未来少年コナン
NHKで何曜だったか、夜に放送されていた「未来少年コナン」
放送が1978年の昭和53年。
その当時はビデオデッキなんぞ高級な家電は家にはなかった。
最終回を音声だけでもと、ラジカセにマイクを接続してテレビのスピーカーから録音した記憶がある。
モンスリーとダイス船長が結婚するなんて、思ってもみなかった。
敵対していた厳しすぎる女性軍人モンスリーが「ひとりの女性」に戻った。
「ダイス船長」がモンスリーの花嫁姿に「きれいだ」と告げるでもなく、本心からの言葉に、モンスリーが「バカね」と頬を赤らめ照れる場面がたまらなく好きだった。声優さん吉田理保子さんの声も良かった。
コナンはじめ、ラナ、ジムシー、ダイス、モンスリー、レプカ、おじい、ラオ博士、インダストリア、ギガント、のこされ島・・・
かの宮崎駿監督の初演出作品だったと知ったのは、ジブリ作品が世を席巻した後だった。
数年前、アマゾンプライムビデオで全話観ることができた。
あらためて、あらすじの時代背景を調べてみると、
2008年に超磁力兵器で地球が大変動を起こした、その20年後の
2028年がコナンが生きた時代になっていた。
放送された1978年、りゅう坊は16歳。
その50年後の2028年なんて想像もつかない未來だった。
たかがアニメ、空想の世界だが、そのリアルタイムに生きている自分。
不思議な感じがする。
あと5年後の地球。どうなっているのだろう。