初のジーンズを商品化した。
そして1880年に
現存する最古のジーンズが生産された。
最初、ジーンズは作業着として誕生したのである。
現在のファッションの一つとして
ジーンズを愛用している人の中には、
こうしたことに意識を向けたことのない人も
多いかもしれない。
無論、それで構わない。
ファッションを楽しむのに、
起源や歴史を知ることは、
別段必要なことではないからだ。
それにしても、
このような実用的用途で作られたジーンズが、
どのようにファッションに変貌していったのだろうか。
Ⅰ-② ジーンズの生みの親 リーバイ・ストラウス
リーバイ・ストラウスは、
1829年に現在のドイツの
バイエルン州であるバッテンハイムで生まれました。
1847年、当時17歳であった彼は
アメリカに移住し、ケンタッキー州の
レキシントンで商売を始めた。
1853年にサンフランシスコで
雑貨屋を経営していた彼はある日、
「丈夫なズボンを作ってほしい」
と依頼され、作ったズボンがジーンズの原点となった。
そして1973年、リーバイ・ストラウスと
ネバダのテーラー、
ヤコブ(ジェイコブ)・デイビスが
リベットによる衣服補強法の特許を取得した。
リベットの補強のズボンには今までのジーンズにはなかった
が備えられた。
そして、ニューハンプシャー州の
アモスケイグ社よりデニムを買い付け、
ズボンの素材として使用を開始した。
そして、この時期から、ズボンにデニム地が
使われていくようになったのだ。
ジーンズがこれほど世界中に認知され、
こんにちまで愛用されるとは、
彼も思っていなかったに違いない。
また、労働者からの依頼がなければ、
ジーンズというものが
誕生することはなかっただろう。
ほんのちょっとしたきっかけから、
リーバイ・ストラウスは
ジーンズの生みの親と呼ばれることになったのである。
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