映画メモ『ビバリウム』
観た映画
タイトル:ビバリウム
監督:ロルカン・フィネガン
脚本: ギャレット・シャンリー
公開(英など):2020年3月27日
主演: イモージェン・プーツ
メモ
冒頭の鳥のヒナは何を意味していたのだろう?
ライムグリーンで統一された家は見る分にはきれいだが、暮らしたくはない
黒髪をぴっちり分けてシャツを1番上まで閉めたマーティンの風貌が最高に不気味で良い
「育てれば解放される」怖い文面だけど、リアルでもそんなもの?
男の子の甲高い声で叫んだり、上手にモノマネしたり……なんの意味が?
土やらなにやらが全て人工物である、というのは想像できるが、地面の下のアレらは一体何?
感想
どんなきっかけでこの映画を知ったのかは忘れたけれど、なぜか2年くらい前からずっと観たかった映画。アマプラでレンタルして観ました。
多分ツイッターで見かけた、マーティンが画面のやや右で笑ってる画像を見たからだと思う。ドラマの脇役とかではないジョナサン・アリスが観てみたかっただけかも。何気にいろんな作品に出ている俳優さんですね。『SHERLOCK』や『ドラキュラ伯爵』のイメージが強いけれど、個人的には『オデッセイ』での彼が印象的。役どころ的にも真面目でピリッと締まった感じで好きでした。
ビバリウムとは、生物本来の生育環境を再現した展示用の容器のことなのだそう。だとしたら、ジェマとトムは展示されている、ということになる? なんのために? 『トゥルーマン・ショー』みたいに誰か外部から鑑賞している人がいるのかな?
完璧な生育環境が再現されていなければならないのだとしたら、男の子が叫ぶのはそうでないことを知らせるサイレンなのかもしれない。ミルクの量が適切ではない。食事をとらなければならない時間である、とか。雲ですら完璧なのだから、メインである人間の生活は完全に完璧でなければ。
映画自体は、異様なほど清潔で謎に満ちていて気味が悪いが、色味は大変かわいいのでフライヤー(?)をロック画面にしました。
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