もう一度聞きたい この一曲 広谷順子 古都めぐり

りゅう坊が
親元を離れ 就職した頃に出会った一曲だ。

昭和56年に就職したので
その2~3年後の事だと思う。

職場の先輩Mさんが
一押しのアルバムだと勧めてくれた。


広谷順子さん
アルバム「その愛に」


シングルカットされたであろう
一曲目の「古都めぐり」を聴いたときの感動は今でも忘れられない。

それはもう、歌声に一目惚れした。

いや、聴き惚れた。



歌詞は 別れた人と旅をした地をひとりで旅する。
メロディは歌詞にマッチしてドラマチックで、
ギターソロも鳴きが入ってる。


1979年 昭和54年のアルバムだそうだ。

その頃はCDは無く、

先輩からレーコードからカセットテープに
ダビングしてカーステレオで聴いていた。


時は流れ やがて
そのカセットテープもどこかになくしてしまい、
その曲、広谷順子さんの名前も耳にすることはなかった。


今から10年ほど前だろうか、

ふと、思い出したのだ。

「そういえば あの曲、よかったよな~」


誰が歌っていたのかも思い出せなかった。


サビの部分のメロディーと歌詞の一部だけを
頼りに検索してみた。



「斑鳩(いかるが)から飛鳥へと・・・」


ヒットした。

「広谷順子 古都めぐり」



CDになって売られていることがわかり、すぐに買った。

 

初めて聴いたあの頃の情景、

その頃好きだった人への感情。

蘇った。



その後はYouTuberでも見かけるようになったのだが、
衝撃のコメントが・・・


今から数年前に広谷順子さんは病気で亡くなられていたのだ。


りゅう坊の5歳くらいしか違わないのに・・・


広谷順子さん作曲の楽曲が名だたるミュージシャンに提供されていた。
「サーカス」
「中村あゆみ」
「中森明菜」
「浅香唯」
「南野陽子」
「岩崎良美」
「Wink」など。



広谷順子さんのご冥福をお祈りします。

すばらしい曲をありがとう。

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