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雪道での車の運転に気をつけましょう
雪国に住んでいる自分ららすると、雪が降るのは当たり前で、それに備えた車の装備や運転の仕方は体に染みついています。
昨日からの南岸低気圧は、日本海側からの低気圧と違い、太平洋側に近い地域に大雪をもたらしているようです。
自分たちが当たり前としている、雪道での自動車の運転の注意点をサラッと紹介します。
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降雪、凍結時の運転は、スタットレスタイヤを履いていたとしても、普段の制動距離の3倍から10倍に長くなります。
ブレーキを踏んでも車が止まらない!
そんな瞬間、慌ててブレーキを強く踏んだり、ハンドルを大きく切ってしまう「急」の付く操作をすると、車の制御ができなくなります。
ブレーキやアクセルは車間距離を十分に取った上で、ゆっくり、やんわり操作しなければなりません。
加えて、市街地や坂道、トンネル、橋の上など、凍結しやすい所があります。どのルートを走行するのかあらかじめシュミレーションしておきましよう。
また、長距離を移動する高速道路などは、事前に通行止めにするなどの措置が取られているようですが、予想以上の積雪があると、先頭の一台がスリップして動けなくなるとすべての流れが止まってしまいます。
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最近よくニュースで見かける光景ですね。
このような事態が発生すると、数時間から数日間、車内に閉じ込められてしまう恐れがあります。
水や食料などの備えが無い状態では命にかかわることもありえます。
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タイヤチェーン、スコップ、手袋、ブースターケーブル、食料、飲料、防寒具などを車内に搭載しておきましょう。
雪国の人間からすると、雪道にノーマルタイヤで走るという感覚は理解に苦しみます(苦笑)
雪の怖さを忘れないでほしいものです。