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【4月新制限店舗予選&フラッグシップ優勝】麦わら型白ひげ デッキ解説【全文無料】

はじめに

初めまして、リュークと申します。
普段は和歌山でワンピースカードゲームをプレイしています。
この記事では、私が4月1日の店舗予選と2日のフラッグシップバトルで使用し優勝した麦わら型の白ひげについて解説します。

環境読みとデッキ選択

デッキを選ぶ前に、モビーディック号が規制された後にどのリーダーが流行するか考えました。カタクリ・リンリン・ゾロの3つで過半数を占めると私は予想しました。その予想をもとに、3つのリーダーに5分以上取れるリーダーを考えたところ、白ひげという結論に至りました。
上記の理由から白ひげを4月2日のフラッグシップに持っていくことを決め、各対面相手の動き方を確立させていきました。

使用リストと採用カードの理由

こちらが今回店舗予選とフラッグシップバトルで使用したデッキリストです。

構築のコンセプト
攻めのカードはイゾウ、守りのカードはナミという風に役割を分ける
・サーチを外さないようにそれぞれ18枚ずつサーチ先を入れる
・モビーディックが規制され攻撃面が衰え防御力が必要→カウンター値のないカードは極力入れない
上記3つを意識して構築しました。

ここからは各カードの採用理由になります。

イゾウ 4

攻めのカードをサーチする役割を持たせているため序盤で使いたいカードです。
具体的には後2のアトモス、スピード・ジル、先3の5マルコになります。
このカードから2000以上のカウンターをサーチ出来ない構築にしているため、4マルコが手札にないという状況にでもならない限り中盤以降は1000カウンターとして使用します。
7エースと合わせることでレストの5000キャラまで対応できる点や、ゾロの小型キャラに殴り返せる点も評価しています。

アトモス、スピード・ジル 4

後2で絶対に場に出したいため8枚採用しています。
このデッキの基本方針として、先攻でも先3は5マルコをプレイするのではなく、リーダーに1ドンを付与して7000でアタック、その後残った4ドンでアトモス等をプレイするのを主としています。このプレイをする理由として黄色リーダーやゾロ相手は7000で何回攻撃出来たかが勝率に大きく関わってくると考えたためです。
環境がこの先変化していくと採用枚数が8枚から減る可能性は大いにあります。

4マルコ 4

白ひげというリーダーを使うなら麦わら型、純白ひげ関係なく4枚採用です。このカードより強いブロッカーは恐らく赤にはいないと思います。
黄色リーダーのようにキャラをKOするのが難しい相手には積極的にプレイしていきたいです。
レストしているこのカードを守りすぎるとリーダーへの攻撃を防げなくなるためKOされた後に復活させるかは見極める必要があります。

5マルコ 4

赤色のリーダーを使うなら4枚必須だと思っています。
白ひげというリーダーが出来る限りリーダーに攻撃したい性質上、小型のキャラに構っている余裕がないのをこのカードは展開しながらKOもしてくれるのでとても助かります。
4コストのカードに構うことができる緑系統のリーダーや青イワンコフにはアトモスよりも5マルコを優先してプレイするようにしています。
このカードもまた4マルコと同じで、レストしているのを守りすぎるとカウンターが足りなくなってしまうため見極める必要があります。場にアタッカーの枚数が充分な時は復活しないことも考慮しましょう。

エース 2

何枚採用しようか最後まで悩みました。このカードは調整段階から新環境でも明らかに強いことはすぐにわかりました。今回はカウンター値のないカードを極力入れないというコンセプトで構築していたこともあり2枚となっていますが、白ひげリーダーが環境に増えるなら3枚以上必要と考えています。白ひげ相手のプレイについては各対面へのところに記載しています。
黄色相手のペロスペローや赤色相手のゾロなどの5000アタッカーを下げて、こちらのナミやイゾウといった2000アタッカーにサーチ以外の役割を持たせられるところも素晴らしいです。

ナミ 4

守りのカードをサーチするためのカードです。この構築はサーチ対象が麦わらの一味2000カウンター6枚、ブロッカー、イベントカウンターのみです。序盤から積極的に加えたいカードではないため、手札に4コスト6000キャラがいるならマリガンでキープしますが、このカードのみでのキープはほぼしません。
イゾウと合わせて1コスト2000キャラを8枚入れることで、他のキャラやリーダーが積極的にリーダーを攻撃しやすくしています。

ブルック 3 サンジ 3

ナミでサーチできる2000カウンターです。ほぼプレイしませんが、ナミ相手の時はブルックで他のキャラにドンを付与しながら次のアタッカーを確保することもあります。

チョッパー 4

ナミでサーチできるブロッカーです。黄色が流行っておりシュトロイゼンが採用されているため、麦わらの一味に2コストブロッカーがあればそちらを採用したいと思っているくらいには1コストであることが弱みだと思っています。
今後環境が変化するにつれて枚数が変わるカードです。

お玉 2

麦わら、白ひげで18枚ずつサーチ先を確保したかった関係上2枚採用となっています。
この構築では基本場に出すことはなくカウンターとして使用しています。実際、店舗予選とフラッグシップ通して1回も場に出しませんでした。
5マルコと合わせて5000をKO出来ますが、こちらのリーダーが6000のためわざわざ下げてKOする必要はないです。

マキノ 4

イゾウ、ナミ、チョッパーをアタッカーに変える可能性のある2000カウンターです。
このターンに負けることはないが次のターンでは確実に負ける場合、相手の攻撃を2000カウンターで守れる範囲だとしてもイベントカウンターから先に使い、返しのターンで残しておいたマキノを使って勝ちにいくことは結構あります。

ラディカルビ~~~ム 4 毛皮強化 4

ナミから持ってこれるイベントカウンターです。手札にイベントカウンターが集まりすぎることもありますが、引けないほうが問題と考えるため8枚採用となっています。

不採用カードの理由

・9ニューゲート
環境にカタクリ、リンリンのリーダーが多いと考えていたこと、プレイを複雑化したくないと思っていたことから不採用にしました。

・5速攻ルフィ
このカードを入れることで1ナミに他の役割を与えてしまい、マリガンやプレイ方針が複雑になると思い不採用にしました。
4コスト6000の麦わらの一味を入れていないのも同様の理由です。

・キングデュー
7000で攻撃できるのは魅力ですが、このカードをプレイする先3のタイミングからリーダー7000の攻撃を繰り返したいと考えた点や5マルコの方がプレイしたいと考えたため不採用にしました。

・火拳
白ひげが環境に増えたら欲しいと思っていますが、2日時点では白ひげは少ないと思い不採用にしました。今後入れる可能性はあります。

他に不採用カードで知りたいのがあれば質問をしていただけると追記します。

各対面について

まず最初に、この構築はどのリーダー相手も全て後攻を取ります。最速でアトモス、スピード・ジルをプレイしたいからです。

以下に各ターンの基本的な動きを記載します。

・先後1ターン目
イゾウ、ナミをプレイします。優先順位はイゾウ>ナミの順です。
チョッパーは序盤プレイせず終盤に複数枚置くことを意識します。

・先後2ターン目
先の場合は引き続きイゾウかナミをプレイし7000以上で相手リーダーをアタック、後攻はアトモス、スピード・ジルをプレイし6000でアタックします。

・先後3ターン目
場のリーダー、キャラにドンを付与して7000で相手リーダーをアタックし追加で6000以上のキャラを出します。

・先後4ターン目
この辺りからドンを残すことやブロッカーを出すことを意識し始めます。
場のリーダーやキャラで7000以上でアタックし、チョッパーや4マルコをプレイし1ドン以上残して相手にターンを返すことを意識しましょう。
こちらのレストしている6000のキャラへのアタックは手札1枚のカウンターで守れるなら守りましょう。
手札2枚要求される場合、1回は守っていいですが、2回目からは大人しくKOされる方が無難です。手札が減り後々リーダーを守れないということに繋がります。
後攻が取れている且つこちらの場にナミかイゾウがいて、相手の場に5000以下のキャラがレストでいる場合はエースをプレイします。
エースをプレイすることを選択しても1ドンは残してターンを返すことをまずは意識しましょう。

・先後5ターン目以降
まず相手の場の6000以上のキャラを確認します。6000のキャラはドンの有無に関わらず1000カウンター以上を要求されるためです。
その後相手のドンの枚数から自分の手札にカウンター値がどれだけあればいいか数え、付けるドンの数や残すドンの数、ブロッカーの追加を考えて行動します。
以降はこれを勝つまで繰り返します。

以上が基本的な各ターンの動きとなります。
相手からのライフの攻撃は盾が0になるまでは全て受けてください。ライフが0になってから手札のカウンターで相手のアタックを守って勝ちましょう。

ここからは各リーダー毎に記載していきます。

カタクリ・リンリン


有利です。
相手の5000キャラに仕事がなく、こちらは毎ターンライフが減っていき7リンリン10リンリンを他リーダー相手より強く使えないためです。
こちらの行動としては7000以上で相手リーダーにアタックする、相手のライフへのアタックは全て守らない。この2つを意識すると勝ちやすいです。

赤ゾロ

有利です。
イゾウに加えナミまで入っているため相手のキャラにアタックすることができ、5マルコも引けているとより有利に戦えます。リーダーと6000以上のキャラは相手リーダーを7000以上でアタックするようにしましょう。
赤ゾロ相手の先攻はイゾウ、5マルコをマリガンのキープ基準にしています。後攻は他対面と同じです。

赤エース

五分の認識です。
除去が多いためこちらのキャラをすぐにKOされてしまいます。
勝ち筋としてはマルコをメインアタッカーに据える、トリガーでKOされないように7000以上でアタックする、序盤からマキノを使いナミやイゾウがアタックに参加できる数を増やすなどが挙げられます。

白ひげ

五分の認識です。
モビーディックがないためアタッカーの数が重要になります。6000以上のキャラでアタックする時は、次の相手ターンにKOされないようにブロッカーを合わせてプレイするようにしたいです。
逆に相手のキャラがレスト状態の時はエースでダウンさせ、積極的にキャラにアタックしましょう。リーダーもキャラも全て相手のキャラに攻撃してください。
相手のライフが0の状態でこちらがエースを出す時以外は基本リーダーにアタックで大丈夫です。

終わりに

最後までお読みいただきありがとうございました。自分の思考の整理も兼ねて書いたため、上手く文章に出来ているか不安なところもありますが、このnoteが参考になれば幸いです。
追記してほしいことがありましたらお気軽にコメントやツイッターで言っていただけると、時間を見つけて追記出来ればと思っております。



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