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クルマの安全装置に頼りすぎるのは危険

車の運転 ヒヤリ・ハット ⑤ です。

クルマの安全装置に頼りすぎるのは危険です。

最近の車の便利な機能のひとつとして、ACC(アダプティクルーズコントロール)という装置があります。(各メーカーによって呼び名は様々かもしれません)
高速道路などで前車との車間距離を自動的に調整してくれる優れモノで、 マニュアル車から長く運転している高齢者ドライバー等の皆さんにとっては、夢のような装置です。長時間運転の疲労を軽減してくれます。

ただ、センサーは前の車は捉えますが、工事現場などの車線規制の看板には反応しないことがあるということです。
前車が車線変更したとき、前方に探知する対象車がなくなり、工事現場に突っ込むという事故が起きているそうです。

最近は、「危険回避は車がしてくれる」という思い込みを誘うようなコマーシャルが流れていますが、 技術には必ず限界があり、盲従すれは事故につながりかねません。但し書きがテレビ画面の下に小さな字で書かれていますね。

今はまだ、車は人が運転し、コントロールする乗り物です。
運転免許は人が取るもので、車に任せられるものではないです。

車の機能を妄信することなく、これまでに培ってきたベテランドライバーとしての運転技術に 楽をさせず、まだまだ人間の五感を鍛えておく必要がありますね。




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