ツインピークスと、彼と彼じゃない人
こんにちは。
休日で、そろそろ衣替えしたいなー
なんて思いながら、飲んでます。
15時。
ダメだこりゃ。
ツインピークスというドラマを、私は全く知らなくて
彼じゃない人に教えてもらいました。
彼の家で観ていて、彼が帰ってきて
「なんでこんな古いの観てるの、懐かしい」
と驚いていました。
アメリカでは毎週やっていたそうな。
友達が教えてくれたんだよ、と言うと
「ねえ〇〇ちゃん、それ絶対おじさんじゃん!
これいつのドラマか知ってる!?
も〜すぐおじさんと遊ぶ〜」
そうだよ。
私はおじさんが好きなのだ。
ツインピークスを教えてくれた人は
出逢ってまだ4ヶ月くらい。
すごく優しくて
私の子どもの話も、仕事の話も
なんでも聴いてくれて、優しくアドバイスしてくれたり、褒めてくれたりする。
同じバツイチで、一人娘がいるのも共通している。
フッ軽だし、車で1時間かかるのに
いつでも来てくれるし
忙しいと言えば理解してくれる。
嘘のない人で、私の知らない話を沢山してくれる
その話がまた、嘘がないから面白い。
一級建築士で高学歴だけど、そんなことは自分から話さない。
ずっと話していたい、そんな気持ちになる。
そしてセックスが最高にいい。
もう、素のままを曝け出してくれるから
気持ちいいときはあられもない声で喘ぐし
顔だってぐしゃぐしゃになってる
だから私も、思いっきり没頭できる。
彼とのセックスがいいけれど、そういうのはできない。
その人とセックスして、何度か泣いた。
気持ちが解放されて、幸せで泣いたし
悲しい過去を思い出して泣いた。
それくらい、私も素を出せるのだ。
その人のことを、好きだと思う。
必要としている。
しかしだ、彼は私に彼がいることを知らない。
私は隠しているのだ。
私が愛しているのは
一生共にしたいと思っているのは
彼だけだから。
世間では、これを浮気と呼ぶのだろう。
けれど私はそんな意識はない。
しかし逆のことをされたら、ものすごく傷ついてこの世の終わり状態になると思うので
そう考えるとものすごく自分勝手よね。
ゆうべ、彼じゃない人とセックスしているとき
好きと言われたので
「でも私のこと好きになるの怖いでしょう」
と言ったら
「なんでわかるの?」
と言っていた。
そりゃ薄々勘付いてるでしょうよ。
女運がない人だと思う。
私の彼は、仕事の話を一切したがらないし
愚痴も言わないし、疲れていても疲れたと言わない。
だから私も、同じでなければと思うし
例えば仕事の相談をしたとしても、彼は全てにおいて自分が正しいと思っているから
その論理で論破されておしまいだ。
それもひとつ勉強になるけど、そうじゃないんだよ。
一人の人に全てを求めるのは、無理なことだと思う。
だから私は、分散する。
これは今に始まったことじゃない、昔からだ。
この人は、この役
この人は、これ担当
その方がいい。
彼じゃない彼も、私と多くを望んではいないだろう。
旅行に行こうとか言ってたけど。
私も行きたい。
絶対楽しいもん。
一人の人に絞ってしまうと
いつか離れていくのが怖くて
その保険が欲しいのか
不満をぶつけて揉めたくないから
その前に分散させるのか
私はとんでもなく自分勝手ではあるけれども
相手によっては、そうである方が私との付き合いが楽なのではないかとも思う。
自分に全部のっかかってこないから。
「女は辛いよ、面倒と思われたくない」
って歌詞があったけど
面倒と思われたくないし
面倒と思われてもいい人が欲しいんだよ。
女なんて面倒くさい生き物なんだから。
他にもいる。
飲む担当、いつでもセックスできる担当
それでいいんじゃない、お互い不満がなければ。
ツインピークスの続き観ようかな。
でもなんだか、彼じゃない人に会いたくなってきた。
なぜだろう。
結局私は、一人になるのが怖くて
けど一人でも居たくて
とにかく自分勝手なのだ。
いつかバチが当たるだろうとも思いながら
おばあちゃんになるまでこのままだろうし
死ぬまでこのままかもしれない。
そういう人間だし、そういう女なのだ。