一度エジプトの事業を止めます。
「世界で勝つ」ために、一度エジプトでの事業をストップすることにしました。今日はその理由と、エジプトでの生活についてお話ししていきます。
エジプト1ヶ月の生活
エジプトでの1ヶ月を振り返ると
をしていました。
最近の生活で言うと
ほぼ毎朝7時オフィスで起床、そして24時まで起業家シェアハウスやコンサルの仕事をし、隙間時間で自分の生活マネジメントから、アポや仮説検証まで同時進行状況でした。まだ、賃貸さえ借りれてません(笑
そこで見えてきた答えとして
起業家シェアハウスのエコシステム化
アラビア語話せるようする
コードかけるようにする
英語マスターする
ことがマストで、最優先だと判断し一度今構想している事業の仮説検証を止めることにしました。
以下理由を述べていきます。
①起業家シェアハウスのエコシステム化
正直、止めた部分としては、起業家シェアハウスの存在が最も大きいです。
私は今「U25起業家シェアハウス」という、起業準備中の人に向けて3ヶ月のアクセラレーターを開催しています。
初めてのオンライン開催して思ったのは
「思ってた100倍大変!!笑」
そもそもリアルの大切さをコンセプトに置いているコミュニティなので、オンラインにしたことによる弊害は予想を超えていました。
エジプトに移住する決断をして1ヶ月も経たないうちに現地入りしてしまったため、オペレーションは急遽オンラインに切り替え、すぐに副業の人を採用し、ドタバタで運営体制を変えました。
参加者の皆んなも、取引先もめちゃ驚いていて、色々とご迷惑をおかけしました。本当に申し訳ございません🙇♂️
その中で当たり前ですが、新しい運営体制になり、多くの問題が発生しました。火を消せば、また違う火の粉がつく状態になっていて、ようやく火が消えた頃に
ようやく
「マニュアルを作ろう!!!」
と決断し、今月はマニュアルを作成しまくる日々を過ごしました。
そしてマニュアルによって運営も円滑に回るようになり、問題は解決されつつあります。
16期に参加する方、参加を考えている方
運営体制は問題はないのでご安心ください🙇♂️
-起業家シェアハウスはやっぱり世界に必要
15期のピッチを終えて、改めてこう思いました。
エジプトに来た当初は正直
「エジプトでユニコーン作るぞ!!!」
という勢いで現地入りしましたが、裏腹に
「起業家シェアハウス潰れたらどうしよう….」
「本当に遠隔で運営できるのかな?」
などちょっとモチベーションも落ちていて、不安だらけでした。
しかし、
Twitterでちょい議論になった時に支えてくれた仲間達
熱いピッチをしてくれた15期の仲間達
を見て、
「やっぱ起業家シェハウスってこの世界に必要だよな」
と改めて認識し、エジプトにいてでも日本の起業家シェアハウスをやり切りたいと思いました。
本当にみんなありがとう。愛している。
-起業家シェアハウスの目指す形
起業家シェハウスの目指す先は
で話しましたが、
直近の目標としては
次世代の若者に代表を引き継ぐ
参加メンバーだけで回るコミュニティ、エコシステムの構築
の2つだと思っています。
僕も22歳とZ世代の中では若くはないので、もっと若いリーダーを就任すること、そして
コミュニティ内で勝手に
マッチング
先輩が後輩に教える
イベントが開催される
など、誰にも依存しない
若手起業家の中での助け合い、仲間づくりのエコシステム
を構築していきます。
「なぜ若手起業家の中でのエコシステムが必要なのか?」
はまたnoteに書こうと思います。
この2つができて初めて、私は気持ちよく次のステップに進めるので
半年以内にこの体制ができるように、爆速で事業を進めていきます!
②アラビア語を話せるようにする
エジプトに来て1ヶ月で思ったことは
「異世界」
もうこの一言につきます。知ってはいたのですが、噛めば噛むほど違いが出てきます。
過去に回ってきた国と比較しても
あまりにもエジプトという国、人の価値観が違いすぎます。
その中で、私はC向けのサービスをやりたく、ヒアリングや友人と話したりしているのですが
英語だけの情報、コミュニケーションではエジプトの2,3割しか理解できないこと気がづきました。
いつも大事な部分の会話はアラビア語だったり、英語だと細かいニュアンスが理解できなかったりなど、そこに課題や人々の根本的な考えがあると感じました。
また、英語がネイティブレベルの人材が少ないこと
公的な書類や新しい法律などはアラビア語で記載されていること
など
結論、スタートアップをやる上で「最終的に信じれるのは自分自身」だけなので、事業を始める前に「アラビア語を学習する」という決断をしました。
後は正直、周りのスタートアップのCEOでアラビア語を話せない人は一人もいないので、まあそういうことだなと思いました。
(そもそもアラビア語圏外の人でスタートアップをやっている人がいない)
半年で話せるようにしてみせます。
③コードをかけるようにする
起業家シェアハウスを運営していても思うのが
結局は人の課題を理解するには
必要最低限プロダクトを開発する⇆FBをもらう
と言うコミュニケーションが最も事業を作る上で効率的だと理解しました。
理由はツイートの通りで、言葉よりも、「プロダクト」という具体的なコミュニケーションで伝えたほうが、その人の根底的なの課題や考えを理解しやすいからです。(営業資料でもいいと思う。)
1ヶ月人と話したのですが、ヒアリングでは全くニーズや課題を理解できず、成果はほぼゼロでした。
従って、
「すぐに開発できる力が必要」と感じ、このタイミングでプログラミングの(Python)勉強を始めました。
あとは、現地のco founderを探すとなるとこれも
「最終的に信じれるのは自分自身」となるので、CTOを見つけるにせよ
自分自身がコードをかける方が良いと判断しました。
前回は3日坊主で終了しているので、今回は頑張ります笑。
④英語をマスターする
私の直近の目標は
日本人最年少で「Y Combinator」に参加することです。
これは割と現実味があります。
なぜかというと、Y Combinatorには必ず「アフリカ枠」があるからです。
アフリカのスタートアップシーンが熱いのはさておき
Y Combinatorの採択会社を見ていると、ここ数年でアフリカの会社が採択され始めています。エジプトのスタートアップも去年2社採択されていました。しかし、周りの話を聞いていてもY Combinatorを知らない人も割といたりする….
となると他地域よりも競合が少なく、かつ倍率が低い中で参加できるのではないかと考えました。
「これはやるしかない!!!」
英語普通に自信あったのに
アメリカに行ったときに、ネイティブと会話できなさすぎて挫折したので必ずY Combinatorに必要なレベルまで追い上げます!!
Y Combinatorの箔がつけば、起業家シェアハウスにも還元ができるので必ずやります!!!
世界で勝つ準備をする
結構ポジティブに書いていますが、現実を連ねると
・起業家シェアハウス事業が落ち着かない
・アラビア語話せない
・コード書けない
・英語力が足りない
=事業をスケールさせる現実味がない
だけなので、目の前のことをまず一歩ずつ突破していきます。
半年〜1年は一旦世界で勝つための準備期間に入るので引き続き応援よろしくお願いします!
ではまた。
【起業家シェアハウス16期生募集中】
【取材記事】
日経新聞
朝日新聞
ABEMA PRIME
【会社概要】
Heimat 株式会社
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